会議・研修 応用数理科3年 高大連携講座(徳島大学・伏見先生)

 6/17(火)午後、応用数理科3年生はクラスを進路や興味関心によって3班に分け、高大連携講座を行いました。そのうち物理系の班では、徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部教授の伏見賢一先生をお招きして「ニュートリノと宇宙暗黒物質」という内容での出張講座を開催しました。
 高校の50分1コマ×2に合わせて、前半は素粒子物理学の科学史~概容、ニュートリノの理論的予想から発見に至る過程から先端研究まで、ニュートリノを軸に様々な角度でのお話をいただきました。後半は宇宙暗黒物質(ダークマター)検出に挑む伏見先生の研究プロジェクトの最新情報、そして徳島大学での学生生活や将来の進路、研究者として歩んでこられた経験に基づくアドバイスや、研究者に必要な能力など、研究者を目指す生徒にとって役立つお話をたくさんいただきました。なお、伏見先生は大阪大学大学院ご出身ということで、講義の中に関西らしい小ネタをちりばめており、生徒は楽しく講義を拝聴していました。