2020年12月の記事一覧
107HR高大連携授業実施
応用数理科1年生は、12月18日(金)午後、香川大学教育学部の笠先生からオンラインで、課題研究に関する
高大連携授業を受けました。まだ課題研究に着手していない1年生のため、「変数(variables)」をテーマに、
「変数とは何か」(変数を見つけ、複数の変数間の関連性を考えるアクティビティ)、「公正なテストを計画する」
(気柱が発する音について、何をどのように調べるか実験計画を立て、実験を行うアクティビティ)など、
「アクティブラーニング」のお手本となる授業で、生徒は楽しみながら思考と理解を深め、参加していた教員にも
大いに参考となる内容でした。
応用数理科1年生は、笠先生に教わったことなどを参考に、今年度中には各自で課題研究のテーマや目的などを決定し、
3学期~2年次にかけて課題研究に取り組んでいくことになります。
第1回SSH高等学校課題研究及び科学部研究研修会(オンライン)開催
日時 2020年11月24日(土)16:30~19:30
場所 城南高校をホストに各校に配信
本校SSHのミッションの一つとして「地域における科学の中核校」を掲げており、その一環として徳島県の課題研究の
レベル向上を図るべく、徳島大学理工学部の全面的なご協力と、徳島県立総合教育センターや徳島県教育委員会のご助力を
得て、毎年「徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研究研修会」を実施しております。例年は徳島大学で対面での研修会
を行っていましたが、今年はコロナ禍の影響もあり、本校をホストに各校に配信する形で実施しました。
本校を含め、4校から156名の生徒参加があり、各校とも数名の教員が指導に当たりました。各校で6から8班のグループを
つくり、「研究テーマの選び方と研究のすすめ方」について、ブレーンストーミングとKJ法によってアイデアをまとめて
いくという手法を体験的に学びました。研修は3つのパートに分かれ、①当該科目(数学・物理・化学・生物・地学)で
興味があること、②分かっていない解明されていないと思われること、③どのようにしたら調べる(明らかにする)ことが
できるかいう各テーマについて班ごとに活発な話し合いが行われました。この研修をきっかけとして、12月・1月に各校で
課題研究のテーマ決めと班編制および研究の進め方について考えていきます。
なお2月中旬予定の第2回研修では、各校各研究班で課題研究テーマ・仮説・研究方法・予想される結果などをまとめ、
事前提出レポート1枚とオンラインで5分程度のプレゼンにまとめて発表し、大学の先生方からアドバイスをいただくという
内容で行う予定です。第1回に参加できなかった学校も参加可能です。この企画が本校だけでなく、県内高校の課題研究の
向上に少しでも役立てば幸いです。