徳島県立城南高等学校
 
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日誌

平成30年度
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2018/12/03new

平成30年度高大連携地学県外研修

| by:広報
 11月30日(金)の午後、応用数理科1年生40名と引率教員3名で、淡路島の北淡町震災記念公園へ行きました。生徒たちは事前に徳島大学の村田明広先生の講義を受けており、今回は実地での研修となりました。
 まず、車窓から線状地形(リニアメント)を観察しました。徳島ICから高速に乗りしばらく進むと、左右に鳴門市の田畑が広がっています。この辺りに断層が走っていて、北側がほんの少しだけ高くなっています。断層より北側では住宅やサツマイモ畑が多く、南側ではレンコン畑がよく見られるとのことです。淡路島に入ると西側に風力発電の風車が見えました。発電には適した風速が必要で、ときには強風によって破損することもあるそうです。
 バスに揺られて50分くらいで記念公園に到着しました。ここには1995年に発生した阪神淡路大震災で動いた野島断層が保存されています。記念館の方と村田先生から断層の説明があり、生徒たちは熱心に聞きながらメモを取っていました。圧巻は断層の断面を見られるようにした場所で、地中に隠されて見えない断層を間近で観察できました。また、断層の真上にあったメモリアルハウスを見学したり、起震装置に乗って大地震の揺れを体験しました。当時の様子を流している映像には誰もが食い入るように見つめていました。
 そこからバスで15分走って明石海峡大橋の南詰に行きました。村田先生の説明を受けながら、橋を支える主塔やアンカレッジなどを遠くから見学しました。23年前のあの日、橋の下でも断層が横滑りして主塔の距離が1m伸びました。そのときすでにケーブルが張られていたので、いくらか負荷がかかっているように思われます。また、7年前の東北大震災や3年前の熊本の震災、今年も北海道で大震災が起こったばかりで記憶に新しいです。防災には地学の専門知識が欠かせないことがわかりました。
 最後に、徳島大学の村田先生には大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。

    
    
    
    

09:54
2018/11/26new

平成30年度 第1回徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研究研修会

| by:SSH-M

 11月23日(金・祝)午後,本年度の第1回徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研究研修会が,徳島大学を会場にして開かれました。本校からは,応用数理科1年生38名が参加しました。他にも城北,徳島市立の2校からも参加があり,3校合わせて81名の高校生が集まりました。
 まず,高校生は13の班に分かれて席に着き,この日の日程等の説明を受けた後,各班ごとのグループ活動を行いました。各班には,徳島大学の学生さんにティーチングアシスタント(TA)として輪に交じっていただきました。そして,話し合いや作業がスムーズに進められるようにお手伝いをしていただきました。
 最初のテーマは「自己紹介」。他校生と班を組んでいるということで,たがいに自己紹介を行い,和やかな雰囲気づくりをしました。続いて「(数学や理科などで)興味のあることは何か?」という質問に対して,自分の意見を思いつくままに付箋紙に綴り,一定の時間内に多くの意見をたがいに出し合いました(ここまでの活動が,「ブレーンストーミング」とよばれます)。こうして提示された多くの意見について,関連性を見いだしながら,いくつかのグループに分類し,共通性などを班員どうしで検討して,最終的に班で1つの内容に絞り込み,各班ごとに発表していきました(この多くの意見を集約する手法は,「KJ法」とよばれています)。以後,「先に挙げた事柄に関して,分かっていない,あるいは解明されていないと思われるものは何か?」,「その解明されていないことをどのようにしたら明らかにできると考えるか?」という質問が順番に掲げられ,同じようにブレーンストーミングとKJ法を活用して,班で意見を集約していきました。数時間ではあったものの,生徒たちはこれらの活動を通して,研究対象の設定と現状として存在する問題点を見つけ,さまざまな情報を調査・収集・集約し,それを解決に導くための方法について検討し,的確な研究手法を選択するという一連の研究の進めていく流れを会得しました。これから生徒たちは,2月に行われる第2回研修会までに,自分たちで考えたテーマに基づいて,事前レポートや発表用資料をまとめていく作業を進めていくこととなります。
 なお,会場等のご準備や研修会全般にわたってご指導いただいた徳島大学の8名の先生方とTAとしてご協力いただいた13名の学生の皆さん,サポートとしてご参加いただいた県教育委員会ならびに県立総合教育センター5名の先生方,生徒さんを引率していただいた各高校の先生方,そして当日参加された高校生の皆さん,お疲れ様でした,そして,ありがとうございました。では,しっかりしたレポート等を携え,2月にまたお目にかかり,「大変だったけど楽しかった」と言えるような時間を一緒に過ごしましょう。

19:00
2018/11/21new

サイエンスダイアログ

| by:SSH-M

 平成30年度城南高校サイエンスダイアログを実施しました。
この事業は世界各国より日本の大学・研究機関へ滞在している優秀な若手外国人研究者に,自身の研究や出身国に関する講義を英語で受けることで世界で活躍するための科学力や視点を養う目的で毎年おこなわれています。
 今年度は地元徳島大学大学院医歯薬学研究部よりMahadi Mohammad HASAN先生を招いて講演をおこないました。出身のバングラデシュの文化や歴史,著名人の紹介やご自身が研究されている薬学のお話を写真や図を用いてご紹介いただきました。趣味の写真では徳島の各地の風景や滞在されていた京都の紹介もしてくださり,生徒たちも熱心に講演に聴き入っていました。
 こちらの手違いで講演時間が余る一幕もありましたが講義補助としてお越しいただいていた徳島大学大学院医師薬学研究部の木暮先生が丁寧に補足の説明をしてくださいました。講演後は生徒たちから多数の質問(バングラデシュのことや研究内容など)がありHASAN先生や木暮先生が温かく対応してくださり大変充実した研修になりました。HASAN先生,木暮先生大変ありがとうございました。

  
  
  
  

17:00
2018/11/12new

第38回近畿総文祭自然科学部門参加

| by:SSH-M
 第38回近畿高等学校総合文化祭徳島大会が、11月10日(土)~25日(日)の日程で「藍色の空へ羽ばたけ文化の翼」をテーマに開催されます。自然科学部門は11日(日)に文化の森総合公園(徳島県立21世紀館)に於いて、近畿1府4県で自然科学に関する研究・観察に取り組んでいる高校生20グループが研究成果を発表しました。本校からは、吉野川市鴨島町にある「江川湧水」の「異常水温」に関する先行研究から、現在の江川湧水の水温・湧水量・水位を記録し、吉野川水温に対する位相の遅れがどのようになっているのかを調査しているクループが参加し、奨励賞をいただきました。また、生徒実行委員長をはじめとして本校応用数理科2年生が、開・閉会行事および、発表の運営に携わりました。各府県で熱心に自然科学部等の活動に関わっている生徒の発表を聞き、本校参加者も大きな刺激を受け、今後の探究活動がさらに充実するものと期待しています。生徒の皆さんは、前日準備も含め2日間お疲れ様でした。


10:37
2018/11/07

107HR高大連携講座(香川大学・笠先生 第2回)

| by:SSH-M
 応用数理科1年生は6月に引き続き、11月2日(金)午後、香川大学教育学部の笠先生をお招きして、課題研究に関する高大連携授業を行いました。
 はじめに「証拠の信頼性と妥当性」についての講義があり、信頼性のある証拠、妥当性のある証拠とは何かについて、聴き手に信用してもらう証拠を示すことの重要性についてお話いただきました。
 次に、「溶けていく氷」についての演示実験を行いました。アルミ・アクリルの上に氷を置いた場合どちらが先に溶けるか仮説を立て、実験結果について考察しました。ちなみに生徒の仮説は、アルミ17・アクリル21・同時1でした。また、日常的に使用する「冷気」「冷たさ」が伝わるは科学的な用語でないことも学びました。
 最後に「あなたはよい科学者か」をテーマに科学者の倫理について考えるアクティビティを行いました。今後課題研究を進めるに当たっての意識付けができました。
 応用数理科1年生は、笠先生の高大連携講座、そして本校と徳島大学が共同開催する、課題研究のテーマ設定を主要な目的とする徳島県SSH高等学校課題研究および科学部研究研修会で学んだことを活用し、自分たちで研究班を形成し課題研究テーマや実験計画などを決めていき、3学期から課題研究を本格的にスタートさせます。

09:37
2018/11/06

「世界津波の日」2018高校生サミットin和歌山

| by:SSH-M
 10月31日(水)~11月1日(木)に和歌山県和歌山ビッグホエールにて「世界津波の日」2018高校生サミットin和歌山が開催され,応用数理科の2年生3名が参加しました。今年で3回目の開催であり,本校は2度目の参加となりました。今回は海外48か国,国内49校の参加があり,約400名の高校生が活発に議論を行いました。このサミットは,11月5日の「世界津波の日」に合わせ,日本を含む世界各国の高校生を招き,防災分野における将来のリーダーを育成するとともに,災害から世界中の人々の命を守ることを目的に開催されています。
 ※11月5日の「世界津波の日」は,津波の脅威と対策について理解と関心を深めることを目的に,2015年12月の国連総会において,日本が提唱し,我が国をはじめ142か国が共同提案を行い,全会一致で採択されたものです。この日が「世界津波の日」とされたのは,安政元年(1854年)11月5日,安政南海地震による津波が現在の和歌山県広川町を襲った際,和歌山県の先人である濱口梧陵が稲むらに火をつけ,津波から逃げ遅れた村人を高台へ導いて,多くの命を救った故事にちなんだものです。
 10月31日(水)
  午前:分科ブリーフィング  午後:開会式・記念植樹・分科会・レセプション
  分科会ではICチップなどを活用し,大切な物を津波による流出から守るアイデアを発表しました。開催前から,生徒が考えたアイデアを海外4か国国内4校で形成された分科会(グループJ)で堂々と英語で発表を行いました。他校も様々なアイデアや防災に関する取り組みについて発表を行っていました。
 11月1日(木)
  午前:分科会  午後:津波防災講演会・総会・閉会式
  分科会では昨日の発表についてディスカッションを行い,グループとしての意見をまとめました。午後からは,津波防災に関する講演会の後,分科会で出された意見をグループごとに発表を行い,その意見をまとめた,「稲むらの火 継承宣言」が採択され,閉会しました。
 世界各国から集まった高校生と交流ができ,津波防災について考える事が出来たこの2日間は大変貴重な時間となりました。本校においても,防災に関する意識を高めていけるように頑張りたいと思います。最後に,開催をしていただいた関係者の皆様,この場をお借りし御礼申し上げます。


13:52
2018/11/01

第62回日本学生科学賞徳島県審査の結果について

| by:SSH-M

 10月23日(火)徳島県立総合教育センターにて第62回日本学生科学賞徳島県審査(読売新聞社主催)が行われました。本校の「和三盆の製法に学ぶ技術と応用」が最優秀賞(知事賞)を受賞し、中央予備審査に出展します。また、その他8つの研究も受賞し、本校の課題研究の広がりと深まりを感じる結果となりました。
 全体の結果は以下のとおりです。
◇最優秀賞(知事賞) 1点 →中央予備審査へ

  「和三盆の製法に学ぶ技術と応用」

    応用数理科3年 炭田悠貴・稲垣颯太・植田初香・山西百音・吉田茜

◇優秀賞(教育長賞) 6

  「牛乳パックの廃棄時に有効な折り目の研究」

    応用数理科3年 沖野悠太朗・松尾優吾

  「破壊されにくい防波堤の研究」

    応用数理科3年 善本悠介・一宮正歩・佐竹康平・島原一翠・早瀬亮祐・土橋未優奈

  「レチノイン酸がプラナリアの頭部再生に与える影響について」

    応用数理科3年 山城梢・森菜々美・森岡莉彩・吉原莉菜

  「バドミントンのシャトルの回転が運動に及ぼす影響について」

    応用数理科3年 三浦徹太・北川拓夢・日出汐音・林勇希・福井翔輝

  「レーザー雨量計~MarkⅢ~による雨量計測」

    応用数理科3年 林里沙・藤井寧音・真木野李奈

  「ギター弦の基本振動と含まれる倍音の関係」

    応用数理科3年 才見僚・大塚航平・岡田健汰・坂田暖彦

◇入賞 2

  「波高観測機の製作」 

    応用数理科3年 四宮樹・小林円来・多田萌香・西村日那

  「光色がホウネンエビの孵化に与える影響」

    応用数理科3年 満壽利毅・藤田航輔・山口俊樹


17:21
2018/10/29

第75回科学経験発表会報告

| by:SSH-M

 10月28日(日)、徳島県教育会館にて開催された第75回科学経験発表会・高等学校の部に、現在課題研究に取り組んでいる本校の応用数理科2年生から4つの研究班が参加しました。どの班も校外での発表会は初めてでしたが、現在までの研究の成果をうまくプレゼンすることができました。今回の発表で貴重な発表経験を積むことができ、審査委員や引率の先生方から様々な質疑やアドバイスをいただくことができました。最後に鳴門教育大学の早藤先生から講評をいただきました。ご指摘いただいたのは次の4点です。
○新規研究は先行研究の内容がどこまで明らかになっているのか?
○研究の動機と自ら取り組む仮説の設定は妥当か?(実施期間内に解決可能か?)
○目的(課題)を達成するための妥当な方法が設定されているか?
○グラフ及び表の表現に仕方が適切か?
 最後に「結論を急がないで、現状の事実から言い切れる内容を大事に研究を進めて欲しい。結果から新たに導き出される仮説の妥当性を高めながら、研究を進めて欲しい。」とエールをいただきました。ぜひ今後の研究や発表会に生かしていきたいと思います。
【発表会の結果】
特選/最優秀賞 「紫外可視分光光度計の改良と可搬性を持った分光機器製作」
特選 「江川湧水について」
   「グラスハープの振動数の変化」
入選 「文化の森総合公園における地表性甲虫の種類と分布」


14:12
2018/10/11

小学生対象理科実験教室の報告

| by:SSH-M
 10月8日(月)体育の日,13時~16時30分に本校3~4F理科棟及び目的ホール,エレベータホールにて,今年で6回目となる「小学生対象理科実験教室」を開催しました。
 今年度は,3連休の最終日に実施したところ、徳島市内とその周辺から過去最高の参加者数となる小学校333名を含む674名がご来校され,保護者や幼児の皆さんも含めて実験教室にご参加くださいました。
 応用数理科1年生全員で13のブースを展開し,来校してくださった小学生(と弟や妹さんの幼児)の皆さんに様々なテーマで理科に親しんでいただきました。今年で3年目となるラリーポイントもおこない,楽しんでいただけたと思います。また,運営した生徒も楽しんでブース運営ができ、大変忙しい3時間で疲れも出ましたが、来年もやってみたいと言っておりました。
 予想以上の方が来校され,多くの待ち時間を要したブースもでき,終了時間を延長するなど,ご迷惑をおかけしましたが,来年もお越しいただいた皆さんにもっと楽しんでいただけるよう、工夫していきたいと思います。ご来校いただいた皆様、本当にありがとうございました。

16:52
2018/09/28

SSH研究成果発表会開催

| by:SSH-M

 9月22日(土)12:20~16:30、本校大会議室および多目的ホールにて、本校応用数理科120名を含む約200名が参加のもとSSH研究成果発表会が開催されました。主な内容は以下のとおりです。
(1)実践及び成果報告(SSH事務局)
   SSHアメリカ研修報告(口頭:参加生徒代表)
(2)生徒課題研究口頭発表(3年生:物化生地分野計4件)
(3)2年生課題研究ショートショートプレゼンテーション(13件)
(4)生徒課題研究ポスター発表(3年生:11件)
   生徒課題研究ポスター中間発表(2年生:13件)
 SSHアメリカ研修ポスター発表(参加生徒代表2グループ)
(5)指導講評(参加者による協議・意見交換など)

 SSH研究成果発表会では、応用数理科3年生が課題研究の最終発表、2年生が課題研究の中間発表をおこない、1年生は今後の研究に生かすため参加しました。また本校SSH運営指導委員の先生方、徳島県教育委員会や徳島県立総合教育センターの方々、県内中学高校教育関係者、県内中学生・高校生、応用数理科生徒保護者、本校普通科の参加希望生徒および保護者も対象として幅広く案内し、生徒の司会・運営でSSHの取り組みについて発表しました。今年度は特に中学生の参加が多く、本日の発表会が進路選択の参考になったことと思います。
 本校応用数理科の生徒にとっては、研究発表の方法や、発表会運営について貴重な経験となりました。保護者の方々や中学生の皆さんに自分たちの取組を紹介する好機ともなりました。3年生は高校での口頭・ポスター発表を行うのはこれが最後となります。この経験が今後に活かされることを期待します。
 また、ご指導の先生方や参加された方々からは、生徒の課題研究(特に2年生の中間発表に対して)や本校のSSH事業全般について、様々なご質問、ご意見やご助言を賜りました。いただいたご意見・ご助言は今後の課題研究やSSH事業にぜひ活かしていきたいと思います。お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。




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