2022(令和4)年5月 硬式野球部活動報告(練習試合)

 

日頃は、本校硬式野球部の活動にご理解・ご協力いただき誠にありがとうございます。

新入生もチームになじみ、「一球一心 ~心はひとつ~ 」のチームスローガンを体現する熱い夏の主役となることを目指して、日々の練習に取り組んでおります。

さて、今回は5月に行われた練習試合について報告いたします。

 

 5月 4日(水) 城南 ○ 4 ー  1 ● 加古川西(兵庫)

          城南 ● 1 ー  5 ○ 宮古(沖縄)

 5月 5日(木) 城南 △ 5 ー  5 △ 長田(兵庫)

          城南 ○ 2 ー  1 ● 長田(兵庫)

 5月 8日(日) 城南 ●10 ー 12 ○ 板野

          城南 ○ 7 ー  0 ● 穴吹

 5月15日(日) 城南 ○ 8 ー  1 ● 松山東(愛媛)

          城南 ○ 6 ー  3 ● 松山東(愛媛)

 5月21日(土) 城南 ○12 ー  5 ● 高松桜井(香川)

          城南 ○ 6 ー  2 ● 高松桜井(香川)

 5月22日(日) 城南 ○12 ー  1 ● 香川県藤井

          城南 ● 9 ー 16 ○ 香川県藤井

 5月28日(土) 城南 ○ 4 ー  0 ● 阿南高専

          城南 ○ 9 ー  3 ● 阿南高専

 5月29日(日) 城南 ○ 6 ー  5 ● 松山商(愛媛)

          城南 ○ 9 ー  0 ● 岩国(山口)

~青く澄み渡る令和の空に、伝統の風を吹かせる春~

ゴールデンウィークには、全学年にとって入学以来初めての宿泊を伴う県外遠征を実施することができました。体調不良者を一人も出すことなく、成果を持って帰ることができたのは日頃の自己管理意識によるものです。

また、今月の対戦相手には甲子園出場経験を持つ伝統校が多く、それぞれの学校が持つ伝統のプライドとスキのない戦いぶりを肌で感じつつ、本校の徳島県における野球発祥校としての矜恃と日頃の練習の成果を持って戦いました。

勝利と人間形成を目指し、白球を全員で追いかける生徒たちの姿は時代を超えて美しい。時代は令和ですが、野球草創期の風が吹くような熱戦が展開されました。

特に県外チームとの練習試合後には、バッテリーの投球術や大学受験に向けた学習法の情報交換に至るまで、多岐にわたる様々な交流が行われました。

試合の勝敗や自分の活躍だけでなく、アドバイスを求める相手に対して惜しげもなく自分の引き出しを公開しつつ、相手から得た成長のためのヒントを少しも残さず吸収しようとする姿勢。これは敵、味方という枠を超えてともに上達し、学力の向上につなげ、より野球、人生を豊かなものにしようという野球草創期の先輩方の姿に通じるものであるように思います。

試合内容としては、先月に続き残塁の多さが気になる一方、どんな相手だろうと関係なく自分たちの野球を展開できるという自信と、どんな展開になろうと粘り強く勝利をつかむことができるチームになるための課題を得ることができました。

6月は練習試合以外に、夏の前哨戦となる総体協賛ブロック大会が開催されるなど、多くの実戦経験を積むことが予定されております。夏の選手権初出場の悲願を達成すべく、チーム一同より一層の成長を目指して取り組んで参りますので、皆様、応援よろしくお願いします。

《文責》尾形