突然降ってわいたかのように活動が始まりました!
4月15日(土)の朝、眉山に登りました。本校にとって裏山にも等しいこの山は、生物学的にも地学的にも貴重な場所です。他の山から切り離されている独立峰ですが、シカやイノシシ、サルなどの野生動物やウラシマソウなどの野生植物も見られます。また、世界的に有名なチタン鉱物の金紅石や徳島の鉱物を代表する紅簾石の産地でもあります。
ちょうど一週間後に愛媛県の西条高校を訪ねることになりました。そのときにワークショップを開いてくれて、珍しい鉱物を用いたグッズを作らせて頂けるそうです。そのお礼としてこちらは何を用意すれば良いか。いろいろ考えた末に眉山の紅簾石を拾いに行くことになりました。

有志12名が集まり、かけ声と共に眉山に登りました。露頭の近くに来るとそれぞれ荷物を降ろし、一息入れてから石を探しました。ここの露頭は貴重な物だそうで、割ったり傷つけたりするのは良くないです。そこで、周辺に散らばって紅簾石を含む石片を拾うことにしました。大人数で探したので2時間くらいで20個ほど見つかりました。そのうち質の良い物だけを選んで持ち帰りました。今後が楽しみです。

2月12日(日)、科学部員と理科教員で愛媛県西条市にある市ノ川鉱山跡へ行きました。ここはかつて大規模に稼行していた鉱山跡地で、アンチモンを目的に採掘していた場所です。輝安鉱(スティブナイト)という硫化アンチモンからなる鉱物があり、砲弾の強度を上げたり活字金に用いられていました。やや黒ずんだ銀白色の柱状結晶が見られます。
まず、事務所があった市ノ川公民館へ行きました。館長さんの案内で、当時の貴重な資料や標本を見学させて頂きました。またお土産に少しだけサンプルを頂きました。ありがとうございました。次に、谷川の下流へ下った加茂川で鉱物採集をしました。立派な標本とは言いがたいですが、結晶の付き方など産状がわかるものを拾いました。参加生徒からはとても好評でした。
コロナ禍で自粛していた活動がやっとできるようになりました。これからも少しずつ活動を広げていきます。

2月8日(月)と9日(火)の両日、地学室にて8月の誕生石ペリドットの採集会を行いました。ちょうど1年前に
鹿児島県に出張したとき、現地の海岸で砂ごと採集して学校にて保管していました。8月の科学フェスティバルで用いる
予定でしたが中止となり、代わりに生徒の希望者に解放してペリドット取り放題のイベントをしてみました。
開聞岳から流出した溶岩が潮流に浸食され、海岸線に堆積すると真っ黒な砂浜になります。この黒い砂の中にくすんだ
緑色の粒子が含まれます。それが橄欖石(かんらんせき)であり、宝石質の物をペリドットといいます。なお、橄欖とは
オリーブの実のことです。他にも透明な水晶の欠けらやクロム鉄鉱からなる砂鉄、孔だらけの軽石なども含まれます。
大きさは1~3ミリ程度ですが、たくさん集めてボトルに入れると大変きれいです。
放課後になると興味のある生徒がやって来ました。パットに砂を入れてピンセットでつまんで分けていきます。
ちまちました作業ですが、根気よく続けるとペリドットがたくさん採れます。2時間近くも作業に没頭している人もいて、
かなりの量をボトルに入れて持ち帰りました。皆さんも城南に入学すればここで採集できます。いかがですか?





