修学旅行

令和5年度修学旅行(ラフティング編)

 2日目のツアーで遊園地の次に人気だったのがラフティングでした。ゴムボートに6~8人ずつ乗り込んで激流を下るという、ちょっとスリルのあるスポーツです。留寿都を流れる尻別川を7kmほど下るルートで、難易度はもっとも低いとのことでした。現地までバスで移動して上下のつながったウエットスーツに着替えます。首回りなどはゴムでぴっちり締まるので水はほとんど入ってきません。実際にほとんど濡れませんでした。この後、川岸までボートを運んで川に浮かべます。そして、おっかなびっくりの体験が始まりました。

  インストラクターの合図でパドリング(ボートをこぐ)します。左右でこぐ力が異なるとまっすぐ進まないので、進行方向を見ながらバランス良くこいで行きます。順番が後ろの方だったので、川にはボートがひしめき合っていました。しばらくしてだんだん慣れてくると「いたずら」が始まります。接近した相手にオールで水を掛け合うのです。また、わざとボートを岩にぶつけてそのスリルを味わうチームもありました。

 ふと周りを見渡すと、川の向こうに羊蹄山が見えました。標高2000m近い火山ですが今は活動を休止しているとのことで、山頂に登れば360度のパノラマを楽しめます。ただし、登頂には片道5時間かかります。川下りも佳境には入ってきました。ボートから落ちる者が出てきました。ライフジャケットを着ているので溺れることはありません。川の中はヒンヤリして気持ちいいです。結局ほとんどの生徒が川水浴を楽しみました。わずか2時間の体験でしたが充分楽しめました。