競技かるた部 活動報告
第44回近畿高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門徳島県代表選手選考大会(2024年8月9日)
8月9日(金)にあわぎんホール(徳島県郷土文化会館)で行われた第44回近畿高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門徳島県代表選手選考大会に9名の生徒が出場しました。本大会は出場者47名から第44回近畿高等学校総合文化祭福井大会に出場する選手8名をトーナメント方式で選考する大会でした。1試合目は1年生の江本さん、柿本さん、フリンクさん、宮森さんが出場しました。江本さん、柿本さん、フリンクさんは相手にペースを渡さず、それぞれ22、15、21枚差で勝利しました。宮森さんはいくつかよい取りがあったものの相手のペースを崩せず12枚差で敗れました。
2試合目は2年生の石川さん、河野さん、後藤田さん、樋口さん、松本さん、1年生の江本さん、柿本さん、フリンクさんが出場しました。江本さん、柿本さんは有段者相手に奮闘しましたが、それぞれ15、16枚差で敗れました。フリンクさんは終盤まで接戦でしたが、あと一歩及ばず2枚差で敗れました。石川さん、河野さん、後藤田さん、樋口さん、松本さんはそれぞれ23枚差、25枚差、15枚差、21枚差、2枚差で勝利しました。
3試合目は福井大会への出場権をかけた試合で2年生の石川さん、河野さん、後藤田さん、樋口さん、松本さんが出場しました。石川さんは堅実に取る札を取っていき18枚差で勝利しました。河野さんは中盤からうまく流れに乗れず、12枚差で敗れました。後藤田さんは中盤から相手のペースのまま押し切られ、終盤粘るが7枚差で敗れました。樋口さんは上段者相手に引けを取らず果敢に攻めていきましたが、終盤粘られ運命戦まで持ち込まれ、1枚差で敗れました。松本さんも上段者相手に敵陣を抜くいい取りもありましたが、少しずつ差をひろげられ12枚差で敗れました。
4試合目は2年生の石川さんが出場しました。落ち着いて試合を展開していき14枚差で勝利しました。石川さんは11月23日、24日に福井県で開催される第44回近畿高等学校総合文化祭福井大会に出場する権利を得ました。世代が変わって2年生中心のチームを引っ張る存在になれるよう頑張ってほしいと思います。
本大会は3年生が引退して初めて行われる県内大会でした。生徒の中には日ごろの練習の成果を発揮できた生徒もいれば、思ったように試合ができなかった生徒もいました。その中で1年生は初めての県内大会にもかかわらず、自分ができるかるたを精いっぱい行い、負けた後も残って他校の生徒と練習を行い、2年生は全員がベスト16まで勝ち進むことができました。今回の試合の経験を忘れず、できたことは自信につなげて、できなかったことは課題として日々の練習に取り組んでほしいと思います。