1 徳島県教育の基本方針

とくしまの未来を切り拓く,夢あふれる「人財」の育成

2 本校の教育目標

 本校の歴史と伝統を踏まえながら、時代や社会の変化に対応した新たな発展をめざして特色ある教育を展開する。その中で、人権を尊重し、確かな学力と豊かな心を身につけ、自信と誇りを持って夢や理想を実現し、社会に貢献できる生徒を育成する。

 城南高等学校は明治8年の創設以来140年余を経過し、その間、多くの逸材を世に輩出してきた歴史と伝統に輝く学校です。

「自主・自立の碑」昭和62年3月9日建立→自主自立の碑

3 本年度の教育方針

 学力向上の推進

  1. スーパーサイエンスハイスクール(文部科学省)の研究指定を受け、理数教育の充実に努める。 
  2. 指導方法の工夫・改善に努め、わかりやすく興味の持てる授業を行い、生徒一人ひとりの能力の
    伸長に努める。 
  3. 自ら考え、自ら学ぶ姿勢を育て、学習習慣の確立により進路目標の実現を図る。 

 人権教育の充実

  1. 教職員の人権尊重の意識を基盤とし、同和教育を人権教育の柱に捉えつつ、個別人権課題の理解と
    普遍的視点の学びを深め、教育活動全般を通じて人権尊重の精神の涵養と実践的態度の育成に努める。 
  2. 家庭・地域との連携を図りつつ人権教育を進める。 

 生徒指導の充実

  1. 全教職員の共通理解のもと、生徒一人ひとりの理解の上に立った丁寧な指導を継続的に行い、
    社会性、規範意識、道徳性の涵養、基本的生活習慣の確立に努める。 
  2. 教職員が協力して、いじめの未然防止、早期発見・対処に努める。 
  3. 家庭、中学校、関係諸機関との連携を密にする。 

進路指導の徹底

  1. 生徒の興味・関心や能力・適性を的確に把握し、生徒が自ら将来を考え、目標を設定してその実現を
   目指す進路指導の充実を図る。
  2. 望ましい勤労観・職業観の育成と必要な学力の伸長を図り、希望実現に向けた細やかな指導を行う。

特別活動の重視

   学校祭などの学校行事、ホームルーム活動、部活動などを通して、教師と生徒また生徒相互間の
   信頼感や達成感を高めるとともに、調和のとれた人間性の育成と自主と協同の精神の涵養に努める。

 情報教育・国際教育の推進

   情報社会に対応できる資質の向上と、情報手段を活用した教育の推進を図る。
   グローバル社会に生きる人間として求められる素養や資質の向上を図る。

環境・防災教育の推進

   自然環境や社会環境との関わりを視点に捉えた防災教育を推進することによって、災害に対して
   自主的に考え行動できる力の育成を図る。

消費者教育・主権者教育の推進

   消費者問題やエシカル消費への理解を深め自立した消費者の育成に努める。
   主権者として教養を身につけ、自ら考え行動できる力の育成を図る。

望ましい校風の樹立

   創立140年を超える県内最長の歴史と伝統を振り返り、先人の業績に感謝し、自主・自立の校風を
   踏まえてさらに新しい教育の創造に取り組む。