SSH台湾海外研修2日目

12月12日、いよいよ台湾研修2日目です。本日から3日間の研修が始まります。本日は国立竹南高級中学校との交流です。朝食を済ませ、8時30分に国立竹南高級中学校に到着し、校長先生始め多くの先生方や今回交流していただく205HRの生徒40人からお迎えを受けました。

まず、図書館2階に移動して、歓迎会が行われました。2人の生徒がしっかりとした日本語で司会進行をしてくれました。歓迎会では、竹南高級中学の呂淑美校長先生と城南高校の秋山教頭先生がそれぞれ挨拶をし、お土産の交換を行いました。最後は生徒同士、自由に交流を行いました。竹南高級中学の素晴らしいおもてなしに感動しました。

 

その後2つの教室に分かれて、本校生徒主体の英語での理科実験(Science Experiment)を行いました。内容は「逆さ振り子(inverted pendulum)による共振と長周期地震動のモデル」と「ギムネマ茶とミラクルフルーツを使った味覚の不思議実験(How tastes works)」を行いました。パワーポイントを使い英語で説明しながら、丁寧に実験を進めることができました。

 

その後、休憩を挟み、課題研究の英語発表を行いました。分かりやすく発表できるよう十分に準備してきました。生徒達はしっかりと発表し、英語での質疑応答にも丁寧に対応していました。この課題研究の英語発表に対し、応用数理科はどのように発表すれば内容が伝わるのか、難しい内容をどのように簡単に伝えることができるか工夫してきました。普通科ではこの発表の機会を通じて、すべての班で追加の検証実験を行い、考察まで進めました。応用数理科、普通科共に、英語力の向上のみならず、表現する力や探究する力の向上にとって、非常によい機会になったと感じました。

 

昼食は生徒同士一緒に取り、食後は一緒にグランドにて遊ぶ姿が見られました。スムーズにコミュニケーションがとれていると感じ、嬉しくなりました。教員達は、国立竹南高級中学内を案内していただき、理科実験棟などを見学させていただきました。次年度は合同実験等ができればと思いました。

 

午後からは交流が行われ、英語での手紙の交換を行ったり、呂淑美校長先生がサインしていただいた交流証書をいただいたりしました。その後、古い町並みが保存されている蘆竹湳を竹南高級中学生徒と一緒に訪れ、町並みを見ると共に、白黒写真の現像を一緒に行いました。明日交流する君毅高級中学校の先生と生徒も来てくれており、明日の交流も楽しみになりました。

なお、今回の竹南高級中学との交流は「海を越えた交流」というタイトルで、台湾版Yahoo!NEWSに掲載されました。多くのおもてなしに感謝します。

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