徳島県立城南高等学校
 
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科学部

 科学部は、物理・化学・生物・地学に興味のある人を対象に活動します。実験や観察に興味のある人、一緒に活動しましょう。活動場所はそれぞれの教室です。

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2020/02/29

ビスマスの結晶を作ろう

| by:広報
 コロナの大流行で間もなく臨時休校になることが決まりました。当分は授業も部活動もお休みで、遠方の友人やクラスメイトに会えなくなります。そこで、科学部や有志が集まり最後の実験をしました。原子番号113番の新元素ニホニウム(元素記号Nh)は、亜鉛Zn(同30番)とビスマスBi(同83番)の原子核を衝突させることで作られました。そのビスマスは比重の大きい金属で融点が低く、ハンダのように簡単に融けます。しかも再結晶して生成した結晶がきれいでとても人気があります。ということで、生徒からの希望もあり実験してみました。
 スチール製の計量カップを容器として40g程度のビスマスを入れ、三脚と三角架を用いてバーナーで弱火にして過熱しました。すると、すぐにお餅みたいに端から融けてきました。1~2分経つと水銀のような液体金属になりました。まるでターミネーターです。表面に軽く息を吹きかけると、プルるるんという感じにさざ波が立ちます。うっすらと膜が張ったのでそれを軽くなぞって灰汁取り(あくとり)します。その後すぐにクリップを置きます。これは結晶ができるときの核になります。加熱を止めてゆっくり放冷すると、次第にビスマスが固まってきます。タイミング(これが難しい!)を見計らって、クリップを静かに持ち上げると液体ビスマスの中から結晶が付着して出てくるのです。
 最初はタイミングが合わず結晶がまだできていなかったり、固まってしまってクリップが抜けなくなったりと大変でした。それでも何度か繰り返すと金色の四角い結晶や、赤・青・紫などの遊色を示す金属塊になりました。何とかお土産もできたようで、和気あいあいと楽しそうでした。さて、これにてしばらくお別れです。春休みの計画もすべてキャンセルです。次に会えるのは4月になってからでしょう。では皆さんお元気で。・・・勉強もしましょうね。

   
  

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