写真部で桜を撮る会をしました

3月30日(火)は好天に恵まれ、県下の桜が一斉に開花して野も山も薄桃色に彩られていました。

かねてより撮影会を計画していましたが、部員5名・教員1名で西祖谷のかずら橋まで遠征しました。

 学校を8時に出発し、途中で休憩をはさんで11時過ぎに大歩危に着きました。ここは吉野川が削り取って

深い谷になっている場所です。昔から交通の難所であり、「大股に歩くと危ない」ため大歩危(おおぼけ)と

呼ばれるそうです。谷川より高く泳ぐ鯉のぼりが涼しげです。ちなみに気温は20℃を超えています。

暑くなってきたので舟下りをしました。淵になって深いために水の色はエメラルドグリーンで、周囲の結晶片岩の

白さとマッチしてきれいです。思わぬ被写体に夢中になってシャッターを押していました。


 次に、西祖谷のかずら橋へ行きました。途中の道沿いでも桜が満開でした。ソメイヨシノやカンザクラ、シダレザクラ

など数種類はあるようです。少しだけ散っている様子も見られ、ちょうど良い時期に来られたと思いました。かずら橋を

渡ってきました。かずらををつかんで恐る恐る進む人もいれば、一歩一歩感触を確かめるように歩く人もいました。

昼食は各自で祖谷そばやでこまわしを食べて、再び橋の下の川原やびわの滝を撮りに行きました。

「でこまわし」というのは、豆腐や祖谷こんにゃくを串に刺して田楽風にした物でした。


 2時間近く滞在して帰路につきました。3時間かけて眉山まで戻ってくると、西部公園の桜も満開でした。ちょうど

帰り道だったので、公園の中をゆっくりと進みました。ここも桜の名所なのでとてもきれかったです。こうして10時間

に及ぶ撮影会を終えることができました。どれだけ素晴らしい写真が撮れているか期待しています。