会議・研修 「活断層と地震」講義および現地研修

 11月に徳島大学総合科学部教授の村田明広先生を講師にお招きして「活断層と地震」と題した講義と現地研修を実施しました。
 まず12日(火)に行われた出張講義では、東日本大震災について、先生ご自身の現地調査をもとにした、地震と津波の被害状況等、そして南海トラフ巨大地震について、発生のメカニズムや地震および津波の被害予想、また中央構造線活断層と徳島県の対応、さらに兵庫県南部地震および2013年4月13日早朝に発生した淡路島地震とその被害状況について詳しくお話しいただきました。
 翌週19日(火)には、応用数理科2年生全員で貸し切りバスで淡路島まで行き、野島断層保存館等で現地研修を行いました。行きのバスの中では中央構造線や淡路島の活断層地形などについて、村田先生が作成された立体画像を用いて、また北淡震災記念公園では、活断層露頭や震災に遭った住宅などを実地見学しながら先生にご説明をいただきました。そして明石海峡大橋の松帆アンカレイジでもお話しをお聞きしました。

 

 

前方右手山の斜面に、野島断層(走向NE-SW)

とほぼ直交する志筑断層があり、神戸淡路鳴門

自動車道は一部がその直上を通っています。

 

 

淡路市のシンボルキャラ「あわ神ファミリー」

の“あわ神・あわ姫”も村田先生の解説を拝聴?