平成24年度
活断層と地震」講義および現地研修
10月に徳島大学の村田明広先生を講師にお招きして「活断層と地震」と題した講義と現地研修を実施しました。
まず2日(火)に行われた出張講義では、東日本大震災について、先生ご自身が現地入りして調査を行った時の写真を用いて、巨大地震と大津波の被害状況等に関するお話をお聞きしました。そして喫緊の課題である南海地震について、発生のメカニズムや地震および津波の被害予想を、さらに中央構造線活断層および兵庫県南部地震について詳しくお話しいただきました。
翌週9日(火)には、応用数理科2年生全員で貸し切りバスで淡路島まで行き、野島断層保存館等で校外研修を行いました。行きのバスの中では中央構造線や淡路島の活断層地形などについて、村田先生がphotoshopで作成されたアナグリフ立体画像を用いて、また北淡震災記念公園では、活断層露頭や震災に遭った住宅などを実地見学しながら先生にご説明をいただきました。そして明石海峡大橋の下では、断層運動によって巨大な橋脚が1m以上ずれたというお話しをお聞きしました。
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