2026(令和8)年度 硬式野球部活動報告(環境防災活動)
2026年10月16日 14時12分 [教員25]~ 泥臭く粘り強い戦いは、グラウンドの外でも展開できる!! ~
2学期中間考査最終日の10月15日(木)、毎年恒例となっている環境防災活動が行われました。環境防災活動とは、環境防災委員会の委員による避難経路の確認、各部活動および有志生徒による除草および清掃活動です。硬式野球部は毎年、男子硬式テニス部と一緒に学校敷地東側の側溝を掃除しております。
ちなみに、清掃前の側溝は、こんな状況でした。
開始当初は、2年生の部員は「昨年よりまし」と言いながらも、側溝内に雑草が生い茂り、ごみが散乱する様子を見て、そうとうな覚悟が必要だ、という様子でした。原動機付き自転車のタイヤなど、今までに無かったような廃棄物もあり、モラルの低下ぶりに心を痛めつつ、覚悟を決めて側溝内に入りました。2年生は2回目ということもあり、フットワークも軽く取りかかり、迅速かつ丁寧な作業ぶりはこの6年間でも最高のパフォーマンスだったように思います。
1年生は最初は戸惑いながらも、最後まで側溝の中で作業に取り組み、汚泥の撤去作業に取り組みました。例年、硬式テニス部員が北側から、硬式野球部員が南側から作業しており、両部が合流したら片付けに入ろう、と申し合わせて進めています。
今年は例年よりも早く合流しただけでなく、非常に丁寧な仕事ぶりが光りました。作業前の状態を知っている者にとって、劇的な変化ぶりへの感動は大きく、部員たちからは、終了後に「大変というより、むしろ楽しかった」という、奉仕活動後の理想的な感想を聞くことができました。部員たちも、作業中はZONE(ゾーン:理想的心理状態)に入り、粘り強い戦いを展開したということです。
下の写真が、清掃後の側溝です。
今年も千葉県などで豪雨災害が頻発し、多くの死傷者が発生する状況に心を痛めております。この活動が、災害発生のリスクを大幅に減少させ、地域の安全を守ることになります。
この秋季大会では4位という悔しい結果に終わりましたが、大会期間中、部員や指導者がユニフォームを着ている状態で地域の皆様に話しかけられたとき、必ず「頑張れよ」「勝って甲子園に行けよ」と声をかけていただきました。砂埃や声、さらにはナイター照明の光など、近隣住民の方にとってはあまり好ましくない、と思っている人もいるのではないかと思いますが、こうして応援してくださることを当たり前と思ってはいけません。近隣住民の皆様のおかげで野球ができることへの感謝の思いを伝える手段は勝利だけではなく、地域の安全を守るという行動でも示すことができます。
私たちは改めて、地域の皆様に理解していただいているおかげで、安全に学校生活に取り組めることへの感謝を忘れてはいけません。地域の安全のため泥臭く、最後まで戦い抜いた本日の経験を通じて、勝負に勝ち切れる粘り強さを身につけてほしいものです。様々な状況下で迅速に行動し、万が一、甚大な災害が発生したときにも復興のリーダーとして活躍できる部員へと成長してもらいたいものです。
~ 私たちは野球の守備だけでなく、地域の安全も守っている!! ~
《文責》尾形