令和5年度SSH研究成果発表会について

9月22日午後 令和5年度徳島県立城南高等学校SSH研究成果発表会が本校大会議室、体育館等で行われました。

徳島県教育委員会からは藤本智美 統括指導主事はじめ5名の先生方、本校運営指導委員2名の先生方、富岡西高校、城北高校6名の先生方にお越しいただきました。

最初に事業報告を行いました。その後、体育館で行われている2年生普通科「未来探Q」101本、応用数理科「理数探究」9本(中間発表)、3年生応用数理科「課題研究」11本のポスター発表を見ていただきました。今年度2年生普通科では、今年度より学問分野別の課題研究を実施しており、理科教員による実験の実施も行っています。ポスター発表を見ていただいた後、大会議室にて、3年生の代表3グループによる課題研究の口頭発表を見ていただきました。

全体会の後は、情報交換会が実施されました。運営指導委員や徳島県教育委員会の方々にも残っていただき、活発な情報交換が行われました。

運営指導委員の方々からは、3年生応用数理科の課題研究について、時間がたつにつれ、研究が進んでおり、非常に興味深く面白かったとの意見をいただきました。実験結果の考察から次の検証実験に繫げている点が評価されました。また、2年生普通科の課題研究については、テーマ設定はとても面白いものが多いが、検証方法を工夫する必要があるとの意見をいただきました。これらの意見を参考にさせていただき、実験への見直しや、アンケート結果に数学的な統計処理を用いるなど、検証方法の見直しを行っていきます。

生徒の主体的な学びを進められるよう、検証を繰り返しながら、計画を進めていきたいです。

研究成果発表にお越しいただいた方々、本当にありがとうございました。

今回発表した研究要旨、ならびに口頭発表のスライドを以下に載せておきます。

9.22発表要旨一覧.pdfウズムシの摂食行動.pdfストリングラフィの波の特性.pdf跗節による分類と跗節腹面の毛の生態的意義.pdf