徳島県立城南高等学校
 
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1年生

1年生の活動
12
2009/12/10

鳴門教育大学 高大連携授業

| by:Web担当者

鳴門教育大学 高大連携授業 2009.12.10 応用数理科40名参加

 12月10日(木)、鳴門教育大学自然・生活系の先生にご協力いただいて、2学期末考査の最終日午後、応用数理科1年生を対象に鳴門教育大学で連携授業を実施した。108HR40名に事前に希望をとり、物理・化学・生物・地学の4科目に分かれて、講義を聴き、実習を行いました。


<物理>
 物理分野では,粟田准教授による放射線に関する講義・実習を受けた.講義内容は1.原子核と放射線,2.霧箱を使った放射線の観察,3.熱ルミネッセンスの観察,4.ガンマ線測定器の見学であった。 まず,原子の構造,放射線の性質や,測定方法について初歩的にわかりやすく説明していただき,霧箱を使い,放射線(α線)の通った道筋にできる飛行機雲のような軌跡を観察した.さらに,霧箱冷却用のドライアイスを作る体験もできた。
 また,ガンマ放射線のエネルギーを蓄積させた方解石(CaCo3)を室温に戻すと赤く発光する熱ルミネッセンスという現象も興味深く観察した.この現象は現在も大学で研究されており,最新の研究現場を実感するいい機会であった。
 最後に,ガンマ線測定器を見学し,持参した試料の放射するガンマ線の測定をしていただくことになった.生徒にとっては難しい内容であったが,積極的に質問し,理解を深めていた。また,終了後も名残惜しそうに霧箱の観察を続けている生徒もいた。

物理1物理2物理3物理4物理5

<化学>「スライドガラスで鏡をつくろう」
 化学分野は武田清先生の御指導のもと酸化還元反応の原理を理解するための導入として,「スライドガラスで鏡をつくろう」という題で銀鏡反応にトライしました。はじめに,武田先生から簡単に電子の授受と酸化還元について説明を受け,「銅と亜鉛の置換反応」を行い銅樹をつくりました。続いて,銀鏡反応の実験を行いスライドガラスに鏡を形成しました。銀が析出してくる間に演示実験として,「時計反応」・「振動反応」いずれも酸化還元反応の結果得られたヨウ素のヨウ素デンプン反応を利用したものでありました。いずれも興味関心を強くかき立てられるものでした。

化学1化学2化学3化学4化学5

<生物>「電子顕微鏡でみてみよう」
 佐藤勝幸先生から、顕微鏡の原理等についての講義をお聴きし、走査型顕微鏡の操作について簡単な説明を受けました。生徒達は、高校での授業「理数生物」で、顕微鏡についてはすでに学習しており、生物の教科書や資料集で細胞小器官等の電子顕微鏡写真を見ているので、大変意欲的に今回の実習に臨んでいました。
 観察は、生徒各々が持参した植物の葉、花粉、毛髪、キノコなどを試料としました。専用の台座に試料を小さく切って貼り付け、蒸着装置を使って試料表面に金を蒸着させました。それを顕微鏡内にセットし、佐藤先生に指導していただきながら、一人ずつ操作しました。生徒は、日頃は想像もつかないような微細構造を目の当たりにして、目を輝かせていました。ミクロの世界にますます興味を持ったようで、帰りには「また、鳴教大に行って実習をしたい」という声も聞かれ、有意義な実習となりました。

生物1生物2生物3生物4生物5

<地学>「金鉱石からの金の抽出」 村田守先生
 初めに人類の文明と金属の利用についてお話を聴き、鉱石から銅・鉄・金等を取り出す方法を教わりました。その後、粉末状に細かく砕いた金鉱石(静岡県下田市産)から金を抽出する実験を行いました。まずは蒸発皿に鉱石粉を入れ、水を加えて揺り動かして不要なケイ酸塩鉱物などを洗い流し、比重の大きな金を集めるという物理的方法(椀がけ)を試しました。次に鉱石粉と水を加えたPVA洗濯のりを混ぜ合わせた「スラリー」に、ストローで息を吹き込んで泡を作り、親水性の金が泡の表面に浮かび上がるのをろ紙で採集する化学的方法を行いました。

地学1
地学2光っているのが金
地学3
地学4
地学5

15:06
2009/10/10

SSH交流会支援事業

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SSH交流会支援事業「稀少糖(単糖)をテーマとして用いた,新しい科学教育システムの研究連携と先端理数教育研究会」【前期プログラム】

10月10日(土)~11日(日)
香川県木田郡三木町 「三木町稀少糖研修センター」
 香川県のSSH校である三本松高校の主催で昨年までのコンソーシアムと同様に開催されました。本校からは108HR岩切君・脇谷君が参加しました。三本松高校の他香川県からは石田高校,高松第一高校,笠田高校,他に高知県立小津高校,大阪府立住吉高校からの参加がありました。初日は12時に高松駅に集合後,マイクロバスで移動しました。バスが通れるかどうか心配するほどの山奥に廃小学校を利用した三木町稀少糖研修センターはありました。あらかじめ自分の選んだ糖について説明がてら各自が自己紹介しました。その後,香川大学客員教授で稀少糖の世界的権威である何森(いずもり)先生から有機物や糖および酵素についての講義と実験がありました。何森先生の人柄と丁寧な解説により楽しく研修をすすめることができました。2日目はこの研修センターでつくっているプシコースなど稀少糖について説明・実験および施設見学が行われました。2日間にわたったので多少疲れもありましたが,宿泊もあって他校生との交流もでき,楽しい研修会となりました。3月にはまたここで「稀少糖甲子園」とよばれる研究発表会をすることになっており,その実験のための稀少糖をいただいて施設を後にしました。

SSH交流会支援事業1SSH交流会支援事業2

15:03
2009/08/10

三井化学大阪工場見学・甲南大学フロンティアサイエンス学部での実習

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三井化学大阪工場見学・甲南大学フロンティアサイエンス学部での実習 2009.8.10 応用数理科38名参加

 台風9号が近づいており,帰りに明石大橋が通行止めになるかもしれないと心配しつつも,神戸大阪方面の天気はそれほど天気は悪くならないとの予報を信じて雨の中,早朝6:00に学校を出発した。
 予定どおり9時頃には三井化学大阪工場に到着。会議室で三井化学がどんなものを作っているか,それは何に使われているかなど詳しく説明をしていただいた。三井化学は日本で有数の総合化学会社で,プラスチックの原料であるポリプロピレンやエチレンオキシドなどの他,アンモニアや尿素も作っている。また,現在は地球温暖化など環境問題の解決をめざして,二酸化炭素からアルコールをつくる研究もしているとのこと。また,スポンジなどにも使われるポリウレタンの合成実験を見せていただいた。薬品の混合後,あっという間にモリモリと太い円柱状のものができあがる様には,生徒達は驚いていた。雨のため外を歩いて見学できず,マイクロバスで工場内を説明を聞きながら移動した。集中制御のためか働いている人をあまり見かけることはなかった。工場は大変広く,パイプだらけの大きな建物がたくさんあり,いろいろな種類の原料をつくっていること,工場は海に面しており原料や製品の輸送のための大型桟橋があることなどを見学することができた。帰る際,おみやげにプラチックのしゃもじをいただいたのが,さすがにプラスチックメーカーだと感じた。
 13時頃,甲南大学フロンティアサイエンス学部へ到着。神戸ポートアイランドに単独で昨年設立された新しい学部である。化学と生物にまたがる最先端の研究をしているとのことで,設備は真新しく最先端のものばかりであった。高大連携用の実験室も準備されていた。今回は松井教授と甲本准教授のご指導により食物の鮮度を簡便に調べるというテーマで実験をさせていただいた。丁寧な説明の後,「コメの鮮度をはかる」実験を行った。コメが新米か古米かを判断するのに,コメ(玄米)の表面にどれだけペルオキシダーゼいう酵素がついているかを調べるというものある。新しいほどペルオキシダーゼが多くついており,ルミノール反応を利用すれば,新しいほどルミノールが多く酸化される結果,蛍光が強くなるという原理である。わかりやすく説明をしていただき,ゆっくりと確認しながらすすめていただいたので,生徒達は楽しみながら興味を持って実験を行い,簡単に古米と新米を判別することができた。暗くした部屋の机の下でルミノールの蛍光を確認したときは思わず歓声があがった。その後,学部内のりっぱな施設設備を見学させていただいた後帰途についた。
 城南高校に着いたとき,徳島では大変な大雨で学校の1階が水に浸かるほどであったことを聞き,びっくりした次第であった。

会議室での説明会議室での説明(三井化学大阪工場)
ポリウレタンの合成実験の様子ポリウレタンの合成実験の様子(三井化学大阪工場)
講義室での説明講義室での説明(甲南大学)
「コメの鮮度を調べる」実験の様子「コメの鮮度を調べる」実験の様子(甲南大学)
新米のルミノール反応による蛍光新米のルミノール反応による蛍光(甲南大学)

14:50
2009/07/15

園瀬川総合科学調査

| by:Web担当者

園瀬川総合科学調査 2009.7.15 応用数理科40名参加

 7月15日(水)午後、応用数理科1年生40名で城南高校の校歌にも歌われている園瀬川の総合科学調査を行いました。上流・中流・下流に分かれ、それぞれの地点で水生昆虫の採集、COD、BOD、pH及び水流の速度を調査しました。本年度は、調査前に適度な降水がなかったため、水量が不十分であり、上流以外ではあまり多くの水生昆虫が観察されませんでした。中流及び下流では特に水量が少なく、観察される水生昆虫もヒラタドロムシやユスリカの幼虫などであり、水質の悪化がうかがえました。生物的、化学的な分析によって、環境の変化や水質に大きく影響を及ぼすことがわかり、環境に対する理解が深まりました。

園瀬川総合科学調査1園瀬川総合科学調査2園瀬川総合科学調査3園瀬川総合科学調査4園瀬川総合科学調査5

14:49
2009/07/08

徳島文理大学薬学部体験

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徳島文理大学薬学部体験 2009.7.8 応用数理科40名参加

 薬学部教授の通元夫先生のご指導で,「医薬品を分析しよう」というテーマで体験授業を受講しました。
 まず,市販の鎮痛薬「ノーシン」「サリドン」をアルコールに溶かし,できた溶液を,薄層クロマトグラフィー,ガスクロマトグラフィーで分析しました。
 薄層クロマトグラフィーでは,物質の移動を確認するために紫外線を使いましたが,可視光線では何も見えなかった白い薄層に,黒くスポットが現れると,思わず歓声が上がりました。ガスクロマトグラフィーでは,測定結果のチャートと標品のチャートを比較して物質を同定するのですが,掲示されている標品のチャートと,自分で測定したチャートとを見比べる視線は真剣そのものでした。いずれの実験でも,メーカーの表示どおりの成分が含まれていて,安心して服用できそうだということが分かりました。
 最後に,分析機器室に移動し,NMRとGC-MSの測定装置を見学しました。NMRは,非常に高価でありながら,薬学の研究には必須のものということで,何台も設置されていました。もっと高度な装置は,さらに別の専用の分析機器室に設置されているということでした。最先端を行く大学のすごさを垣間見ました。GC-MSの装置では,実際に測定を行いながら,得られた測定結果の解釈のしかたを教えてもらいました。分子量や構造式については習ったばかりでしたが,習ったばかりのことが,こんなところでも出てくるということで,基礎の大切さを学んだように思います。

徳島文理大学薬学部体験1徳島文理大学薬学部体験2徳島文理大学薬学部体験3徳島文理大学薬学部体験4徳島文理大学薬学部体験5
徳島文理大学薬学部体験6徳島文理大学薬学部体験7徳島文理大学薬学部体験8徳島文理大学薬学部体験9徳島文理大学薬学部体験10
徳島文理大学薬学部体験11徳島文理大学薬学部体験12徳島文理大学薬学部体験13徳島文理大学薬学部体験14徳島文理大学薬学部体験15
徳島文理大学薬学部体験16徳島文理大学薬学部体験17徳島文理大学薬学部体験18徳島文理大学薬学部体験19徳島文理大学薬学部体験20

14:43
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三井化学大阪工場見学・甲南大学フロンティアサイエンス学部での実習

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