理科・実験 308HR高大連携授業(出張講義)

 応用数理科3年生は6月21日午後に、徳島大学工学部での高大連携講座・本校での出張講義・本校での時事英語(Travis Frink先生)の3つに分かれて授業を実施しました。
 17名が参加した本校での出張講義は、徳島大学大学院・総合科学部総合理数学科の三好徳和先生をお招きして開催しました。三好先生は、遷移元素の沈殿反応やイオンの呈色等に関する“大学入試によく出る重要な反応”を、演示実験と生徒への発問を織り交ぜ、なぜそうなるのかも含めてご説明くださいました。それから化学に関する様々なトピックスや、クロスカップリング反応の演示実験をしながら、2010年ノーベル化学賞で、なぜヘック・根岸・鈴木の三名が受賞者に選ばれたのかの裏話などもお話しくださいました。そして現役の研究者としての研究への取り組み方と現在取り組んでいる研究の内容、どうやって進路選択をしたのか、高校時代にやっておくべきことなど、様々な内容についてお話しくださいました。
 お忙しい中、本校までお越しいただいた三好先生に厚く感謝いたします。