徳島県立城南高等学校
 
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平成19年度 徳島城南塾

徳島城南塾

 外部講師を招へいし,時代や社会の変化に対応するとともに,生徒の興味・関心を高め,各教科・科目およびホームルーム活動等の内容を深化させることを目的とします。また,生徒の望ましい職業観の育成と,さらなる進路意識・人権意識の高揚をはかります。

第2回 城南塾「生命進化論の最前線」

期日 平成19年11月20日(火)14:30~15:00
会場 城南高校体育館 2F
対象 1・2年生(全員)
3年生(希望者)
教職員・保護者(希望者)
日程 14:15~14:25 保護者受付(体育館)
14:25~14:35 開会行事
14:35~16:05 講演
16:05~16:15 閉会行事
講師 東京工業大学大学院理工学研究科
 地球惑星科学専攻教授
 丸山 茂徳(まるやま しげのり)先生

 地球惑星科学の分野における世界的な研究者です。先生は1949年(昭和24年)、徳島県にお生まれになりました。主に四国の山中を研究フィールドとして付加体地質学を確立され、それを基に日本発の全地球史解読プロジェクトの中核を担い、さらにはプレートテクトニクスをさらに拡張した全地球テクトニクスの理論構築に重要な役割を果たされました。近年では地球の地殻変動や環境変動と生物進化の歴史とを関連づける研究や、地球環境問題に取り組まれています。その業績を称えて、平成18年春に優れた研究者に贈られる紫綬褒章を受賞されています。

第1回 城南塾「『計算工学』四方山話」

期日 平成19年6月18日(月)13:25~15:25 大石篤哉先生
会場 研修会館 3F
対象 1年生応用数理科生徒
2年生応用数理科生徒
3年SSHコース生徒希望者
1~3年生普通科生徒希望者
保護者、教職員(約60名予定)
日程 13:05~13:35 受付
13:35~13:45 開会行事
13:45~15:15 講演「『計算工学』四方山話」
15:15~15:25 閉会行事
講師 大石 篤哉(おおいし あつや)先生

 昭和53年 徳島県立城南高等学校 卒業
 昭和57年 東京大学教養学部基礎科学科 卒業
 昭和57年 日本電気株式会社(NEC)入社
 平成元年 徳島県立鳴門高等学校 教諭
 平成2年 徳島大学工業短期大学部 助手
 平成9年 徳島大学工学部 講師
 平成18年 徳島大学工学部准教授
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徳島城南塾第1回講演会 「計算工学」四方山話 第1回講演会の講師である大石先生は、昭和53年卒の本校OBです。
 講演は3部構成で、第Ⅰ部は「計算工学における連立一次方程式」という内容でした。「計算工学」の具体的な応用として「自動車の安全性を確認する衝突試験(実車試験は多額の費用が必要だが、コンピュータシミュレーションなら、衝突角度や速度などのパラメータを変えて、繰り返し何度も低コストで行うことができる)」があります。シミュレーションでは、車体を多数のポリゴンで表現し、数万個に及ぶ面と面との接点がどのように動くかを計算して、車体の変形を算出するそうです。その時に用いる数学理論とその解法というのが、中学校や高校で学ぶ数学内容であるということでした。数学が現代社会をさまざまな場面で支えているということは、知識として知ってはいても、なかなかピンとこないのが正直なところです。しかし今日のお話で、学校で学ぶ数学と私たちの生活とのつながりが何となく実感できました(レベル的には「数学C」の内容で手強かったです)。 第Ⅱ部では、計算工学の道具である「コンピュータ」そのものについてのお話でした。特に、世界のスーパーコンピュータ開発競争とその背景のお話や、市販のパソコンでつくるスーパーコンピュータのお話などが印象に残りました。
 第Ⅲ部では、グリッドコンピューティングについてのお話がありました。具体例として、インターネットに接続された世界中に点在する無数のパソコンの余剰演算能力を活用するプロジェクトである“SETI@HOME”や“Folding@HOME”が紹介されました。そしてそのプロジェクトにおいて、CGゲームの高画質化に伴って普及している拡張カードのGPU(Graphics Processing Unit)やPlaystastion3など、ゲームがらみのハードウェアが、意外とかなりの演算量を担っているというお話には、へぇ~と思いました。
 講演会後の質問では、「諸外国のコンピュータ開発の状況と日本の科学技術の将来は」といった内容から、大石先生が東大現役合格ということで、「東京大学に合格するにはどうしたらよいか」というものまでありましたが、それぞれに丁寧にお答えくださいました。
 講演の最後に大石先生は、個々の人間が論理的思考力を持って正しい判断をすることの大切さを、数式でエレガントにお示しくださいました。そしてより良い社会を構築するために、私たちが今しっかり学問に取り組んでおくべきであること、また先生のご経験から、論理的に考える力のためには数学、情報に関するアンテナの感度を高めるには英語を特に学んでおくべきとのアドバイスをいただきました。
 

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徳島城南塾

第1回城南塾「『計算工学』四方山話」を開きます。
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第1回城南塾「『計算工学』四方山話」

登録者:Web担当者 | 2010/02/12(0票)