「生物学オリンピック」講習会について

6月9日(日)徳島大学にて生物学オリンピック講習会が行われました。本校から応用数理科2名普通科1名計3名が参加しました。午前中は高校生物学を学んだ後、観察・実験を行いました。受精卵の状態で、遺伝子変化を起こさせ作成したアルビノのイモリやアフリカツメガエルを観察したり、電気泳動を行ったりしました。電気泳動では、DNAの長さの違いによって、泳動距離が変わることを利用して、DNAの長さの分析ができることを理解しました。午後からは、過去問題についての解説講義を受講しました。本番は非常に難しいですが、論理的に深く考えることの面白みを理解し、楽しみながら取り組んで欲しいと思います。

アフリカツメガエルのアルビノ個体です     イベリアトゲイモリのアルビノ個体です。イベリアトゲイモリは

(部分的にアルビノになっている個体もいます) 年間通して繁殖し、生命力も高く、これからモデル生物として期待です

 

長さの違うDNAに色を入れ電気を流すと       長さの違いに応じて泳動距離が変わります