8月6日化石採集フィールドワーク

令和3年8月6日、応用数理科1年生を対象に化石採集フィールドワークを実施しました。

今回は、徳島県那賀町臼ヶ谷周辺で層孔虫化石の採集に取り組みました。

講師に徳島化石研究会会長の鎌田誠一さんをお招きし、採集できる化石や採集方法の説明をしていただきました。

層孔虫類は古生代オルドビス紀(約4億9000万~4億4300万年前)に出現し、デボン紀にかけて世界中の海に広がった造礁性生物で、暖かく水の静かな礁原や礁湖内に多く生息し、中生代白亜紀末(約6500万年前)に絶滅しました。ここでは、中生代ジュラ紀~白亜紀の地層が見られ、層孔虫類の化石が産出するそうです。

生徒たちは一生懸命探し回り、化石を採集していました。107HRの担任の近藤先生が大きな層孔虫化石を見つけ、生徒が驚いていました。

これを機に地球史について興味を持ち、将来、地球科学を専攻する学生が出てきてくれると嬉しいです。

講師の鎌田先生、本日はありがとうございました。

今回の化石採集フィールドワークについては、以下の化石研究会のHPにも掲載されております。

http://www7b.biglobe.ne.jp/~fossil-kamada/sub6.html