競技かるた部 活動報告

競技かるた部 合同練習会(2024年9月28日)

 9月28日(土)に城東高校、城ノ内中等教育学校と合同練習会を城東高校で行いました。普段できない選手と試合をすることで自身の強みや改善点を再確認できたよい機会になったと思います。試合後の振り返りを通じて、自分がどのような状況で強みを発揮し、どの場面で課題が生じたかを具体的に見直してほしいと思います。ただ試合をこなすだけでなく、自己分析を行い、自分自身の進化を促すチャンスとして、これからの練習に積極的に取り組み、次の大きな試合に向けて自信を持って臨めるよう、日々の努力を続けてほしいと思います。

第20回全国競技かるた香川大会(2024年9月22日)

 9月22日(日)に高松市総合体育館で行われた第20回全国競技かるた香川大会にC級で1名、D級に5名、E級で1名の生徒が出場しました。本大会は32名以下のトーナメント方式で行われます。C級は4回戦以上勝利し、優勝または準優勝であればB級参段に昇段でき、D級は3回戦以上勝利し、ベスト4以上であればC級弐段に昇段することができ、E級は3回戦以上勝利し、ベスト4以上であればD級初段に昇段することができます。今回の大会では昇段戦まで勝ち進みましたが、あと一歩のところで昇段できませんでした。今大会の反省を活かし次の大会につなげてほしいと思います。

【競技かるた部】部活動対抗リレー(2024年9月8日)

 9月8日(日)に城南高校グラウンドで行われた部活動対抗リレーに出場しました。選抜された6名がバトンとして大きな札を持ってトラックを走りました。バトンパスの際には大きな札を払った後、礼をして走りました。走らなかった部員もトラックの外から声援を送り、団結力が一層強まったリレーとなりました。

【競技かるた部】第7回大阪なにはえ大会C級(2024年8月18日)

 8月18日(日)に大阪国際柔道センターで行われた第7回全国競技かるた大阪なにはえ大会に1名の生徒が出場しました。本大会は32名以下のトーナメント方式で行われ、3回戦以上勝利し、ベスト4以上であればD級は弐段に昇段することができます。今回の大会では昇段できませんでしたが、少しずつ手ごたえを感じている様子でした。今後に期待しています。

【競技かるた部】第1回徳島大会DE級(2024年8月18日)

 8月18日(日)に鳴門・大塚スポーツパークで行われた第1回徳島大会DE級にD級の部で4名、E級の部で3名の生徒が出場しました。本大会は32名以下のトーナメント方式で行われ、3回戦以上勝利し、ベスト4以上であればE級の部は初段に、D級は弐段に昇段することができます。出場選手はE級では62名、D級では36名おり、E級はE1、E2、E3の3つに分かれ、D級はD1、D2の2つに分かれました。1回戦はE2で江本さんが出場しました。戦況は拮抗し、最後は1枚対1枚の運命戦となりました。自陣の札が読まれ1枚差で勝利しました。

 2回戦はD1で後藤田さん、樋口さん、D2で松本さん、米津さん、E1で宮森さん、E2で江本さん、E3でフリンクさんが出場しました。D級の部では初段の壁は高く善戦しましたが、全員敗れました。E1の宮森さんも近畿総文予選のときから上達していましたが一歩及ばず9枚差で敗れました。E2の江本さん、E3のフリンクさんは順に15枚差、12枚差で勝ちました。

 3回戦はE2の江本さん、E3のフリンクさんが出場しました。勝利すれば初段に昇段できる試合です。緊張やプレッシャーがあるなかでも自分のかるたをしっかりすることができ、E2の江本さん、E3のフリンクさんは順に8枚差、6枚差で勝ちました。

 準決勝もこの調子で押し切りたかったですが、相手も強く、江本さん、フリンクさんどちらも接戦で運命戦になりました。結果、江本さんは勝利し、フリンクさんは敗れました。

決勝は疲労もあるなか、しっかり相手陣を取ったり、相手のミスを誘ったり終始自分のペースを渡さず7枚差で勝利し、江本さんが優勝しました。

結果、城南高校からは江本さん、フリンクさんが初段に昇段しました。おめでとうございます。

【競技かるた部】国民文化祭徳島県代表選手選考会(2024年8月18日)

 8月18日(日)に鳴門・大塚スポーツパークで行われた国民文化祭徳島県代表選手選考会に1名の生徒が出場しました。本選考会は徳島県にゆかりのある三段以上の選手で試合を行い、国民文化祭岐阜大会に出場する選手を選考する大会でした。結果、選考はされませんでしたが、普段ではできない相手と試合をすることができ、多くの経験を得られたと思います。

【競技かるた部】中学生体験入学(2024年8月16日)

 8月16日(金)に中学生体験入学での部活動体験にて2名の生徒が見学にきてくれました。競技かるたのルールの説明から試合の流れを実演しました。また、全国高等学校総合文化祭に出場した生徒の動画を視聴しました。最後は競技かるたの読み札を用いた坊主めくりという遊びをして部活動体験を終えました。参加してくれた中学生のみなさんありがとうございました。

第44回近畿高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門徳島県代表選手選考大会(2024年8月9日)

 8月9日(金)にあわぎんホール(徳島県郷土文化会館)で行われた第44回近畿高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門徳島県代表選手選考大会に9名の生徒が出場しました。本大会は出場者47名から第44回近畿高等学校総合文化祭福井大会に出場する選手8名をトーナメント方式で選考する大会でした。1試合目は1年生の江本さん、柿本さん、フリンクさん、宮森さんが出場しました。江本さん、柿本さん、フリンクさんは相手にペースを渡さず、それぞれ22、15、21枚差で勝利しました。宮森さんはいくつかよい取りがあったものの相手のペースを崩せず12枚差で敗れました。

 2試合目は2年生の石川さん、河野さん、後藤田さん、樋口さん、松本さん、1年生の江本さん、柿本さん、フリンクさんが出場しました。江本さん、柿本さんは有段者相手に奮闘しましたが、それぞれ15、16枚差で敗れました。フリンクさんは終盤まで接戦でしたが、あと一歩及ばず2枚差で敗れました。石川さん、河野さん、後藤田さん、樋口さん、松本さんはそれぞれ23枚差、25枚差、15枚差、21枚差、2枚差で勝利しました。

 3試合目は福井大会への出場権をかけた試合で2年生の石川さん、河野さん、後藤田さん、樋口さん、松本さんが出場しました。石川さんは堅実に取る札を取っていき18枚差で勝利しました。河野さんは中盤からうまく流れに乗れず、12枚差で敗れました。後藤田さんは中盤から相手のペースのまま押し切られ、終盤粘るが7枚差で敗れました。樋口さんは上段者相手に引けを取らず果敢に攻めていきましたが、終盤粘られ運命戦まで持ち込まれ、1枚差で敗れました。松本さんも上段者相手に敵陣を抜くいい取りもありましたが、少しずつ差をひろげられ12枚差で敗れました。

 4試合目は2年生の石川さんが出場しました。落ち着いて試合を展開していき14枚差で勝利しました。石川さんは11月23日、24日に福井県で開催される第44回近畿高等学校総合文化祭福井大会に出場する権利を得ました。世代が変わって2年生中心のチームを引っ張る存在になれるよう頑張ってほしいと思います。

 本大会は3年生が引退して初めて行われる県内大会でした。生徒の中には日ごろの練習の成果を発揮できた生徒もいれば、思ったように試合ができなかった生徒もいました。その中で1年生は初めての県内大会にもかかわらず、自分ができるかるたを精いっぱい行い、負けた後も残って他校の生徒と練習を行い、2年生は全員がベスト16まで勝ち進むことができました。今回の試合の経験を忘れず、できたことは自信につなげて、できなかったことは課題として日々の練習に取り組んでほしいと思います。

第63回全国競技かるた和歌山大会(2024年8月4日)

 8月4日(日)に和歌山ビッグウエーブで行われた第63回全国競技かるた和歌山大会のD級に1名の生徒が出場しました。本大会は32名以下のトーナメント方式で行われ、3回戦以上勝利し、ベスト4以上であればD級は弐段に昇段することができます。今回の大会では昇段できず、苦い結果となりましたが結果を真摯に受け止め、研鑽を積んでいってほしいです。

第48回全国高等学校総合文化祭清流の国ぎふ総文2024(2024年7月31日~8月2日)

 7月31日(水)から8月2日(金)に岐阜県山県市総合体育館で行われた第48回全国高等学校総合文化祭清流の国ぎふ総文2024に徳島県代表として、三将に河野なつめさん(2年生)、六将に石川穂乃佳さん(2年生)が出場しました。本大会は4県1ブロックで5人団体の総当たり戦を行い、各ブロック1位の13県とすべてのブロックの2位の勝ち数が多い県3県の計16県が決勝トーナメントに進み、順位を決めるというものです。徳島県は抽選の結果、茨城県、高知県、三重県と同じFブロックとなりました。

 1試合目は三重県で、河野さんは主将、石川さんは副将との対戦となり、互いに取るべき札を取り、膠着状態が続きました。中盤から試合が動き、河野さんは少しずつ枚数差をつけていましたが、終盤の相手の猛攻に押し切られ、6枚差で三重県主将の勝利となりました。石川さんは相手の陣を抜き枚数差を広げていき、相手の粘りもものともせず攻め切り4枚差で勝利しました。他の試合結果は徳島県の主将が11枚差で勝利しましたが、2―3で三重県の勝利となりました。

 2試合目は茨城県で、石川さんは三将との対戦となりました。序盤はペースがつかめないまま、差をつけられるも中盤で粘り、4~5枚差で終盤戦となり、他の試合も劣勢となってしまいました。茨城県の勢いを止められず、そのまま押し切られ石川さんは8枚差で茨城県三将の勝利となり、結果は0-5で茨城県が勝利しました。

 3試合目は高知県で、河野さんは七将との対戦となりました。序盤から果敢に攻めて札を取っていきますが、相手も負けじと応戦されました。僅差のまま終盤にもつれ込みますが、4枚差で勝利しました。結果は4-1で徳島県は貴重な1勝を挙げることができました。

 Fブロックは1位茨城県、2位三重県、3位徳島県、4位高知県となり、残念ながら決勝トーナメントに進むことはできませんでした。本大会の経験を繋いで、来年度は県を引っ張る代表選手になれるよう練習に励んでほしいと思います。