第一回徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研究研修会
2024年11月30日 00時00分 [管理者]11月23日(土)13:00~ 「第一回徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研究研修会」が徳島大学理工学部で行われました。「徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研究研修会」は、課題研究を実施するに当たって最も大切である、テーマ決めの実習として、徳島大学理工学部のご助力を得て、本校が主となり実施しております。
県内課題研究の発展のため、県内の高校へ参加を促し、一緒に実施しております。今年度は、県内5校113名の生徒、16名の教員の参加があり、遠方の高校は1校はオンラインで、残りの4校は徳島大学理工学部で対面で実施しました。指導については、徳島大学の先生方8名、TAとして大学院生3名、参加教員16名で指導に当たっていただきました。
内容は、昨年度から改善し、「良い課題研究について」の例を分かりやすく伝えていただきました。さらに「研究倫理について」の講義について、生徒の実態に応じた形に改編し、実施していただきました。「研究倫理について」は、研究ノートを確実に書き、残していくことの重要性などを中心に説明していただきました。
その後、「研究テーマの選び方と研究のすすめ方」について、ブレインストーミングとKJ法によってアイデアをまとめていくという手法を体験的に学びました。研修は3つのSTEPに分かれ、STEP1では、興味があることを自由に上げ(抽象)、STEP2では、その中で、分かっていない解明されていないと思われることを上げ(やや具体に)、STEP3では、どのようにしたら明らかにすることができるか(具体に)各テーマについて班ごとに活発な話し合い、発表が行われました。自分達の興味のあることを研究に発展させるイメージをつかんでもらったと思います。この研修をきっかけとして、各校で課題研究のテーマと研究計画を考えていくことになります。