会議・研修 徳島県立博物館現地研修

 応用数理科108HRは11月20日(水)に本校の近くにある徳島県立博物館で現地研修を行いました。今回の研修では特別陳列「みんなの化石コレクション」と常設展示を見学させていただき、学芸員の辻野泰之先生と中尾賢一先生からお話を伺い、質疑応答にお答えいただきました。
 「みんなの化石コレクション」では、県内の化石愛好家から博物館に寄贈された化石や個人のコレクションを多数集めて企画展規模の展示が行われており、徳島とその周辺に産する様々な化石や地質、過去の堆積環境・古気候などを詳しく知ることができました(本校がお世話になっている徳島化石研究会会長・鎌田先生のコーナーもありました)。
 その後、ラプラタ記念ホールで南米産の大型ほ乳類化石を見学し、常設展示では、入り口にある県南の実物大漣痕模型に始まり、縞状鉄鉱層から化石人類に至る、地球史に沿った展示を見学し、先生方からレクチャーを受けました。それから自由時間を取り、各自で興味のあるところを見学してもらいました。先生方には展示室で待機していただき、生徒の質問にお答えいただきました。参加した生徒は、大変熱心に研修に取り組んでいました。
 なお、この見学に際して、お二人の先生方から様々なご教授を賜り、また授業での利用ということで博物館より観覧料の免除を賜りました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。