高大連携講座「課題研究へのアプローチ」
令和6年11月29日(金)の午後、香川大学教育学部の笠先生をお招きして、応用数理科1年生107HRを対象に,課題研究に関する高大連携授業を行いました。
導入では,理科の授業と探究活動の違いを考え、証拠を示すことの重要性、論理的思考や実験の計画について一緒に考えました。
課題研究についての意義や目的について説明してくれています 証拠を示すことの大切さ示してくれています
さらに「変数(variable)」を意識することで、探究活動がより楽になるとの説明をしていただきました。そこから、「変数とは何か」と問いかけて、様々な種類の本から変数を見つける活動や様々な図形の中の変数とその値を考え、さらに複数の変数の間における関連性を考える活動を行いました。
様々な本の中で変数を見つけます 図形の中から変数を見つけます
その後、「アクリル板と金属板の上では氷の溶ける速度は変わるのか。またそれはなぜか?」について考え、理由を科学の言葉を使い説明することを求めました。そのアシストとして、図で説明してから、言葉で説明する練習をしました。私自身、論述の指導方法について新たな視点を得ることができました。
実験を行った後、なぜそうなるのか科学の言葉で説明することを求めました
アクティブラーニング型授業であり、課題研究等で養われるゆっくりとした思考(スローシンキング)を求める授業でありました。じっくり考えることでより深い思考を体験し、科学技術人材に必要な思考力を高めて欲しいと思います。
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