生物系三学会での発表について

日本生態学会、植物学会、日本動物学会における中四国部会の3学会合同での発表会が5月13日(土)にオンラインで行われました。本校からは課題研究 生物班の3グループ(植物学会で1グループ、動物学会で2グループ)が高校生の部で参加しました。LINC Bizを使い、事前にポスターをオンライン上にアップロードしておき、発表まではアップロードしているポスターへの質問に受け答えし、当日口頭発表する方法で実施されました。事前のLINC Bizでの質疑では、中四国国公立大学の先生から多くの建設的な質問をいただき、対話的な質疑応答により、課題研究におけるこれからの展望につながったと感じました。今後、全国発表を行う班は、この経験での気づきから新たな視野からの検証をおこなって欲しいと思います。

なお、当日は口頭発表の後、公開シンポジウムが行われ、「ゲノム編集技術が切り拓く未来」として、「進化するCRISPRテクノロジー – 新規ゲノム編集ツールの開発とその利用 –」「ゲノム編集による遺伝子改変ブタの作製」「食用コオロギの社会実装とゲノム編集による品種改良について」の3つのテーマについて実施されました。私と生徒達でシンポジウムの内容について話をしながら、オンラインでの視聴を行いました。私自身、今後のゲノム編集の利用についての考察を深める良い機会となりました。

今後も、大学の先生とのつながりや校外での発表等で多くの刺激を受けながら、幅広い視野を獲得して欲しいと思います。