「活断層と地震」講義および現地研修
10月に高大連携講座として「活断層と地震」と題した講義と現地研修を実施しました。講師は徳島大学の村田明広先生です。18日(火)に本校で行われた講義では、まず東日本大震災について、先生ご自身が現地入りして調査を行った時の写真を用いて、巨大地震と大津波の被害状況等に関するお話をお聞きしました。それから私たちが直面する南海地震について、発生のメカニズムや地震および津波の被害予想、中央構造線活断層および兵庫県南部地震について詳しくお話しいただきました。そして25日(火)には、応用数理科2年生全員で貸し切りバスにて淡路島まで行き、北淡震災記念公園等で校外研修を行いました。行きのバスの中では中央構造線や淡路島の活断層地形などについて、また北淡震災記念公園では、活断層露頭や震災に遭った住宅などを見学しながら先生にご説明をいただきました。そして明石海峡大橋の下では、断層運動によって巨大な橋脚が1m以上ずれたというお話しをお聞きしました。
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