会議・研修 応用数理科1年 高大連携講座 (徳島大学大学院総合科学研究部)

◇総合科学研究部 教授 大橋眞 先生 ・ 渡部稔 先生
 3/21(火)午後、応用数理科1年生は化学・生物の2分野に分かれて高大連携講座に参加しました。生物の生徒は徳島大学から先生方をお招きして本校生物教室にて「マウスの解剖」実習を行いました。
 大橋先生のレクチャーの後、実際にペアワークでマウスの解剖を行い、実践的にその技能を学ぶとともに哺乳類の身体の構造について理解を深めました。過去の実習では実習前にギブアップした生徒もいましたが、今年の18名は生物への高い興味関心や、医学部等医療系および獣医師などへの進路希望を持っている生徒が多く、ちょっと涙目の女子を男子がペアとなってフォローする場面もありましたが、お互いに協力して全員が実習・観察・スケッチに最後までとりくむことができました。
 生徒からは「教科書や図表だけではわからなかったことが理解できた」「マウスが99%人間と同じだということを知って驚いた」「大切な命を無駄にしてはいけないと思い、積極的に多くを学ぼうと思った」「命が失われることに悲しさを感じたが、今の医学の進歩は動物たちの命のおかげだということを改めて実感した」など、新たなことを知った驚きや命について考える機会となったといった旨の感想が寄せられました。
 熱心にご指導いただいた大橋先生、渡部先生、実習に一緒にご参加くださりアドバイスをいただいた栗原先生、村本先生、パオ先生に感謝申し上げます。