徳島県立城南高等学校
 
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応用数理科

平成31年度
12
2019/08/02new

J-LINKツアーin関西(応用数理科1年生)

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 応用数理科1年生は、8月2日(金)に神戸ポートアイランドでの県外研修を行いました。
☆甲南大学フロンティアサイエンス学部生命化学科
 甲南大学ポートアイランドキャンパスでは、生命科学科の西方敬人教授より「見てみよう・持って帰ろう自分の細胞」をテーマに
150分の演習(実験)をしていただきました。最初に実験に臨む姿勢に指摘を受けたことで、長い時間でしたが生徒は集中して実験に
取り組むことができました。5人の学部生TAの皆さんにも個別指導をしていただき、ほとんどの生徒が、自分の口腔粘膜上皮細胞
をとり、染色し固定することに成功しました。また、染色を待つ時間を用いて、5グループに分かれて、施設等の案内もしていただき
ました。ご指導くださった西方先生を初め、お世話をいただいた学生や事務室の皆さんに、この場をお借りして厚く御礼申し上げま
す。



☆理化学研究所生命機能科学研究センター(BDR)
 生命機能科学センターは、生命システム研究センター・多細胞システム形成研究センター・ライフサイエンス技術基盤研究センタ
ーを前進とする昨年4月に発足した理研の新しいセンターです。生命科学に関する最先端研究を行っており、様々な研究分野の研究
者が国内外から集まっています。事前に「セントラルドグマ」及び「幹細胞」についてのレポートと2つ以上の質問の事前提出が義
務付けられており、事前研修をして研修に臨みました。
 初めに、サイエンス・コミュニケーターの高橋さんから、理研全体の説明があり、続いてBDRの説明がありました。次に、事前学
習してきた「セントラルドグマ」と「幹細胞」についてのお話があり、「ES細胞」「iPS細胞」に関するお話やBDRの最新の研究成
果の紹介、事前にお送りした質問内容への回答をいただきました。その後、展示室と模擬実験室に会場を移し、2つの班に分かれて
見学させていただきました。生命科学や医学に興味関心をかき立てられる研修ができました。


☆理化学研究所 計算科学研究機構(スーパーコンピュータ京)
 有名なスーパーコンピュータ「京」を運用している施設です。研究棟の5,6階の間にある階段状の見学者ホールに移動し、説明
を受けました。「京」が今月末で共用を終了し、後継機の名称がスーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」に決定したことから始ま
り、建物の耐震構造、計算科学研究機構の役割、スパコンが何に利用されるのか、「京」でどんな研究が行われているかといったお
話がありました。ご説明の後、正面スクリーンが上がると、864台筐体がずらっと並んだ「京」本体が姿を現しました。有名な施設
を目の当たりにして、みんな興奮気味でした。「京」本体やステータスを示すモニター画面を見ながら質疑応答が行われ、生徒から
活発な質問が続いたことが印象的でした。その後1階の常設展示スペースに移動し、出発まで熱心に展示物を見学しました。



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2019/07/30new

第43回全国高等学校総合文化祭自然科学部門に参加して

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 令和元年7月27日(土)~29日(火)、佐賀県で開催された総文祭に生徒2名が参加しました。4月までの校内選抜の結果、本大会には地学部門に「江川湧水の異常水温と水位との関係」を発表することになりました。江川湧水は日本の名水百選にも選ばれており、吉野川の伏流水が湧き出したものです。本流の水温と比較すると、5~6ヶ月遅れて水温が変化します。ところが、近年このズレの期間が短くなっているということが言われ出したので、それを調べてみました。
    

 初日は5時40分の始発便で現地へ向かい、受付終了間際の11時40分に到着しました。早々と夕立の洗礼を受け、衣服を濡らしながらも会場の佐賀大学に走り込みました。開会式の後、13時から発表が始まりました。私たちの発表はこの日の最後です。それまでは他校の発表を聞いたり、自分たちの発表の練習をしました。想定される質問に対して回答を考えたり、説明をわかりやすくするため文言を変えたりしました。そして5時間が経過しました。18時が過ぎてようやく出番です。当初は少し緊張していましたが、声を出しているうちにだんだん度胸がついてきて、終わったときにはすっかり落ち着いていました。結論から言えば、ズレの期間は従来と変わらず5ヶ月以上でした。審査員の方から、長期にわたって欠かさず記録したことを評価して頂きました。
    

 次の日は午前中にポスター発表を見学し、午後から各地へ巡検に出向きました。私たちは九州シンクロトロン光研究センターと中富くすり博物館を訪ねました。スプリング8より小型ですが、県の機関であり産業に直結するような研究がなされていました。また、くすり博物館では置き薬の説明や原料などについて説明がありました。ゴキブリみたいな昆虫や動物の頭蓋骨も使われているそうで、実物を見てしまうとちょっと飲めないかもしれないと思いました。
    

 最終日はニホニウム発見にまつわる講演会と生徒交流会、表彰式と閉会式がありました。ビスマスと亜鉛の原子を衝突させ毎日実験を繰り返すと、90日くらいでニホニウムが2個見つかりました。ところが、審査の基準を満たすには3個が必要で、それを見つけるのに300日もかかったそうです。大変面白い話でした。また、他校生と協力してお題目の問題を解いたり、活動の様子など様々な情報交換を楽しみました。13時に全ての日程が終了し、再び6時間以上かけて徳島に帰りました。残念ながら入賞できませんでしたが、高校生活においてとても貴重な体験ができました。
    

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2019/07/29new

高校生向け「組換えDNA実験講習会」に参加してきました!

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日 時 令和元年725日(木)・26日(金)
場 所 徳島大学蔵本キャンパス 先端酵素学研究所

 本校の2年生1名が参加してきました。応募者多数で抽選で参加が決まった1名です。
講習会ではDNAの基本的な知識から遺伝子組み換え技術に関する講義を聴いた後、実際に2つの実験に取り組みました。
 実験1では大腸菌にプラミスドを用いて,GFP遺伝子やアンピシリン耐性遺伝子を組み込むことでうまく遺伝子が導入されたかを
確認する方法を学びました。紫外線を照射し,緑色に光る大腸菌が確認されると実験室に「うわーっ!」という歓声が響いたのが
印象的でした。

 実験2では自分の頭髪からとったDNAMCT118という遺伝子領域をPCRを用いて増幅させ,電気泳動することで個人の違いを
確認する手法を学びました。なかなかうまく結果が出ず,多くの生徒が残念がっていました。

 考察の時間は遺伝子が組換えられた大腸菌を選別する仕組みを考察し,プラスミドに組み込まれた遺伝子の働きをしっかり
考えました。また実験2がうまくいかなかったことについて,考えられる原因を考察しました。実験でうまくいかなかった原因を考える
ことが,次の実験に生かされるという大切なことも学びました。

 2日間を通して,遺伝子組換えの知識や基本的なスキルを身につけることができ,充実した時間を過ごすことができました。
この場をお借りして,実験を指導していただいた徳島大学の方々にお礼を申し上げます。

 








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2019/07/25new

「科学への誘い」地学分野に参加しました。

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 7月24日水曜日の18:00~21:00、徳島県立総合教育センターで実施された科学への誘い『太陽系と恒星の世界を探究してみよう!』に応用数理科1年生1名が参加しました。講義①では「宇宙に用いられる単位について~宇宙の広がり」を学び、アクティビティとして700億分の1スケールの太陽系を廊下に再現し、光速の100倍の速さの旅を体感しました。講義②では「天体観測入門」として、望遠鏡の仕組みと使い方について学びました。観測会では雲が多くほぼ星が見えない状況でしたが、3Fテラスにおいて、実際に10cm屈折望遠鏡を調整し、地上の物体を望遠鏡の視野内に入れる体験をしました。その後5F天体観測室に移動し、20cm屈折望遠鏡での天体観測に臨みました。時折雲間から現れる木星や4大衛星をなんとか観測でき、参加した生徒からは歓喜の声が上がっていました。講義をいただきました秋山先生、ご準備いただきました総合教育センターの方々に、この場を借りて御礼申し上げます。
 
 

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2019/07/21new

「科学への誘い」に行ってきました

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2019年7月20日(土) 徳島県立総合教育センターで開催された「科学への誘い」に,本校より応用数理科2年生の2名が,参加してきました。
この日は午前に物理分野,午後に化学分野の2講座が行われました。

【午前:物理分野】「光の性質を体験してみよう!」 
 担当:徳島大学 理工学部 講師  久田 旭彦 先生

 ☆講座の概要について説明を受けた後,まずはプリズムを用いて,光の色調(波長)の違いによる屈折のしかたの違いについて,照射する
  光の色や角度を変えながら,検証しました。


 ☆簡易分光器を組み立て,窓から指す太陽光,蛍光灯の光,白熱電球の光,LED電球の光を,それぞれ観察しました。その後に,
  光源によるスペクトルの違いについて検証しました。



 ☆吸水性ポリマーを膨潤させて作った球状のゲルを,透明の容器に入れた水中に沈め容器の側面から観察すると,ゲルの姿が見えなくなる
  現象を基に,屈折について参加者で考えてみました。



【午後:化学分野】「スプーンに含まれる銅を調査してみよう!」
 担当:徳島県立総合教育センター 学校経営支援課 研究支援担当 班長  平田 義明 先生

 ☆どこの家庭にもあるスプーンについて,それがどのような材料からつくられているのかを知るために,用意された3本のスプーンに対して,
  1本ずつ磁石を近づけてみました。その中で,1本だけくっついたものがありました。金属製スプーンは材料として,「ステンレス」,
  「洋白」,「銀」がよく知られているそうです。すなわち,磁石についたものは,鉄を主成分とする合金の「ステンレス」製であることが
  分かりました。


 ☆あとの2本は,「洋白」製のものと,「洋白」製のものの表面を銀でめっきしたものでした。「洋白」とは,銅を主成分とする合金で,
  「洋銀」や「ニッケルシルバー」の別名でもよばれます。日常では,500円硬貨として見かけることができます。この後は,調製済みの
  スプーンを削り取った金属粉の溶液を用いて,スプーンに使われていた洋白中の銅を定量する一連の操作を,実際に行ってみました。


(下の写真は,原子吸光分析装置を操作しているところです。)


午前・午後ともに,同じ実験台で他校の生徒さんとお互いに協力しながら,作業を進めていくことを通して,少しですが交流することもできました。
また,参加した生徒たちは,9月に行われる「科学への誘いーadvancedー」にも参加したいという気持ちで,総合教育センターを後にしました。
最後に,
企画・運営に携わっていただいた多くの先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。
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2019/07/16

園瀬川総合科学調査

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 本年度は梅雨空が続き実施が危ぶまれましたが、7月16日(火)の午後に応用数理科1年生によって園瀬川総合科学調査が実施できました。園瀬川総合科学調査はSSHに指定された平成15年度より実施されており、「上流」「中流」「下流」に分かれて調査が継続されています。主な調査内容は「流速」「透明度調査」「パックテスト」「水生昆虫の採取」です。水生昆虫については、水量が多い時期が続きやや少ない状況でしたが、参加した生徒は、科学調査の基本を学ぶことができました。これらの体験が今後の探究活動につながることを期待します。

【上流】


【中流】


【下流】




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2019/06/28

ある日の授業で化学実験

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 応用数理科では、学校の授業においても多くの実験や実習をしています。課題研究など自分たちが興味のあることだけを学ぶのではなく、将来研究者として活躍するためにも様々な経験を積むことも大切なのです。物理・化学・生物・地学といった垣根を取り払い、関心の薄い分野にも関わってみました。
 今日は理数化学の授業を使って、モール法を用いた塩分濃度の測定です。塩化銀とクロム酸銀の溶解度の違いを利用した滴定法で、高校では余り行われていません。しかし、中和滴定に慣れている生徒にとってはたやすいものでした。試料として吉野川河口で採取した水を用いました。海水は3.5%くらいですが、淡水の混じった汽水域では濃度が低くなるはずです。結果は各班とも2.2~2.6%の範囲になりました。妥当な数値だと思われます。
 今後も機会があればこうした実験を行い、生徒の意欲と関心を引き出し、研究者としての人材を育成したいです。

 
   
   

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2019/06/27

高大連携事業 徳島文理大学薬学部訪問

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 6月25日(火)の午後、高大連携事業の一環として徳島文理大学薬学部を訪問しました。薬学体験実験ということで、薬品分析学研究室の田中好幸先生を中心として6名のスタッフの方にご指導いただきました。
 まず、大学の講義さながらに実験の基本原理の説明を受け、実験計画の立案と化合物の同定を行いました。シンプルに色や臭いなどからある程度の目安を付けることができました。次は、試料を持って7階に上がり核磁気共鳴(NMR)を用いた測定をしました。強い磁場を用いてスペクトルを測り、その結果を分析しました。分裂したシグナルや積分による面積から、化合物の構造決定ができました。
 高等学校では絶対にできない実験ばかりで、参加生徒は貴重な体験ができました。スタッフの皆様に感謝いたします。

  
   
   
   

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2019/06/25

高大連携事業 徳島大学理工学部社会基盤デザインシステムコース訪問

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高大連携事業 徳島大学理工学部社会基盤デザインコース訪問

 6月25日(火)午後,ASの授業で2週連続となる高大連携事業を実施しました。物理科学選択者を中心に19名が今回は社会基盤デザインコースを訪問しました。最初に地盤系実験室,コンクリート実験室,水理実験室の各施設を見学しました。遠心力で経年変化を観察する施設やコンクリート破砕実験やダムを模した実験装置など大がかりな実験装置は高校では見ることができないものばかりで生徒たちは興味深く説明に聞き入っていました。建設棟に移動してからは理工学部小川先生から「社会基盤としての建築のあり方」というタイトルで社会基盤デザインコースで何を学ぶかを産業構造の変化や建設業のあり方など様々な角度から説明を受けました。最後の懇談会では講義をしてくれた小川宏樹教授,武藤裕則学科長をはじめ本校卒業生でもある中野晋教授,広報として案内してくれた河口洋一准教授が防災や環境の観点から様々なお話をしてくれました。東北の高校生の取り組みも紹介され,社会基盤デザインがいろいろと関わっていることがよくわかりました。
 2週続けて連携事業を実施してくださった徳島大学の皆様どうもありがとうございました。


  
  
  
  

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2019/06/22

令和元年度 「化学グランプリ」講習会

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.日時   令和元年6月22日() 午前10時から午後4時

.場所   徳島大学総合科学部3号館1階スタジオ

.日程等

  10:00~10:30    高校化学1             (総合教育センター 平田義明 班長)
    酸塩基指示薬を用いた「化学ショー“魔法の色水”」の演示とその内容について解説




   
10:40~12:00    物理化学                 (鳴門教育大学教授 武田 清 先生)
      昨年度の化学グランプリ大問2(物理化学分野)の解説



   13:00~14:10    高校化学2             (総合教育センター 平田義明 班長)
     生徒実験
「胃薬に含まれる炭酸水素ナトリウムを定量してみよう!」



   14:20~15:40    有機化学                 (徳島大学教授 三好德和 先生)
     昨年度の化学グランプリ大問4(有機化学分野)の解説



   15:50~16:00    アンケート記入・解散


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