第45回全国高等学校総合文化祭自然科学部門参加

 7月31日(土),和歌山県の近畿大学生物理工学部で開催された総文祭自然科学部門に本校生徒2名が参加しました。校内での選抜の結果,本大会には物理部門に「温度によって水の音の振動数はことなるのか」を発表することになりました。今年度はコロナ感染症対策のため発表者2名の人数制限があり,研究をすすめた4名のうち2名での参加となります。お茶をコップに注ぐとき熱いお茶と冷たいお茶では音が異なることに気づき,どのような条件下で違いが生じるかの研究です。
 10:00に受付・機器確認をし,11:00から開会式・記念講演の後,12:00~15:00に口頭発表12分・質疑4分に臨みました。審査員から突っ込んだ質疑がありましたが,なんとか対応することができました。15:30~16:30は巡検で近畿大学生物理工学部の3つの研究室(機能生体分子研究室・医療機器学研究室・植物育種学研究室)でそれぞれ1時間研修を受けました。スーパーコンピューターの仕組み体験,エクモ等の医療機器についての説明やパルスオキシメーターでの酸素濃度の測定,イネの突然変異や電子顕微鏡の操作体験など貴重な経験をすることができました。非常にハードな1日でしたが,コロナ禍の高校生活のなかとても貴重な体験ができました。