令和6年度 第12回四国地区SSH生徒研究発表会に参加して

 まだ春休み中の4月6日(土)、愛媛県立西条高等学校に四国内のすべてのSSH校が集まりました。SSHというのは「スーパーサイエンスハイスクール」の略で、高等学校で先進的な理数教育を行い、大学との共同研究や国際性を育むための取組み、創造性・独創性を高める指導方法や教材開発をしています。その成果をこの場で発表するために来ました。

 会場の体育館でポスターを掲示します。10校から各10グループ程度の発表が行われるので、400人近い人がいるので準備だけでも大変です。12:15から開会式があり、12:30からポスター発表が始まりました。本校からは以下のテーマで参加しました。

 ① プラナリアの咽頭の働きについて

 ② 空気砲で輪を遠くまで飛ばすためには

 ③ レンズフードを用いた場所と時間による光害の影響

 ④ 海部刀の原料はどこから来たかⅡ

 ⑤ シリコンにものをつける

 ⑥ 魚類消化管内に存在するプラスチックの検出方法とその結果

 ⑦ ゼブラフィッシュの不安行動の定量化とその個体数の割合

 ⑧ 電磁誘導を用いた波高観測装置の開発

 ⑨ ばね振り子について

 ポスター発表は4交代制で3回ずつ行われました。自分が発表するときは、学校で練習したように相手にわかりやすく説明することを心がけました。質問もいくつかあって戸惑うこともありましたが、概ね何とかなったようです。それ以外の時間には他校の発表を見に行きました。徳島県内の高校発表は一度聞いているので、主に県外の高校の発表を見に行きました。地域性が表れたユニークなテーマや、ありふれているけれど独自の視点に立った内容もあり、大変興味を持って会場内を回りました。参加された各校の皆様、お疲れ様でした。今後も素晴らしい研究を続けていきましょう。