理科・実験 SSH生徒研究発表会参加

 8月9日(水)・10日(木)、平成29年度SSH生徒研究発表会が神戸国際展示場で国内外231校参加のもと開催されました。本校からは「防波堤の形状における波高減少効果」を研究している応用数理科3年生4名が参加しました。
 初日は開会行事に続き、昨年度応用数理科1年生のJ-Linkツアーで訪問した理化学研究所多細胞システム形成センターの網膜再生医療開発プロジェクトリーダーである高橋政代先生から「iPS細胞で明日をつくろう」と題した基調講演がありました。その中では次世代の研究者である高校生に向けて「行きあたりばっちり!」「できると信じるプレーヤに!」とのメッセージをいただきました。その後会場を移動し、ポスター発表を行いました。発表は午前・午後合わせて5時間半あり、多くの方々に自分たちの研究を聞いてもらうことができました。ポスター発表終了後、全体発表校6校の選出と講評があり、1日目を終了しました。
 2日目は全体発表校による6本の口頭発表がありました。どの研究も高度な内容で深い考察がなされており、会場からの質問も大変活発で参加生徒も大きな刺激を受けていました。その後1時間のポスター発表の後、表彰式がありました。生徒投票賞12校・ポスター発表賞21校・奨励賞6校・審査委員長賞3校・科学技術振興機構理事長賞2校・文部大臣表彰1校が表彰され、全体講評をもって全日程を終了しました。残念ながら本校は表彰に至りませんでしたが、是非今後の課題研究で表彰を目指してほしいと思います。