徳島県立城南高等学校
 
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科学部

 科学部は、物理・化学・生物・地学に興味のある人を対象に活動します。実験や観察に興味のある人、一緒に活動しましょう。活動場所はそれぞれの教室です。

部活動紹介の様子

部活動紹介の様子1部活動紹介の様子2
 

活動の様子

科学部
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2018/07/25

H30第5回科学部野外巡検

| by:広報
 猛暑が続く7月22日(日)、愛媛県へ行きました。目的はもちろん鉱物の採集です。前回の参加者から聞いたのですが、透緑閃石(アクチノライト)は勉強を頑張れるパワーストーンらしいです。その真偽は後回しにして、アクチノライトが見つかりやすい産地を調べました。ところが、産地を公開すると大勢やって来てすぐ取り尽くされるそうで、ネット上にほとんど情報がありません。つてを頼りに産地を知っている人にコンタクトを取り、いくつか教えて頂きました。
 冷房の効いた車中から外に出ると、ものすごい熱気でした。容赦なく照りつける太陽に辟易しながらも頭に帽子やタオルをのせ、各自のリュックに2Lの飲料を入れて完全装備で出陣です!ごく浅い川の中に入ると熱気も少しは和らぎました。まず、水晶が見つかりました。ごく小さい結晶ですが透明度が高く、徳島県ではお目にかかれない物です。次に、銀白色の輝安鉱が見つかりました。組成は硫化アンチモンで、これも徳島ではほとんど産出しません。昔は活字金などに用いられましたが、今日では樹脂の強度を上げるために添加するそうです。最後にようやくアクチノライトが見つかりました。川流れ品で丸くなっており、やや薄い緑色の細かな柱状結晶がきれいです。予想以上に硬くて割るのに苦労しましたが、何とか人数分を確保できました。その後は休憩場所へ移動して、涼しい建物の中でランチを楽しみました。本当は地層や浸食の様子などの観察もしたかったのですが、今回は断念しました。
 これにて当分の間、野外活動はありません。次回は10月以降になります。生徒からまた行こう、早く行こうとうれしい突き上げをもらっております。今度はじっくりと腰を据えて、もう少し学習面に重点を置いた経験をさせたいと思っています。なお、情報を下さった方々、ありがとうございました。

    

16:44
2018/07/16

H30第4回科学部野外巡検

| by:広報
 7月14日(土)、生徒4名と教員で高知県東部へ行きました。猛暑が予想されたので、休憩と水分補給を充分とり、着替えなどを準備して車に乗り込みました。
 まず、国道55号線を走り途中の宍喰で休憩した後、室戸市街地を通ってその北の海岸線を目指しました。そこには貝殻やサンゴ、様々な漂着物などが落ちています。地元の方が何かを拾いながら散策している海岸で、それらに混ざってときどき打ち上げられている水晶を探しました。白い石英のすき間に、キラキラ光る結晶が見え隠れしています。透明な物はほとんどなく、長さ1~3cmの白い物ばかりです。稀に緑色の鉱物を包含している水晶もありました。この後は暑かったのですぐにだれてきました。休憩しながら平たい石を投げて水面での水切りを楽しみました。
 次に、安芸市の方へ移動して新生代化石を探しました。砂からなる地層には白い貝殻が露出しています。しかし、採集できる場所は少なく、結局はいつもの場所に落ち着きました。各々がスコップで貝化石を掘り出して袋に入れました。砂層が少し固かったです。やはりとても暑かったので、車の中で涼みながら交代で採取しました。ツノガイや単体サンゴなどが採れたので、成果はまずまずでした。
 最後に、室戸岬を見学して帰りました。徳島市から安芸市まで150kmもあり、片道4時間もかかりました。しかし、初めての場所に来ることができ、いろいろな体験ができて良かったです。次回があれば、もっと涼しくなってから再訪しようと思いました。

 
    
    
    
    

12:08
2018/06/18

H30第3回科学部野外巡検

| by:広報
 6月16日(土)、2年生3名と教員1名で化石の採集に行きました。場所は香川県高松市にある三豊(みとよ)層の露頭です。この産地には200万年前の新生代の化石があります。過去にはヒメバラモミの実やゴキブリの羽根などが見つかっています。実は、昨年のSSH野外活動はここで行われる予定でした。ところが、台風による大雨で増水したため、活動は中止になってしまいました。2年生にとって初訪問になります。
 期待を込めて川原へ降りて行きました。すっかり干上がった川岸に黒っぽい地層が露出しています。その粘土のような土を掘り取って、明るいところで観察しました。黒い木片のようなものが含まれていました。それらは「材化石」といって樹木の化石です。表皮や枝のような細いもの、根のようなものもありました。しかし、第一目標は果実の化石です。1時間くらい粘りましたが見つかりませんでした。
 しばらく途方に暮れていると、野外活動のときいつもお世話になっている講師の方が、ちょうど産地の下見に来られました。早速お願いしてレクチャーして頂きました。すると、そのとき取り上げた粘土の中にヒメバラモミの実が入っていました。平たく潰れた黒い実に鱗片のような構造が見られ、間違いなくそれです。こうして何とか1個だけ入手できました。ありがとうございました。
 挨拶して分かれた後、まんのう町の亜炭の産地と木戸の馬蹄石を見に行きました。特に後者では、川の中に突き出ている岩に馬蹄(ばてい=馬のひづめ)のごとく化石が群集していました。ふと足下を見ればそこにも牡蠣(カキ)の化石がありました。なお、ここは採集禁止です。
 こうして昨年からの希望を叶えることができ、満足できて終わりました。今後もこのような活動を続けたいです。なお、中段の右が「ヒメバラモミの実」です。
 
   
   
   

12:39
2018/06/12

H30第2回科学部野外巡検

| by:広報
 6月9日(土)はやや曇っていましたが勝浦郡に出かけました。主な目的は、8月の科学フェスティバルに必要な石灰岩の採取です。
 まず、勝浦町立川へ行きました。ここは四国で初めて恐竜の化石が見つかった場所で、その後も2例目が見つかっています。黒色または褐色の泥岩に含まれているので、少し立ち寄って地層を観察しました。シダなどの植物や二枚貝の化石が見られました。次に、「恐龍の里」を訪ねて流水で手洗いしたり恐竜の像を見たりしました。少し下流に戻って川原に降り、川を渡って桃色の石灰岩を拾いました。これは紅色石灰岩と称され、サンゴの化石などを含んでいます。できるだけ色の濃い石を選んで必要な分だけ採取しました。
 
    

 再び県道まで戻り、上勝町を目指しました。最初に取りかかったのは・・・昼食です。正午までまだ間がありましたが、空腹には勝てず早めのランチとなりました。上勝の正木ダムはレジャースポットの1つで、カヌーやボート漕ぎ、バス釣りなどに来る人がいます。私たちは化石と石炭を探してダム湖の周囲を回りました。ダムの西側には高鉾(たかほこ)探鉱がありました。ここで石炭をいくつか拾い、ダムを通って対岸に渡りました。道沿いの斜面から白っぽい灰色の砂岩が落ちていました。その中に化石が含まれていました。トリゴニア(三角貝)です。二枚貝のようなニッポニトリゴニアと、ミカンの房または開いたアケビの実のようなプテロトリゴニアでした。なかなかの良品です。きっちり2つに分けて持ち帰りました。
 最後にやまびこポイントを試してみました。ダム周辺にはやまびこが返ってくる場所がいくつもあってパンフで紹介されています。3人が交互に「ヤッホー!」と叫ぶと、すぐに「やっほう」とエコーが小さく返ってきました。楽しくなったのでしばらく叫んでみましたが、1往復だけでなく2往復目のエコーまで聞こえました。こうして目的の石を入手したばかりでなく、化石や石炭の採取と炭鉱の見学、やまびこなど貴重な体験ができました。
 
    

12:32
2018/05/30

H30第1回科学部野外巡検

| by:広報
 5月26日(土)、1年生4名と教員1名で愛媛県の関川(せきがわ)まで鉱物採集に行きました。朝7時半に学校を出発しました。五月病(?)を克服し、そろそろ学校にも慣れてきたのか車中では終始笑顔が見られました。10時に現地の川原に到着し、簡単なレクチャーを受けてすぐに鉱物探しです。ざくろ石やかんらん石、曹長石(そうちょうせき)、角閃石(かくせんせき)などが普通に見られ、きれいな色合いや結晶が浮き出ている石を拾いました。
 昼食後は場所を変えて、再び石拾いをしました。実地訓練のたまものか午前中よりも良い石が見つかりました。鉄電気石という黒い結晶やサイコロのような金色の黄鉄鉱、3億年前の地殻変動によりマントルから噴出したエクロジャイト、桃色の筋が走る点紋曹長石角閃石片岩などが見つかりました。また、素足になって川を渡ったところでも活動しました。
 参加者のほとんどが愛媛県初訪問だったので、それだけでも行ったかいがあります。どこを向いてもざくろ石が落ちていて、中には透明感のあるガーネットの結晶もありました。予定を延長して15時まで粘り、十分楽しんでから帰路につきました。次はどこへ行こうか、帰りの車中で早くもプランの検討が始まりました(笑)。

    
    

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