令和3年度2年生修学旅行1日目
12月11日(土)の早朝、まだ暗くて寒い中で2年生全員と教員が沖洲マリンターミナルに集合しました。これから学校行事としては2年ぶりの修学旅行が始まります。思い返せば、今回の旅行を実施するまでには様々な紆余曲折がありました。しかし、どうしても行きたい、思い出を作りたいという生徒の思いと、行かせてやりたい保護者・教員の気持ちが一つになって、行き先の変更・日程の短縮をクリアして今回の実施にこぎつけることができました。
2週間前から体温を測定し、防寒着とマスクを装着し、アルコールで手を洗い、密を防ぐために各クラス毎にバス2台に分乗して出発しました。先発として4クラス8台、後発として3クラス6台、合わせて14台になりました。高速道路に入り後ろの号車から前を見ると、バスが列をなして走っていく様子は圧巻でした。3時間かけて和歌山に入りました。紀ノ川のほとりで休憩しました。ここから高野山までくねくね道を1時間です。着く頃には少し疲れていましたが、昼食を取ると元気がわいてきました。なお、クラス毎に机を分けてイスを1つずつ空けて対応しました。
午後からは金剛峯寺と奥之院に分かれてお参りと見学です。金剛峯寺は高野山の事務全般を担当している大きな寺で、貴人の宿泊所にも使われていました。正門から入って寺の東側から中に入りました。格式のあるたたずまいで、ふすま絵や枯山水などが見事でした。また、奥之院までの道筋には20万基を超えるお墓が立ち並んでいました。日本史で聞いたことがある昔の武将や他宗派の僧から現代の企業や芸能人まで、新旧様々なお墓がありました。門から歩いて再びバスに乗り込むまでに2時間くらいかかりました。それからみなべ町のホテルに移動して、夕食後は2~3人ずつ部屋で入浴してくつろぎそのまま就寝しました。