徳島県立城南高等学校
 
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各種コンクール

 科学部の研究成果や3年生のSSHクラスで実施した課題研究の成果については、横浜市で開催された全国SSH生徒研究発表会や徳島県教育委員会が主催する科学経験発表会、歴史の長い学生科学賞(読売新聞社主催)に出品しました。受賞内容と研究グループは次の通りです。

コンクール名表彰研究タイトル学年氏名
全国SSH
生徒研究発表会
ポスターセッションの部
ポスターセッション賞 「無重量」 3 吉本健志 吉本正敏
福本竜也 谷拓也
川原拓也 福家康記
第63回
科学経験発表会
特選 「徳島市の雨水の通年変化」 2 洲口達哉 高岡大樹
入選 「飛行機の離陸速度」 2 椢原朋子 西村ひとみ
高松成実 坂東亜紀
坂東正樹 森 規
第50回
日本学生科学賞
徳島県選考
最優秀賞
(知事賞・
中央審査出品)
「無重量」 3 吉本健志 吉本正敏
福本竜也 谷拓也
川原拓也 福家康記
「ドミノの運動」 3 今治宏紀 佐藤大輔
優秀賞
(県教育長賞)
「種子の質量と気温による発芽率の違い」 3 杜浩平
「高級アルコール系合成洗剤について」 3 東美貴  岡本理奈
「発光~ライトスティック~」 3 増田小百合 横山綾
「身近なものの殺菌力」 3 溝口佳佑 堀紘貴
「カタラーゼによる酵素実験」 3 石川貴之 兼岡良樹
吉田圭佑
「徳島市の雨水の通年変化」 2 洲口達哉 高岡大樹
入賞
(読売新聞社賞)
「血液の働き」 3 西野梨沙 森彩歌
「電池の各条件下での変化」 3 金西啓太 河村賢佑
「植物培養」 3 麻野亜耶佳 伊達えりか
吉井恵梨奈
「船はどちらに動くか」 3 白川雄三 長岡佑典
橋本佳祐 矢部慎二
米本聖哉
「クエン酸と電圧の関係-手作り電池を使って-」 3 川田知未 西雄千佳
藤原真理奈
「食品から検出されるタンパク質の性質」 3 七條友哉 高橋健介
「飛行機の離陸速度」 2 椢原朋子 西村ひとみ
高松成実 坂東亜紀
坂東正樹 森 規
全国SSH生徒研究発表会
全国SSH生徒研究発表会1全国SSH生徒研究発表会2全国SSH生徒研究発表会3全国SSH生徒研究発表会4全国SSH生徒研究発表会5
全国SSH生徒研究発表会6全国SSH生徒研究発表会7全国SSH生徒研究発表会8全国SSH生徒研究発表会9全国SSH生徒研究発表会10
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「生徒研究発表会に参加して」 谷拓也 福本竜也 吉本健志 吉本正敏

 僕たちは8月8日~10日にSSHの生徒研究発表会に参加するためにみなとみらい横浜に行ってきました。初日、ポスターを貼るために会場であるパシフィコ横浜に行き、その後中華街にいきました。
 二日目、まずオリエンテーションをするためにパシフィコ横浜の国立大ホールに入りました。国立大ホールは約5000人収容可能で国際会議も開かれるような場所なので、ホールに入るとその広さに圧倒されました。オリエンテーションでは高知大学大学院教授、高橋正征先生の講演を聴きました。高橋先生の講演の内容はSSHのあり方を問うものであり、僕たちも非常に考えさせられました。オリエンテーションが終わると、各分科会に分かれて平成16年度にSSHに指定された学校の研究発表を見ました。「三次元の万華鏡」や「極小局面」、「着床前診断と生命倫理」「光触媒ブロックによるNOX除去能力の測定」など、僕たちは物化生地数に関係なく、いろいろな分科会を見て回ったのですが、印象としてはどの学校もレベルの高い実験を行っているということでした。分科会が終わるといよいよ僕たちのポスターセッションが始まりました。僕たちの実験内容は「無重量」であり、自由落下させた箱の中の対象物を観察するというものでした。参加校の中で古典力学をテーマとして扱っていた学校はおそらく城南高校だったので、そのせいかポスターに興味を示してくれるのは大人の人が多かったです。ポスターセッション中に厳しい質問をされることもありましたが、想定の範囲内の質問だったので僕たちも自信を持って答えることができました。 三日目、この日の午前中はポスターセッションの続きがあり、午後から前日の分科会で代表に選ばれた学校の発表が国立大ホールでありました。代表に選ばれるだけのことがあり、各学校の発表はすばらしいものでした。そして前日の分科会でもそうでしたが、発表が終わった後の質疑応答の時間に非常に多くの質問がされていました。高校生がこのような場でこれだけ積極的に質問をしている姿を見たことがなかったので非常に驚きました。また、こういった発表を聴くときの観点や意識の高さの違いを感じました。
 この研究発表会で僕たちは非常によい刺激を受け、いろいろと考えさせられました。今回の研究発表会には全国から70以上のSSH指定校が集まっていたのですが、多くの学校が大学などの協力を得てレベルの高い、高校の勉強の範囲を超える内容の実験を行っていました。普通の高校生ではできない実験ができる、それはSSHの魅力の一つであると思いますが、今回の研究発表会ではそれが上すべりになっていたように思います。というのも、レベルの高い実験をした学校の中には、基本的な原理についての質問や詳しい内容を求める質問に答えられない学校が多数ありました。もちろん難しい内容を扱いながらも、詳しい考察ができていた学校もありましたが、それは一部であったように思いますし、それにやはりそんな学校は高い評価を受けていました。僕たちも最終的にはポスターセッション賞を受賞したのですが、実験テーマが比較的簡単だったことから考えると、詳しい考察ができており、メンバー全員が実験について深く理解していたことが評価されたのだと思います。
 基本事項、その実験の土台となる部分をしっかり理解しレベルの高い実験をした人の発表を聴くと、その人たちは実験をした分野または学ぶということに対して積極的な姿勢をとっているのだと思い非常によい刺激を受けましたが、逆に踏むべきステップを飛ばして実験に臨んだ人はおそらく課題研究にたいして受動的な態度をとった部分があったのではないかと思いました。前者は質の高い科学者を育てるという観点から考えるとSSHの大元である文科省にとってまさにSSHに求めている人材ということになりますが、今SSHに属している多くの高校生は主体的に、積極的にレベルの高い実験ができるというレベルには達していないように思われます。やはり理系離れを防ぎ、科学に対する興味関心を深めるという目的を持つならば、各生徒が主体的に行えるような実験、学習を段階的に行っていくべきだと思いました。

第63回 科学経験発表会
第63回 科学経験発表会1第63回 科学経験発表会2第63回 科学経験発表会3第63回 科学経験発表会4第63回 科学経験発表会5
第50回 日本学生科学賞(徳島県選考)
第50回 日本学生科学賞1第50回 日本学生科学賞2第50回 日本学生科学賞3第50回 日本学生科学賞4第50回 日本学生科学賞5

第50回 日本学生科学賞中央審査 講評

「無重量」

 無重量状態での物理現象は、重力場での現象とは異なったものになる。人工衛星の中の映像などで紹介されているが、自分で確認できない。これを近似的に観察することに挑戦した研究である。 高校生らしい研究で、好感が持てた。特に、カメラや実験装置を入れた箱の製作、回転せず安定した落下をするための工夫は、すばらしい。また、中に入れた実験は、高校生らしい内容で、評価できる。
 1.28[s]の短時間での観測なので、十分なデータは得られなかったかもしれないが、予想した現象が見られたことはうれしかったことでしょう。ロウソクの炎や、線香の煙など長時間の観察が必要なものでは思うような観察ができなかったことは仕方がない。でも、ロウソクの炎が、球形になり明るくなったことは、新たな発見であろう。
 8mの落下では、時間が短い。落下距離を長くすると衝撃が大きくなり装置が壊れてしまう。どのようにすれば、観察時間を長く出来るか。これからの課題ですね。がんばってください。

「ドミノの運動」

 ドミノが、一定の速さで倒れるのを見て、始めた研究で、精密な速さの測定がこの研究を完成させたものと、評価したい。また、数学の能力の高さも良い結果を導いてると感じた。 ドミノの間隔が 4cmの時一番速い。これは使用したブロックの時に成り立つものと思う。いろいろなブロックで、確認して見てほしい。考察の中で、「ドミノが無限に倒れていくもっとも大きな原因は、位置エネルギーを消費するからです。」とありましたが、これはどこから出たものでしょうか。条件の中で、重心の変化がありブロックに釘を取り付けていたが、形状の変化から、思うような結果が出てはいない。もし、加工が可能ならば、ブロックの横から穴を開け釘などのおもりを詰めることで、解決すると思う。
 考察全体で、力の働きが詳しく分析されているが、静力学的な感じがした。ドミノの運動は、動的なもの、倒れたブロックが次のブロックにぶつかるときの衝撃(力積)は関係ないのでしょうか。動力学的な考察も考えてみてほしい。
 ドミノ倒しは、楽しいものです。いろいろなパターンが、試されています。理論的な分析は難しいと思いますが、これからも挑戦していただきたいと思います。検討を期待しております。

 

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登録者:Web担当者 | 2010/02/17(1票)
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第50回 日本学生科学賞(徳島県選考)

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