第103回選手権徳島大会1回戦

7月16日(金)、鳴門オロナミンC球場にで全国高等学校野球選手権徳島大会の1回戦、本校は名西高校と対戦しました。

バッテリー (城南)木内-大西 (名西)村上-馬越 

▽本塁打 馬越(名西)

▽三塁打 西川壮(城南)

▽二塁打 馬越、小林、村上(名西)
 

前半は2回以降、早いカウントから積極的に振ってくる相手の強力打線に圧倒され、5回表時点で0-5とコールドゲームまで覚悟しなければならない苦しい展開でした。

しかし、5回裏1死からの連続出塁と振り逃げで1点を返して以降、タイムリー安打と相手の失策などにより逆転に成功しました。

後半はチャンスを作っても追加点が奪えず、逆に7回裏1死2塁から相手4番の2点本塁打により再逆転を許し、最終的には6-9で敗戦しました。

最大5点差の逆転から、改めて野球は何点差がついても諦めなければ何かが起こるということ、勝ち切るためにはさらに力が必要だということを学びました。

これは人生にも通じることであり、引退する3年生はこれから、受験を迎えます。自分の進路決定に向けての戦いの中で今日学んだことを活かし、困難なことからも諦めずに立ち向かっていくことで道を開き、勝ち切るための最大限の準備と努力を積み重ねることで人生の勝利者になってほしいと願います。グランドだけでなく学校生活においても文武両道を貫き、生徒会役員やクラスの中心的役割を果たすなど、全校生徒の模範となる人間性の素晴らしい部員たちは私たちの誇りであり、必ず成し遂げるであろうと信じています。その進路実現に向けて、私たちはしっかりサポートしていきます。

新チームは11人でのスタートとなります。このチームも4月に1年生が入学するまで、12人でやってきたこともあり、少数精鋭のメンバーには一人ひとりが自覚を高めることで、その状況を乗り越える力があるものと信じています。今日のスタメンにもバッテリーをはじめ、2年生が3名。今日の悔しい思いをバネに、秋以降はしっかり勝ち抜けるよう日々の練習に取り組んでいきます。

皆様、それぞれの環境の中で応援いただき、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。

【文責】尾形