徳島県立城南高等学校
 
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科学部

 科学部は、物理・化学・生物・地学に興味のある人を対象に活動します。実験や観察に興味のある人、一緒に活動しましょう。活動場所はそれぞれの教室です。

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2018/10/07

科学への誘い-Advanced-地学分野

| by:SSH-M
 徳島県立総合教育センターと徳島大学の共催で、科学技術アカデミー中高生向け講座「科学への誘い-Advanced-」(106日:生物分野/地学分野)が徳島大学にて開催され、本校生徒が参加しました。
 10月6日(土)の午後は、伏見賢一先生とTAの学生さんによる「宇宙暗黒物質探索実験にチャレンジ!」が開催されました。現在、私たちの宇宙は約5%の物質以外は、約23%の宇宙暗黒物質(ダークマター)と約72%の暗黒エネルギー(ダークエネルギー)という構成で、実に宇宙の95%ほどが未知のものであるとされています。伏見先生は徳島大学を中心に他の大学や研究機関が加わったチームで、謎の宇宙暗黒物質の検出に挑んでいるそうです。
 素粒子物理学、天文学、宇宙暗黒物質とその検出に関するレクチャーの後、CsIシンチレーター(1cm角のヨウ化セシウム結晶を使った放射線検出器)や、シンチレーターの信号を記録するマルチチャンネルアナライザなど、実際の研究で使用しているものと同様の機材を用いて、環境放射線(ほとんどはカリウム40の放射性崩壊によるノイズ)を計測し、その後シンチレーターの周囲を重い鉛ブロックで囲み、環境放射線を低減できるか挑戦しました。
 極めてゼロに近い確率ですが、今回観測した環境放射線の信号の中に、ひょっとしたら宇宙暗黒物質(未知の粒子:ダークマター)によるものが含まれている可能性はあるそうです。素粒子物理学の最先端研究の一端に触れることのできる、大変興味深い講座でした。伏見先生と学生さんにこの場を借りて御礼申し上げます。

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