2026(令和8)年度 徳島県高等学校総合体育大会協賛野球中央ブロック大会
2026年6月9日 11時10分 [教員25]~ 夏の選手権プレテスト・ファイナル この判定をどう成長につなげる? ~
6月5日(金)から、徳島県高等学校総合体育大会協賛野球中央ブロック大会が始まりました。夏の選手権の前哨戦ともいえるこの大会、本校の試合は以下の通りです。
6月6日(土) 城南 6 ー 7 徳島北
《試合の概要》城南は1回表の守備から苦しい戦いを強いられます。四球3つと失策により先制点を挙げられ、安打により2点リードを許します。2回表は2本の安打で3点差とされたところで投手を福島に交代、直後に安打を許しさらに1点は失いますが、その後の試合を落ち着かせます。
3回表に1点を与え、この試合最大の点差となる5点差。このままでは終われない城南は3回裏、下位打線が起点となりチャンスをつかみます。8番臼井が敵失で出塁し、1番坂本の安打と3番橋本歩の四球で二死満塁の場面に4番久米の2点適時打で得点差を3点まで詰めます。そして4回裏、6番和泉、8番臼井の安打と1番坂本の四球で二死満塁。ここで徳島北は投手を交代しますが、最初の打者となる2番小池が走者一掃の右越え三塁打を放ち、ついに同点となります。しかし、その直後の5回表に1点を追加され、1点ビハインドで前半戦を終えます。
7回表に4番打者、5番打者に連続で二塁打を打たれ1点を与え、ここで投手を岡本に交代します。岡本は後続を断ち切り、8回表、9回表とピンチを招きながらも失点を許さない見事な救援投球を展開しました。
城南は8回裏、5番宮本良の安打と7番岡本の犠打で二死二塁。8番臼井が右前に安打を放ち1点差に詰めます。最終回は1番坂本からの好打順。一死一・二塁から久米が右翼方向に安打を放ち、これでサヨナラ勝ちかと思われた場面で痛恨の走塁ミスが発生し、得点はできずアウトを増やすだけに終わります。それでも5番宮本良が死球で繋ぎ二死満塁、まだ一打サヨナラまで見える場面でしたが、最後の打者は外野フライで無得点に終わり試合終了。この大会では2023(令和5)年以来、3年ぶりの初戦敗退となりました。
《試合の総括》四死球や失策による序盤の失点が、最後まで重くのしかかる展開となりました。また、攻撃面ではバントや走塁のミスが目立ち、得点するべき場面で得点できないという悪い流れとなり、この試合では一度もリードしていた場面がありませんでした。ミスは出るものだが、どうカバーするのか。攻守に要所でカバーしきれなかったことから、この敗戦は当然の結果といえます。
「模試は結果より復習が大事」3年生の担任、地理の教科指導に携わる私が普段、校内でよく話すことですが、どの年代においても難しい模試を受験した後、結果に一喜一憂する人を多く見かけます。同じ問題は二度と出ませんが、分からなかったという事実を悲観し放置しているだけでは退化することはあっても絶対に成長することなどありません。逆に、復習で正誤の理由を明確にし、知識として定着させたなら次に別の形で出題されたときの引き出しとして活用でき、今度は正解、得点につなげることができます。
野球でも、同じ場面など二度と起こりませんが、次に同じような勝負どころで結果を出せるのか。日々の練習の中で課題を克服することにより、その可能性は確実に高まります。ただ練習するのでなく、常に試合を意識して取り組むことが、その成果をより高める絶対条件です。
救いはこれが最後ではなく、本番は7月からの選手権であり、あと1ヶ月あるという事実です。もうダメだと諦めるのか、まだダメだと必死に努力し成長するのか。この屈辱的な敗戦がただの思い出作りで終わりなのか、それともエネルギーに変換し躍進への原動力となるのか。そこは各個人の意識が支配し、成果は夏の選手権の出場選手、背番号、勝敗、個人成績という形で現れます。試合後はすぐにバスに乗り込み、学校で練習を行いました。選手権までの残された期間、このままでは終われない、黙っていられないという覚悟が最後の成長を促します。チーム全員がその可能性に懸けて、試合直後から再スタートを切りました。夏はこの経験を通じ、一回り大きく成長した姿を見てもらえるよう、ここからも全力で取り組んでいきます。
皆様、この日もそれぞれの場所から応援いただき、ありがとうございました。
《文責》尾形