徳島県立城南高等学校
 
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科学部

 科学部は、物理・化学・生物・地学に興味のある人を対象に活動します。実験や観察に興味のある人、一緒に活動しましょう。活動場所はそれぞれの教室です。

部活動紹介の様子

部活動紹介の様子1部活動紹介の様子2
 

活動の様子

科学部
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2019/08/09

SSH生徒研究発表会

| by:SSH-M

 8月6日から8日にかけて神戸国際展示場で開催された令和元年度SSH生徒研究発表会に科学部の生徒3名が参加しました。
 6日は移動と会場でのセッティングで次の日からの本番に備えました。7日は9時から開会行事と基調講演,10時30分よりお昼を挟んで17時までポスター発表でした。SSH校約220校が参加し,さらに海外からも10カ国23校が参加して活発な発表や交流が行われました。17時30分から講評と8日に行われる全体発表校による口頭発表の6校が選出されました。審査員の先生方の反応がよかったので期待していたのですが惜しくも口頭発表には選出されませんでした。
 8日は前日に選出された6校の口頭発表を見学しました。どの分野の生徒も堂々と自分たちの研究を発表していました。発表後の質疑についても自信を持って答えている様子から発表内容だけではない深い考察がうかがえました。午後から1時間ほどポスター発表をしてから表彰式が行われました。講評の中で「初めて見る人でもよくわかるようなポスター作り」について話があったので研究だけでなく見せ方も工夫が必要であると感じました。口頭発表には選出されませんでしたが,次点となる奨励賞(各分野1校ずつ)を受賞しました。生徒たちの研究の成果が評価されて晴れやかな気持ちで会を終えることができました。今年の経験がまた来年の生徒たちに伝えられたらいいなあと思います。
 非常に大きな大会で運営のスタッフや審査に参加された多くの方々,指導された先生方など多くの人々に支えられた大会であることを強く感じた3日間でした。皆様お世話になりました。
 
 
 
                                   
                         
             

09:41
2019/08/05

科学フェスティバルに参加して

| by:広報
 猛暑が続く8月3日(土)と4日(日)に、徳島大学理工学部にて「科学フェスティバル2019」が開催されました。今年も私たち科学部はブースを開設し、両日にわたって活動しました。石をテーマに毎年内容を変えて実施していますが、今回は「石の反応ときどき水晶」と題して実験と採集を行いました。
 眉山にはマンガンの鉱脈が走っており、山道を歩くと黒い二酸化マンガンが落ちています。これに過酸化水素水を加えると白い泡が立ちます。これは過酸化水素水が分解して酸素が発生したもので、二酸化マンガンは触媒として働いています。ろうそくの火を入れてみると明るく輝くのでわかります。また、恐竜化石が発見された前の川原には石灰岩が落ちています。主成分は炭酸カルシウムなので希塩酸をかけると発泡します。これは二酸化炭素です。その証拠に火を入れるとすぐに消えてしまいます。年齢制限なしだったので、就学前の小さい子から高校生まで多くの人が見に来てくれました。
 次に、皆さんお待ちかねの「水晶探し」です。春先に部員たちと愛媛まで行って採集してきた高温石英のお披露目です。凝灰岩が風化してできた赤土の中に、◇のような形をした水晶が含まれています。透明度が高くてやや紫色をしているのが特徴です。大きさは1~3ミリと小さいですが、まれに5ミリ以上の大物も見つかって歓声が上がりました。また、大きなメノウを見つけたお子さんもいました。
 こうして持ち時間の25分が経ち、皆さん名残惜しそうにされていました。2日間で400名以上の方にお越し頂き、盛況の内に終えることができました。来年度も機会があればまたやります。ご来場の皆さん、ありがとうございました。

 
    
    

14:10
2019/07/25

午前は補習、午後は実験

| by:広報
 梅雨が空けてすっかり青空が広がり、7月25日(木)も夏休みの補習をやっています。午後から化学実験室にこもって各自が様々な活動をしているのですが、今日は外で実験したいと誰かが言い出しました。そこで、暑いときはより暑い実験を・・・というスローガン(?)の元で、1年生が一致団結して「テルミット反応」をやってみました。
 テルミット反応とは、金属酸化物を粉砕した物にアルミ粉末を混合させて着火すると、高熱を出しながら反応して金属の単体が得られるものです。金属の種類により反応の見た目が異なり、例えば酸化銅(Ⅱ)を用いると激しくなり、酸化マンガン(Ⅳ)ならば穏やかに燃えます。今回はオーソドックスに酸化鉄(Ⅲ)を用いました。
 空き缶に混合物を入れ、マグネシウムを導火線に用いました。火が触れた瞬間、白い煙と黄色い火花が飛び散り、缶が融解して赤黒い溶岩みたいになりました。木の枝を突っ込むと燃え出したので、まだ数百℃から千度以上あるでしょう。しばらく様子を観察した後、ジョロで水をかけるとシュワシュワと音を出しながら蒸発しました。ハワイ島の溶岩みたいです。
 すっかり冷えて固まった物は、各自で記念に持って帰りました。さて、次は何をしようか。楽しい実験をたくさんしたいです。

   
   

11:02
2019/06/11

第3回科学部野外巡検in徳島

| by:広報
 模擬テストの翌日6月9日(日)、2年生4名と教員1名で阿南市水井町へ行きました。この近くの加茂谷は石灰岩の露頭が多く、海百合やフズリナなどの化石も見られます。しかし、今回の目的は化石ではなく水銀鉱物でした。
 昨年、水井町で「宮ノ前遺跡」が見つかり話題になりました。古代朱とも言われる辰砂(しんしゃ)の大きな工房跡が発掘されたのです。辰砂とは水銀鉱物の一種で、弁柄(ベンガラ)・鉛丹(えんたん)と並ぶ赤い顔料です。ここでの採掘の歴史は古く、弥生時代にはすでに辰砂を採るための工房がありました。ところが、宮ノ前遺跡の発見により歴史は4500年前まで遡りました。朱は神聖なものであり祈祷などで用いられていたそうです。最も濃くて真っ赤な色合いをしており、石臼や石杵に付着した物も見つかりました。その供給源だった場所が水井鉱山(または由岐水銀鉱山)でした。
 車を降りてすぐに登山開始です。途中までわかりやすい道でしたが、山道に入ると鉱山の方向しかわからないくらい荒れていました。急な斜面をジグザグに登ったり、横倒しになった竹林をすり抜けたり、汗をかきながら少しずつ進みました。そして、ようやく目的地にたどり着きました。石灰岩の巨大な岩壁に坑道が開いて、その前に廃棄した石の捨て場があります。私たちはそこで鉱物を探しました。キラキラした方解石の結晶が見られ、キャラメル色になっていました。小一時間くらい経った頃、ようやく赤い粒子をまばらに含む石を見つけました。辰砂です。ちょうど4つあったので、生徒全員で分けました。
 その後は周辺を探索して鉱山跡を調べたり、石灰岩の分布について知りました。帰りは行きよりも慎重に歩きました。石を担いで重くなっているからです。こうして参加者全員(教員は除く・・・?)が辰砂と方解石を持ち帰ることができました。この場所を教えて下さった地元の方々並びに採集情報を提供して頂いた徳島鉱石クラブの皆様に御礼申し上げます。
   
   
   

18:09
2019/05/28

第2回科学部野外巡検in愛媛

| by:広報
 中間テストが終わったばかりの5月25日(土)、1年生を対象に野外巡検を行いました。行き先は愛媛県四国中央市を流れる関川(せきがわ)です。ここは国内有数のざくろ石産地で有名です。「ざくろ石」とは鉄やマンガン、アルミニウムなどとケイ酸からなる鉱物で、果物の「ざくろ(石榴)」によく似た赤褐色の粒子が特徴です。透明な結晶はガーネットともいい、1月の誕生石にもなっています。そうした鉱物がたくさん見つかるのです。
 河口付近を少し観察した後、本流の中流域へ向かいました。ところが、護岸工事が大規模に行われていて川原に降りられません。やむなく支流の浦山川との合流点で鉱物採集することにしました。川原に降り立つと赤い粒子や鉱脈が至る所に見られます。それらは全てざくろ石です。おはじきくらいの小さいものから、一抱え以上ある巨岩もありました。鉄分が多い粒子は赤く、マンガンの含有量が多くなると黒くなります。他にもクロムを含んでいる緑色や宝石質の結晶も見られました。もっとも後者は小さすぎて指輪には不向きですが・・・。
 10時頃から昼過ぎまで活動しました。川を渡って向こう岸へ行ったり、橋のたもとから上流や下流へ行ったり来たりしました。おかげで全員が何らかの成果を上げられました。午後になり気温が急上昇してきました。日が強く差し込んできてすっかり真夏日です。充実した時間でしたが、終了としました。

    
    

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