お知らせ 「世界津波の日 高校生サミット」報告 その4 サミット2日目午前中

サミットtimetable.pdf

 2日目午前中~昼食までのプログラムは、分科会AグループとBグループに分かれて同じ内容を交代で実施しました。我々の属するBグループは、午前中は早朝からフィールドワークや避難訓練などのアクティビティ、その後に分科会が実施されました。屋外の活動が多かったので、天候に恵まれたのは本当に幸いでした。各会場には既に多数の報道関係者が詰めかけていました。
 6:40~ 7:10 朝食
 7:20~ 8:05 バス移動 大方あかつき館駐車場へ
 8:05~ 8:35 津波避難タワー、安政津波の碑 見学
☆まず複合文化施設である大方あかつき館に隣接する津波避難タワーに登り、その後近くの賀茂神社境内にある安政津波の碑を見学しました。安政津波では(東日本大震災と同様に)小規模な津波を伴う前震があったこと、津波は7回襲来し、第4波が最大だったことなどが克明に記され、後世に警告を伝えようとする先人の強い意志が伝わってきました。

宿舎から見た日の出前の太平洋 大方あかつき館前集合
まもなく移動開始 津波避難タワー見学
津波避難タワーの解説 大方あかつき館経由で賀茂神社へ
黒潮町の安政の津波碑 津波碑についての解説

 8:35~ 8:55 体育館へバス移動
            国土交通省津波モデル実験ブース見学
 9:15~10:25 フィールドワーク 高台避難訓練
☆体育館前の国土交通省のブースでは、水槽模型実験装置で3千トンクラスの防潮堤でも大津波で流されるというシミュレーションを体験しました。
 それから地元で普段から防災訓練を行っている黒潮町立田ノ口小学校の先生方と小4~6年生の皆さんのご指導で、最寄りのコウジン山避難場所へ逃げる防災訓練体験を行いました。地元の住民の皆様の声援を受けながらみんなで息を切らせて山を駆け上がりました。
 避難場所についての説明の後、分科会ごとに海に向かって大声で呼びかける「海への雄叫び」を行い、様々な恵みをもたらしてくれる海への感謝と津波に負けないという意識をみんなで共有しました。

メイン会場前にて 待機中にKum Ho 高校の皆さんとお話
国土交通省の津波水槽モデル実験ブース Kum Ho 高校引率の鄭校長先生も参加
田ノ口小学校の取組および避難訓練の説明 緊急地震速報の訓練用警報音で防御姿勢
コウジン山避難場所へ。最短津波到達予想時間はわずか8分。 民家の間の路地を抜けて正面の丘の上へ
10分ほどかかってしまいました B-1分科会の「海への雄叫び」 眼下に会場の体育館
下から見た避難場所 戻ったところで横浜サイエンスフロンティア高校の皆さんと

  10:25~12:25 分科会
☆私たちは特にこの分科会のために準備を重ねてきました。各校8分間の英語発表とその後で質疑応答を行い、分科会報告の総会報告のためのまとめ・意見集約、総会で採択する「黒潮宣言」に対する分科会検討を行いました。
 本校は何とか準備してきた発表を行い、質疑応答、話し合いなども、英語に悪戦苦闘しながらではありましたがこなすことができました。

B-1分科会会場の様子 宮城県古川黎明中学・高校
横浜サイエンスフロンティア高校 徳島県立城南高校
Hainan Overseas Chinese Middle School 錦湖(Kum ho)高校
Basic Education High School 質疑応答・討議
質疑応答・討議 質疑応答・討議
質疑応答・討議 質疑応答・討議
質疑応答・討議 質疑応答・討議

12:25~13:10 昼食
☆活動中のインタビュー取材は自粛することになっていたので、分科会後~昼食中にマスコミ取材がありました。また昼食を取りながら分科会メンバー同士の交流を深めることができました。

テレビインタビュー取材 テレビインタビュー取材
Hainan Overseas Chinese Middle School のメンバーと Hainan Overseas Chinese Middle School のメンバーと

その5に続く