中学生対象理科実験教室(オンライン)開催

 10月3日(日)13:00から、本校主催の中学生対象理科実験教室を開催いたしました。本年度もコロナ禍の影響を受け、オンラインでの実施となりましたが、県内7校から20名の中学生に参加いただきました。実験教室を担当するのは講師役を希望する本校応用数理科1・2年生24名です。参加者には事前に実験キットを送付し、学校長あいさつ・学校紹介の後、3ブースに分かれ3つの実験を体験してもらいました。実験内容は以下の通りです。

 物理・・・簡易分光器を製作し、太陽や蛍光灯・液晶画面に含まれる光を観察する。
 化学・・・電池を製作し、金属のイオン化傾向を調べた。無機物質のゲルを作った。
 生物・・・ギムネマ茶とミラクルフルーツを使い、味の受容の仕組みを理解した。
 地学・・・岩石の密度測定の方法について調べ、地球内部構造について考えた。

 本校生にとっては、実験手順の説明を工夫したり、その仕組みを理解してもらえるスライドを製作するなど、主体的に探究するスキルの向上につながりました。また参加した中学生にとっても高校理科の内容に触れることができ、winwinの有意義な時間が過ごせました。参加された中学生が本校に入学し講師役を務める事例は数年続いており、このことが来年も続いてくれることを期待しています。