高大連携事業 徳島文理大学薬学部訪問

 6月25日(火)の午後、高大連携事業の一環として徳島文理大学薬学部を訪問しました。薬学体験実験ということで、薬品分析学研究室の田中好幸先生を中心として6名のスタッフの方にご指導いただきました。
 まず、大学の講義さながらに実験の基本原理の説明を受け、実験計画の立案と化合物の同定を行いました。シンプルに色や臭いなどからある程度の目安を付けることができました。次は、試料を持って7階に上がり核磁気共鳴(NMR)を用いた測定をしました。強い磁場を用いてスペクトルを測り、その結果を分析しました。分裂したシグナルや積分による面積から、化合物の構造決定ができました。
 高等学校では絶対にできない実験ばかりで、参加生徒は貴重な体験ができました。スタッフの皆様に感謝いたします。