全国総文祭写真部門に出場して

 8月2日(月)~4日(水)の日程で、和歌山県で開かれる全国大会に行ってきました。昨年度の県高文祭で優秀賞を頂き、県の代表に選ばれたので今回の出場となりました。初日は徳島港からフェリーで和歌山に渡り、そこから紀ノ川沿いに50km進んだ橋本市の会場に移動しました。開会式・講演会の後に生徒だけの交流会があり、京都や静岡の高校生と距離を少し置いて様々なことを話しました。また、全国から集まった優秀作品を見ながら感想を述べたり、質問したりしました。

 

 

 2日目は各校毎に自由な撮影会です。私たちは和歌山市内を散策することにしました。黒潮市場やポルトヨーロッパのあるマリーナシティは後回しにして、「ネコ駅長」に会いに行きました。わかやま電鉄貴志川線の終点「貴志駅」には有名な駅長さんがいます。種族はヒトでなく本物のネコです。今は二代目の「にたま」と四代目の「よんたま」がいます。おとぎ話のような電車に揺られること50分で終点に着きました。

 駅の周辺や電車の中はすべて被写体です。どれもこれも興味をそそられどこから撮ろうか迷うくらいでした。10時になり駅長さんの出勤時刻となりました。ガラスの窓越しに少し不機嫌そうな駅長さんがいました。すぐに撮影開始です。気分が優れないとどこかに行ってしまうので、あわてていろいろなアングルから撮影しました。ありがとうございました。その後もう1つの目的の「たま電車」を撮りに行って、この日の撮影を充分満喫しました。

 

 

  最終日は閉会式と表彰式がありました。残念ながら入賞できませんでした。また次回に頑張ります。

 帰りのフェリーまで時間があったので高野山へ行きました。深い山の中なのに学園都市のような町並みでした。それでもメインストリートから外れるとそこは幽玄の世界です。100以上の寺社仏閣に樹齢千年を超える杉の大木、広大な敷地を埋め尽くす墓地は圧巻でした。こうして全員が様々な経験を積んで無事に終えることができました。