令和6年度徳島県高等学校野球優秀選手表彰について(ご報告)

~ 126年目の主将に贈られた 名誉の証 ~

9月5日(木)の徳島県高等学校野球秋季大会開会式・抽選会に先立ち、令和6年度徳島県高等学校野球優秀選手の表彰式が行われました。本校からは前主将の島 凜太朗くんが受賞しました。

島くんは主将として、高いコミュニケーション能力と指導力を発揮し、多様な個性を持った部員をうまくまとめチームを活性化させたことから、部員はもとより指導者からの信頼も厚い部員です。

攻撃面では4番打者として、チャンスの場面では無類の勝負強さを発揮し、春季大会ベスト8進出、選手権ベスト4進出の立役者となりました。

捕手としては、タイプの異なる本校投手陣の持ち味を最大限に引き出すことで相手打者に的を絞らせない秀逸なリードを見せたことはもちろん、強肩かつ確実な送球で高い盗塁阻止率を誇り、多くのピンチを最小限に防ぐことに貢献し、チーム全体の守備力向上に大きな役割を果たしてきました。

学校生活においても時間を有効に活用して学習に取り組む姿勢は模範的であり、2年生では生徒会副会長を務め学校生活の充実に貢献するなど、野球以外の側面でもリーダーシップを発揮する場面が多く見られました。

まさに城南高校硬式野球部の「顔」と呼ぶにふさわしい島くんの受賞はチームにとっても非常に名誉なことであり、来年度も秋季大会抽選会は受賞者も同行、という流れが定着するよう、後輩たちにも後を続く存在になってほしいと思います。

《文責》尾形