サイエンスダイアログの実施

11月2日(水)6、7限目に207HR生徒を対象に、大会議室にてサイエンスダイアログが行われました。岡山大学資源植物科学研究所からDr. Peitong WANG(ペイトン・ワン)さんをお招きして、大学で研究されている「イネのヒ素集積に関与する遺伝子の同定について」英語で発表していただきました。

生徒たちは事前学習していたとはいえ、英語の研究発表を聞くのは初めてだったので、戸惑いもありましたが、最初は、自己紹介で出身である中国の説明を行っていただきました。その後、場が和んでから、研究について、わかりやすいスライドを使い丁寧に説明していただき、生徒たちは興味を持って、発表を聞いていました。私自身は、輸送体の遺伝子を同定し、コントロールすることにより、ヒ素を米に蓄積させない方法について、非常に興味をひかれました。

発表後は積極的な質疑応答が行われ、交配に使われているイネの品種であるmuhaに対する質問や根から吸収したヒ素を葉と種子に振り分けるトランスポーターについての質問など発表内容について活発な意見交換がなされました。

放課後は、Peitong WANGさんを囲んで、座談会が行われ、自分の名前を中国語で書くとどのような読み方になるのかについて、説明してもらい、盛り上がっていました。

英語論文や英語での研究発表は世界へつながる、大切なツールであることが理解でき、今後の英語学習のモチベーションアップにつながったと感じました。様々な経験を経て、世界で活躍する科学技術人材になっていって思います。