2024年6月の記事一覧

第19回徳島県高等学校小倉百人一首かるた選手権大会(2024年6月9日)

 6月9日(日)城東高校の柔道場で選手権大会(団体戦)が行われました。城南高校は抽選の結果、予選はBリーグで、初戦は徳島北高校と対戦し、7将の松本さんが全体を引っ張っていき、流れを作りました。6将の樋口さんは主将相手に引けを取らず善戦しました。この勢いのまま中盤も流れを逃さず押し切り5-0で勝利することができました。

 2回戦は城北高校と対戦しました。主将の石川さんは序盤から押し切り10枚差で勝ちましたが、3将の後藤田さん、4将の林さんは相手のペースを崩せず、それぞれ20枚差、14枚差で城北高校が2勝をあげました。後2勝が必要なところで副将の河野さん、5将の竹原さんにゆだねられました。相手陣を抜くよい取りもありましたが、あと一歩及ばずそれぞれ5枚差、4枚差で城北高校が2勝をあげ、1―4で城北高校の勝利となりました。

 結果、予選Bリーグを2位通過し、準決勝の相手は城東高校となりました。試合は接戦となり、残りの枚数が後半に差し掛かる22枚の時点で竹原さん、河野さん、石川さん、後藤田さん、林さんの順に10―12、11―11、15―7、14―8、12―10(左が城南高校)であり、どちらが勝ってもおかしくない状況でした。まず流れをつかんだのは5将の竹原さんです。得意の攻めで敵陣をどんどん抜いていく。流れを渡さず9枚差で貴重な1勝をとりました。しかし、3将の後藤田さん、4将の林さんは離されないように粘りましたが、それぞれ10枚差、8枚差で城東高校が2勝をとりました。主将の石川さんは劣勢が続いていましたが、中盤から猛追し、3-3で追いつき、副将の河野さんは終始接した展開となり、それぞれ運命戦になりました。結果、3―2で城東高校の勝利となりました。

 3位決定戦は城ノ内中等教育学校となりました。残りの枚数が後半に差し掛かる25枚の時点で後藤田さん、石川さん、林さん、河野さん、竹原さんの順に10―15、19―6、9―16、19―6、16―9(左が城南高校)であり、後藤田さん、林さん、竹原さんは苦しい展開となりました。石川さん、河野さんはペースを崩さずそれぞれ15枚差、14枚差で勝利しました。竹原さんは相手に押し切られ、10枚差で城ノ内中等教育学校の1勝となりました。終盤になり、後藤田さんが追い上げむなしく5枚差で城ノ内中等教育学校が2勝を挙げ、勝負の命運は4将の林さんにゆだねられました。中盤までは苦しい展開でしたが、じわじわと枚数差をつめていき4-4で追いつき勢いそのままに3枚差で勝利し、城南高校を勝利に導きました。

 結果、城南高校は第3位という成果を挙げました。来年はさらに記録を伸ばせるよう日々研鑽に努めてほしいと思います。

第29回全国高等学校文化連盟小倉百人一首かるた四国大会(2024年6月8日)

 6月8日(土)香川県髙松総合体育館で行われた四国大会に2名出場しました。本大会は各県の代表者5名の団体戦で3勝したチームの勝利というルールになります。第1試合の高知県との試合には河野さんが出場し15枚差で勝ちをおさめ、チームも4対1で勝利しました。第2試合の香川県との試合には河野さんと石川さんが出場し、河野さんは2枚差、石川さんは6枚差と終盤で押し切り勝ち、チームも4対1で勝利しました。第3試合の愛媛県との試合には河野さんと石川さんが出場し、河野さんが11枚差で敗れ、石川さんが10枚差で勝ち、チームは2対3で惜しくも敗れました。最後、愛媛県に敗れはしましたが、準優勝することができました。

【競技かるた部】初心者講習会(2024年5月25日)

 5月25日(土)内町公民館で行われた初心者講習会に5名の生徒が参加しました。阿波かるた会の有段者の方から構え方や払い方、試合での戦術などを実演しながらご指導いただきました。その後、参加者同士で試合を行い、学んだ内容を実践しました。一歩ずつ成長してほしいと思います。

【競技かるた部】第48回全国高等学校総合文化祭徳島県代表選手選考大会(2024年5月25日)

 徳島県代表選手選考大会5月25日(土)あわぎんホールで行われた全総文予選に3名の選手、強化の部に1名の選手が出場しました。予選では5試合を行い、石川さんが自分の強みである鋭い攻めで試合のペースをつかみ、他を寄せ付けない強さで優勝しました。また、強化の部では河野さんが共に全総文岐阜大会に出場する選手としのぎを削り、第3位となり3将の座をつかみ取りました。この2名は6月8日(土)香川県髙松総合体育館で行われる四国大会、7月31日(水)~8月2日(金)岐阜県山県市総合体育館で行われる全国総文に出場します。徳島県代表として頑張ってほしい。