2021(令和3)年度 徳島県高等学校野球新人中央大会

 

8月27日(金)、鳴門オロナミンC球場で徳島県高等学校野球新人中央大会が行われました。

本校は中央Aブロックで優勝し、秋季大会のシードがかかるこの大会に1位校としての出場を果たしました。

 

                        ※ 10回はタイブレーク

バッテリー (城)木内、神戸-大西  (徳)安藝、中原-幸坂

 

徳島県の高校野球史によると、かつて城南高校の前身にあたる旧制徳島中学校と徳島商業の試合は「徳島の早慶戦」と呼ばれ、県民でも人気を二分するほどの人気対決だったそうです。その先輩方が築いてきた歴史をつなぐことは本校硬式野球部の使命ですが、迫ることはできたでしょうか。

この試合ではブロック大会までの打撃戦とは違い、両校エースの力投による投手戦が展開されました。

先制を許した後はバッテリーを中心に再三にわたるピンチを守り切り、最少得点差0対1で迎えた9回表に相手のエラーから出塁した走者をタイムリーヒットで返し同点に追いつき、その裏にも一打サヨナラ負けのピンチを迎えましたが好守によりタイブレークに持ち込みました。

10回には1点を取りこの試合初めてのリードを奪いますが、裏の攻撃で逆転され惜しくも敗れました。

結果でいえばシード権を逃した非常に悔しい敗戦ではありますが、それ以上にどこが相手でも対等に戦うことができるという自信と、今度は絶対に勝ち切ってやる、という勝利へのより強い執念がチームの財産となりました。

秋季大会は9月2日(木)に組み合わせ抽選会が行われ、18日(土)に開幕予定です。

夢の甲子園を目指して、日々の練習から意識は「一球一心 ~ 心はひとつ ~」

一戦必勝の姿勢でこの大会を勝ち抜き、秋季四国大会出場、さらに来年春に11年ぶりのセンバツ出場へとつながるよう、練習をするのも厳しい状況の中で戦い切った新人大会を通じて得た自信と課題を糧に、今後の練習に取り組んでいきたいと思います。

新型コロナウィルスの感染拡大が日増しに厳しさを増す厳しい情勢の中、皆様にはマナーを守って応援いただいたことに深く感謝を申し上げます。

これからも熱い野球を展開できるよう取り組んで参りますので、今後とも応援よろしくお願いします。

《文責》尾形