2024年11月の記事一覧

令和6年度第2回小・中学校対象 地域フィールドワークの募集は締め切りました

 第2回地域フィールドワークへのお申し込み、誠にありがとうございます。早々に定員に達しましたので、今回は募集を締め切らせていただきます。化石の採集場所がせまいため、人数制限をしております。ご理解ください。

 フォームから送信できた方は申し込みが完了しています。12月15日(日)9時に、道の駅ひなの里かつうらの駐車場西側(トイレ前の辺り)にて受付します。そこから各自で移動するので車でお越しください。場所の詳細はそのときにお知らせします。なお、ご家族であれば未就学児も参加可能です。ただし、せまい谷間なので保護者の方は目を離さないようにしてください。負傷されたときの対応はできかねます。また、防寒着や飲料等はご持参ください。

 いくつかご質問がありましたので回答いたします。ご自身で採集した化石はすべて持ち帰ることができます。道幅はせまいですが、ファミリーカーでも何とか通行できます。しかし、なるべく小さめの車が良いでしょう。昨年度はアンモナイトが見つかって皆さんが熱中したため、解散したのが予定を過ぎて13時でした。今回もそうなる可能性があるので、気になる方は軽食を準備されたら良いと思います。

 それではよろしくお願いします。皆さんにお会いできるのをスタッフ一同が心待ちにしています。

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令和6年度 第2回小・中学校対象 地域フィールドワークのご案内

 12月15日(日)、勝浦町にて第2回地域フィールドワークを実施します。下記のリンクから入り、QRコードからお申し込みください。参加する小・中学生全員のご氏名を記入してください。なお、未就学児であってもご家族であれば参加いただけます。その際は必ず保護者が付き添ってください。

 当日は9時に道の駅「ひなの里かつうら」に集合して受付します。西側のトイレ辺りになります。その後に現地までご家族ごとに車で移動します。なお、道が細くてせまいためできるだけ小型の車両をおすすめします(7人乗りのファミリーカーでも通れますが、道幅に充分お気を付けください。)。

 現地ではアンモナイトやシダ植物の化石を探します。石を割るためハンマーは必須です。少し暗い谷間に入るためかなり冷え込むので防寒着の着用をおすすめします。12時には終了して現地解散とします。なお、天候により中止するときは、13日(金)にこのHPにて連絡します。また、当日においても天候不順な場合は途中で中止することもあります。ご了承ください。

 別件ですが、13日(金)の夜に第3回天体観測会を実施します。そちらもご覧ください。以上、よろしくお願いします。

申込フォーム入り口 → https://forms.office.com/r/ebx9QwQwqe

R6 小・中学生対象地域フィールドワークご案内(第2回).pdf

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令和6年度 第3回小・中学校対象 城南高校天体観測会のご案内

 12月13日(金)、本校駐車場にて第3回天体観測会を実施します。下記のリンクから入り、QRコードからお申し込みください。なお、未就学児であってもご家族であれば参加いただけます。その際は必ず保護者が付き添ってください。

 当日は本校の玄関で受付します。その後、1F大会議室にて簡単なレクチャーを行い、校舎北側の駐車場にて説明を受けながら望遠鏡で月や惑星などを観測します。かなり冷え込むので防寒着の着用をおすすめします。天候により中止するときは、当日の午前中にこのHPにて連絡します。

 別件ですが、15日(日)には第2回地域フィールドワークとして、化石採集ツアーを実施します。そちらもご覧ください。以上、よろしくお願いします。

 申し込みフォーム入り口→ https://forms.office.com/r/Qtx1mcifJd

R6 第3回校内天体観測会(小中学生対象).pdf

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令和6年度 科学の甲子園徳島県予選に出場しました

今年度は9校22チームの出場で本校からは2チームが出場しました。

  

筆記試験では、教科書の内容を答えるのではなく、教科書や授業で習ったことを使いながらさらに深い知識を問う問題が出されました。

生徒たちは苦戦しながら、頭を悩ませながら一生懸命解く姿は頼もしいものでした。

筆記試験の後は昼食をはさんで午後から実技試験でした。

  

どの学校もしっかりと考えられたものばかりで、教員の私も感心するような装置もあり、生徒の発想力は素晴らしいですね。

 

結果としては惜しいところでしたが、これからの学校生活等で今日まで頑張った経験値をいかしてほしいです。

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阿南市科学センター主催の科学の祭典にてブースを開設します!

 来たる11月23日(土)と24日(日)に、阿南市那賀川町にある阿南市科学センターにて、「青少年のための科学の祭典2024徳島大会」が開催されます。城南高等学校SSH推進課並びに科学部有志は、今年も徳島鉱石クラブと共催してブースを開設します。

 昨年と同様に「宝石を探そう」と題して、黒砂から透き通ったペリドット(かんらん石)をピンセットで採り、小ビンに入れてストラップを作ります。今年はチケットが不要ですから、無料で作ることができます。およそ20分で、下記の小ビンくらいの量が採れます。同じ砂に含まれる水晶の欠けらを少しだけ混ぜるととてもきれいな色合いになり、光に透かして見ればキラキラと光ります。

 ペリドットは8月の誕生石で太陽の石とも称され、幸福・希望・平和など明るさを持った石言葉があります。これをご覧の皆様、ぜひお越しください。スタッフ一同、お待ちしています。

 

 

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第81回科学経験発表会に参加して

 11月2日(土)、徳島県教育会館において科学経験発表会が開催されました。これは県内の小・中・高等学校の児童生徒たちが日頃の研究成果を一堂に発表する場です。本校から4つのグループが高等学校の部に出場しました。

 発表会場は満員でした。所狭しとイスと机が並べられていて、通行するにも難儀しました。各班とも廊下に出て打ち合わせの真っ最中です。発表原稿を何度も見直していますが、気になる部分があってパワポの文言を修正したり、データのグラフや画像を差し替えたりしていました。そして、開会式の後に最初のグループから発表が始まりました。

 発表の持ち時間は20分で、その後に質疑応答があります。物理・化学・生物・地学の各分野を代表する審査員から、生徒たちに容赦のない質問が飛び交います。しどろもどろになってしまったり、頭が真っ白になってなかなか答えられないときもありました。しかし、どのグループも詰まったりどもったりしながらも何とか回答を返すことができました。

  参加したのは次のグループです。

(1)ゆこう非可食部の有効利用とその効果・・・ゆこうからフードペーパーをつくる

(2)アオサの生育と河川水の成分との関係・・・アオサノリの陸上養殖に適した水質を調べる

(3)オオカナダモの紅葉・・・クロロフィル量と光の関係を調べる

(4)摩擦によるドミノの転倒速度の違い・・・床板の材質とドミノの転倒速度の関係を調べる

 予定時間を大幅に超過したため審査会は開かれず、後日に入賞者を各校に伝えることになりました。その結果、(2)のアオサノリが特選に選ばれ、他の3つも入賞しました。よく頑張ってくれました。次は来年に向けてさらなる研究に勤しんで、もっと素晴らしい成果を上げることでしょう。

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先輩ようこそ!進路相談(医学部)

 11月中旬のある日の放課後、化学室に医学部志望の生徒が集まりました。平成時代に本校を卒業して医学部医学科に入り、この度県外の病院に就職することが決まった先輩が来校しました。そこで、この機会に将来の「お医者さん」を目指す生徒に対して、医学部のことや医者になるために必要なことなどをレクチャーして頂きました。

 先輩からは医学部とはどういうところか、医者になるというのはどういうことか、どのような苦労をしたかなどを教えてもらいました。在校生からの質問として、医学部に合格するためにどのような学習方法をとったのか、医者としての生活はどうのような感じかなど、予定時間を超過してまで熱心なやりとりがありました。

 先輩に尋ねると、実家にはまだ帰らず先に本校に直接来られたとのでした。後輩のためにそこまでして頂いて感謝しかありません。ありがとうございました。後輩諸君はこれを機により一層精進して勉強を頑張ってください。

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中学生対象理科実験教室を開いて

 10月20日(日)に、中学生を対象とした理科実験教室を開催しました。参加者は、中学生10名、スタッフの在校生14名、教員7名です。開会行事の後、前半は物理と生物の選択、後半は化学の実験を行いました。

 物理分野では、静電気の発生実験や実体験をしました。ピリッという刺激があり、髪の毛が逆立つ様子も見られました。生物分野では、顕微鏡を見ながらゾウリムシの繊毛運動を観察しました。水中では高速で泳いでいるゾウリムシを観察しやすくするために、様々な試薬を加えて動きを遅くさせるなどのコントロールを行いました。

 化学分野の実験では、いくつかの温泉の成分を体験しました。本県でも神山町にあった次郎銅山跡から酸性泉が湧き出ています。pH3くらいとかなりの強酸です。石灰石を加えるとCO2を発生し、人体の皮脂に見立てた脂に加えると分解されました。一方で、旧西祖谷山村(現在は三好市)の祖谷温泉では炭酸水素泉が湧き出ており、指を浸けると少しヌルヌルしました。他には、医薬品としても用いられるヨードホルムやサリチル酸メチルを合成しました。臭いをかげば、病院で治療時にぬられたり捻挫したときに貼られる薬品であるとわかりました。

 最後に少し時間を取って、中学生と在校生との交流会をしました。互いに向き合ったり車座になって、学校のことや部活動のこと、志望理由や今日の実験のことなどを話し合いました。こうして和やかな雰囲気のまま終了しました。

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