徳島県立城南高等学校
 
トップページ > Topics 

アルバムリンク

Topics


2019/05/09

中学生対象理科実験教室報告

| by:SSH-M

 428日(日)の午後、中学生対象理科実験教室を開催し、7校17名の中学生と、引率の先生や保護者6名に参加いただきました。今年度は「物理分野」と「生物分野」から一つ、「化学分野」と「地学分野」から一つを選択し、各自2つのテーマの実験実習を体験していただきました。今年は参加者を大きく上回る48名の科学部員が実験実習の指導や補助を務め、実験のきめ細やかなお手伝いができたことと思います。

☆開会行事:食堂ホール

  

☆物理分野「音の性質」:弦楽器・管楽器から音が出るしくみを調べる実験

 はじめに一般的な波について、続いて音波について学びました。その後、弦の振動や気柱(管内)の空気の振動を実際に見ていただきました。体験として、音を出している物体の振動を理解し、特定の音階の音を出すストロー笛を作成しました。今回は家庭でも追加実験ができるようにスマホアプリ「FFTwave」(音に含まれる振動数を見るソフト)を用いました。最後に連続的に音階(振動数)を変えることができる「ストロンボーン」を作成しました。

  
  

 

☆生物分野「植物の色素」:植物の色素の性質を調べる実験

 中学生の皆さんにCD盤を利用した簡易分光器を作製してもらい、ホウレンソウやニンジンに含まれる色素がどんな色の光を吸収し、光合成に使っているかを調べました。ホウレンソウが緑ニンジンがオレンジに見える理由も考えてもらいました。その後科学部生物班が所有する昆虫やその標本、また飼育しているプラナリアなども見てもらいました。


  
  


化学分野「 変色を伴う化学反応」:遷移元素を用いた実験、炎色反応など
 生徒が作製したレジュメを配布して、説明はプロジェクターで投影しました。炎色反応の演示実験と実習、遷移元素とアンモニア・重曹。オキシドールとの反応、鉄の2価と3価の比較、コバルト・ニッケルを用いた実験、銀鏡反応、メチレンバイオレットの生成、テルミット反応を行いました。

  
  
 

地学分野「地球のサイエンス」:鉱物と岩石の観察と実験
 今回の実験は,園芸用土の土(赤玉土)を使用し、その中に含まれている鉱物の観察を行いました。泥を洗い流すのが難しく、きれいに見えなかった生徒さんもいましたが,楽しそうに作業をしていたのが印象的でした。また、そこに含まれている鉱物からどのようなマグマ起源の火山灰であるのかの考察も行いました。その後は、偏光板の特性について学習をし、最後は偏光顕微鏡を使い火成岩の薄片観察を行いました。少しの時間ではありましたが、鉱物と岩石の世界を楽しんでいただきました。

  
  

☆交流会:食堂ホール

  

 

 ご参加くださった皆さん、長時間の実験実習お疲れ様でした。お忙しい中、本校の実験教室にお越しいただき、に感謝申し上げます。(実験教室を運営した48名の本校生も、午前中の準備+2コマフルタイムの実験教室+交流会+後片付けと丸一日よく頑張ってくれました。)

 今回の本校生スタッフには、中学校時代にこの実験教室に参加した生徒も数名おります。今回参加してくださった中学生の皆さんの中からも、来年度の実験教室スタッフになってくれる人が現れることを期待しております。

 

 



20:01 | 投票する | 投票数(3)