10月31日(土)と11月1日(日)に新人大会が開催されました。本校からも十数名が参加し、6校合わせて60名くらいの選手が集いました。初日はビームライフル(BR)で、2日めはAR(エアライフル)でした。また、ビームピストル(BP)も行われました。
県総体ができなかったので、これが久しぶりの本格的な大会です。みんなどのような気持ちでこれに臨んだのかわかりませんが、様々な思いが交差していたようです。互いに協力しながら準備を整え、選手が銃を持って射場(射撃場の中で銃を撃つ場所)に入り、他の者がコート(射撃するときに着る服)やズボン・シューズなどをイスにかけたりします。ペン(後で記録紙にサインするため)、目隠し板、タオル、飲料なども必要です。夏場ならばうちわを持ち込んだりしますが、今は十分涼しいので要りません。
いよいよ競技スタートです。射座(射場にて選手ごとに区分けしたスペース)でコートに身を包み、シューズのひもをキュッと結ぶにつれて少しずつ緊張感が高まります。初めは試射の時間があり、この合間にサイト(照準器)の調整を行います。これがしっかりできていないと弾が当たらないからです。そして、ようやく本射となるのです。ライフル競技は男女とも60発で、654点がフルマークです。つまり1発当たりの最高点は10.9点。しかし、そんな点数はめったに出ません。
射群(同じ時間帯に撃つ選手のグループ)が回り、次々と各自の出番が来ます。落ち着こうと思っても、それがなかなかできないのがつらいです。午後になってようやくすべての選手が撃ち終えました。その結果により上位8名がファイナル(決勝)にエントリーされます。今度は点数の良くない者から脱落していく方式になります。最後まで残れるのは1位と2位だけ。さて、勝負の行方はいかに。
2日間にわたる大会が終わりました。本校の結果は、男子総合3位と女子総合2位、BR男子団体が5位でしたが女子が2位、AR男子団体は2位で女子は優勝!また、個人ではBR女子が優勝、AR男子も優勝しました。これで全国選抜の四国ブロック予選に進むことができます。男女とも健闘しました!!お疲れ様でした。