第二回徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研修会について

2月10日(土)の午後,第二回徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研修会が徳島大学総合科学部3号館で開催されました。この会は第一回の課題研究のテーマ決めの研修会の後、各校で実際決めてきた課題研究のテーマ並びにその検証方法についてポスターセッションの形で実施し、大学の先生や高校の先生に意見をいただくと共に、生徒同士でお互いの内容を確認・意見交換をし、刺激をもらう会となっています。今回は、本校含め3校(城南・富岡西・海部)の参加があり、発表数は27グループ、72名が参加・発表しました。発表は3交代で4回発表を行い、発表4分、質疑9分で質疑の時間を多くとり、実施しました。どのポスター発表に対しても、活発な質疑が起きており、生徒達は熱心に教員の意見を聞き、メモをとっていました。閉会に際しての講評は,よくできていたという評価をいただいた一方で,よい研究をまとめるには,関連する研究について過去の論文等をきちんと検証し,自らでしっかりと実験計画を立て、検証実験を行い,議論することが大切であると,重要なご助言をいただきました。終了後,希望するグループには個別相談の時間を設定し,研究方法などを熱心に質問して追加の助言をもらっているグループが数班あったことが印象的でした。今後も大学とつながりを大切にしながら県内各校で課題研究を進めてもらいたいと思います。

生徒達、大学・高校教員 活発な意見交換が行われいます 会が終わってから大学教授からアドバイスをもらっています