徳島県立城南高等学校
 
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応用数理科

令和2年度
12
2020/11/25new

新聞社のインタビュー逆取材

| by:広報
 日本学生科学賞の徳島県大会で知事賞を受賞した仲野君を、読売新聞社の方が取材に来られました。そこで、これ幸いとばかりに記者の方の了解を得て取材風景を撮らせて頂きました。研究のタイトルは「海部刀の原料はどこから来たか」でした。
 鎌倉時代末期の頃に、徳島県南部の海部川周辺では海部刀という刀剣がつくられていました。しかし、その原料となる砂鉄がどこから来たのかはっきりとわかっていません。地元で採れた物なのか、たたら製鉄で有名な奥出雲なのか、波平(なみのひら)という刀剣の流れを汲むので薩摩半島や種子島なのか。それらの産地より砂鉄を採取し、さらに玉鋼や刀剣の一部も入手して、走査型電子顕微鏡で分析しました。その研究が評価されて今回の受賞につながりました。
 放課後に化学室で取材がおこなわれました。研究内容だけでなく動機や苦労したこと、実際に砂鉄を採るやり方も披露して2時間近くかかりました。本人はとくに緊張することもなく、終始いつもの雰囲気ではきはき回答していました。残念ながら今回は中央審査を突破することができませんでしたが、良い経験になったと思います。読売新聞社徳島支社の方々にも大変お世話になりました。


16:37
2020/10/28

Science Introduction第3回基礎実験(107HR)

| by:SSH-M

 1016日(金)~11月6日(金)の4週にかけて107HRScienceIntroductionSI)の第回基礎実験を行っています。今回も生徒たちは物理・化学・生物・地学の各分野10人ずつで実験を行います。基礎実験については今回が最後となります。各科目3回の基礎実験で得た技術を糧に今後の課題研究に向かいます。各科目の実験内容は以下の通りです。

 

【物理分野】ポリプロピレンシートの加工面と摩擦係数の関係を求めよう。
 ニュートンばねばかりを使って、ポリプロピレンシートの凹凸有り面と凹凸無し面での最大摩擦力を測定し、静摩擦係数を求めます。凹凸有り面での摩擦が小さいことに生徒たちは驚いたようです。物理用語の「あらい面」「なめらかな面」という表現についても考えてみました。

 

【化学分野】“ヨウ素”は何色?
 ヨウ素液は褐色に見えます。これは、ヨウ素自体はほとんど水にとけないのですが、水にとけやすくなるように処理をして水溶液にすると、褐色の溶液となります。では、ヨウ素自体は褐色なのでしょうか?今回の実験では、市販の希ヨードチンキを水で薄めた溶液からヘキサンによってヨウ素を抽出してみました。また、ヨウ化カリウムを市販の酸素系漂白剤と反応させてヨウ素を作り、その溶液からも、ヘキサン抽出を行い、ヨードチンキから抽出できたものと比較しました。ヨウ素のヘキサン溶液の色を確認しました。

【生物分野】体細胞分裂の観察と分裂にかかる時間の考察
タマネギの根端を用いて体細胞分裂の観察を行いました。染色や押しつぶしの技能を磨くとともに,各分裂期の細胞を見つけ出し,個数を数えました。各時期の細胞数から分裂にかかる時間について考察することができていました。高倍率での顕微鏡のピントの合わせ方も上達し,分裂期での染色体の様子も詳細に観察できていました。

【地学分野】太陽定数の測定を通して地表に降り注ぐ太陽放射エネルギーについて考えよう。
 地球から1億5000万km離れている太陽は中心で行われている水素の核融合反応によって現在も莫大なエネルギーを放出しています。今回は簡易日射計を用いて、容器内の水を太陽のエネルギーで温め、地表付近での太陽放射エネルギーを計算しました。


 

 

 

 

 



22:56
2020/10/25

課題研究中間発表Ⅱ実施報告

| by:SSH-M

1021日(水)57限の3コマ通しで、応用数理科2年生の課題研究中間発表Ⅱが行われました。今年度はコロナ禍の影響を受け、課題研究のスタートが大きく遅れましたが、各研究グループとも課外時間も活用し研究をすすめ、現時点での研究成果を発表しました。発表会には校長先生、理科教員、英語科教員、「探究」担当教員の他、ALTTravis先生にもご参加いただきました。まだまだデータ分析や考察の面では不十分な点もありますが、お互いの研究についての情報共有をおこない、先生方からアドバイスをいただきました。最後に参加された先生方全員からご講評をいただき、発表会は終了しました。4か月後の最終発表会に向け、今回いただいた質問やアドバイス活用し、研究が深まることを期待します。


21:58
2020/10/05

中学生対象理科実験教室(オンライン)開催

| by:SSH-M
 10月4日(日)午後、県内12中学校から22名の参加をいただき、中学生対象理科実験教室(オンライン)を開催いたしました。例年は、4月に対面での実験教室を実施しておりましたが、今年度はコロナ禍の影響もあり、初めてオンラインでの開催となります。学校長あいさつ・学校紹介に引き続き、事前に各家庭に送付した実験キットを用いて3つの実験を行いました。今回の共通テーマは「波動」です。
 実験①は「ストロー笛で音階を作ろう」です。高校で学習する波動の基礎知識を学んだ後、閉管ストロー笛を鳴らし、その振動数を「FFTwave」(フーリエ解析ソフト)で解析します。最後に一つのストロー笛で連続音階を再現できる「ストロンボーン」を作製しました。
 実験②は「分光を製作して虹を観察してみよう」です。「光の三原色」「色の三原色」、光の分散より白色光が七色に分けられることを学びました。最後に「簡易分光器」を制作し、身近な光にどのような色が含まれているかを観察しました。
 実験③は「偏光顕微鏡による岩石薄片の観察」です。偏光のしくみを学んだ後、塩化ビニルシートにセロハンテープを貼ったものを岩石薄片に見立て、2枚の偏光板で挟み光を観察しました。偏光顕微鏡で岩石が特定できる仕組みを理解しました。
 指導に当たったのは本校科学部1・2年生17名です。おのおのに工夫を凝らした説明に挑戦し、本校生徒にとっても大変有意義な時間を過ごすことができました。尚、本日指導に当たった生徒の中には、昨年・一昨年の中学生対象実験教室に参加した生徒が含まれています。今回参加してくれた中学生の中から、本校の興味を持ち入学してくれる方がいればうれしく思います。




22:34
2020/10/05

Science Introduction第2回基礎実験(107HR)

| by:SSH-M

 第1回基礎実験に引き続き、916日(金)~109日(金)の4週にかけて107HRScience IntroductionSI)の第2回基礎実験を行っています。今回も生徒たちは物理・化学・生物・地学の各分野10人ずつで実験を行います。実験スキルや考察も1回目より成長が見られます。以下は各分野の内容です。

【物理分野】電流を変化させて電池の起電力を測定しよう。
 すべり抵抗器を調整し、電流の値と電圧の関係を測定します。実験から新しい電池と古い電池の特性に気づき、その原因についての考察を深めます。色々なデータを測定できるサイエンスキャプチャーの使用方法も学び、データのまとめ方においては実験ノートの取り方を意識させ,グラフ作成にも取り組みました。


【化学分野】試験管となかよくなろう!
 今回は、試験官の使い方を学びました。液体を入れて振り混ぜるときの適切な量、固体を水に溶解させるときの試験官の振り方、ガスバーナー点火の手順も含め、ガスバーナーによる試験管の内容物の加熱、試験管ばさみの正しい使用法を順に学習しました。てきぱきとできた班については、試験管の洗い方についても学びました。ガラス器具を適切に使用できることは、化学実験においてとても大事なことです。

 

 

 【生物分野】 カタラーゼの反応から,酵素の働きを考えよう。
 生体触媒と無機触媒の違いや酸・塩基を加えたときの反応の違いなど,条件を変えることで酵素の性質について考えました。さらに,「~の可能性を否定するためにはどのような実験を追加すればよいか?」といった考察を行いました。考察を通して,自分で実験を準備する際の注意点や条件を整える際に考えるべきことなど,課題研究を行う時に気をつけなければならないことに気付いたようです。ぜひ,その気付きを課題研究に活かしてもらいたいです。

 

 

【地学分野】火山灰に含まれる鉱物を観察して火山の性質を考察しよう

 今回は固体地球科学分野です。火山灰の堆積した地層は地層の対比において重要な手がかりとなる「鍵層」となります。さらに、火山灰に含まれる鉱物を調べることによって、その火山灰を噴出した火山の形やマグマの粘性(粘り気)などを知ることができます。今回観察した火山灰はどのような火山から噴出したものなのか双眼実体顕微鏡を用いて観察し、考察してもらいました。

 

 



12:34
2020/10/02

応用数理科1年生

| by:SSH-M

今年も応用数理科1年生は、夏期休業中に自由研究を行いました。

新型コロナウイルスの影響で、非常に短かった夏休み…それでも生徒たちは、それぞれの疑問と向き合って調べてくれました。

自由研究の内容はパワーポイントのスライドにし、スライドを貼ったポスターを作成し、まずは文化祭で発表しました。例年は2年生の課題研究と同じように掲示する形でしたが、今年の1年生はポスター発表の形にしました。緊張したり、深く質問されて戸惑ったりしたところもあったようですが、研究の成果を一生懸命発表してくれました。

9月11日(金)の午後3時間をつかって、パワーポイントスライドによるプレゼンテーションも行いました。文化祭での発表を踏まえてさらに改良を重ねるなど、研究内容だけでなく、人に伝えるということを意識した、多くを学ぶことができた発表となりまし
た。









18:47
2020/08/25

園瀬川総合科学調査

| by:SSH-M

8月21()の午後に応用数理科1年生によって園瀬川総合科学調査を実施しました。園瀬川総合科学調査はSSHに指定された平成15年度より実施されており、「上流」「中流」「下流」に分かれての科学調査が継続されています。本年度はコロナ禍の影響を受け、例年より1ヶ月あまり遅れての調査です。主な調査内容は「流速」「透明度調査」「パックテスト」「水生昆虫の採取」です。連日の猛暑日で流量も少なく、例年とは少し違った結果となりました。各地点の水温は30℃を超えており、上流では多くの水生昆虫を観察することができました。また川辺にススキが生い茂るなど、季節の経過も感じました。参加した生徒は、科学調査の基本を学ぶことができ、これらの体験が今後の探究活動につながることを期待します。


【上流】


【中流】




【下流】


 

 

 

 

 


17:27
2020/08/17

SSH 生徒研究発表会2次審査

| by:部活動顧問
  3年生応用数理科生徒の「塩素系漂白剤とDHHBの反応と染色への応用を目指して」
をテーマに研究を進めてきたグループが、SSH 生徒研究発表会1次審査を通過し、
8月17日(月)11時15分から2次審査に臨みました。

 1次審査はポスター発表の動画と、要旨による審査でした。
 2次審査は質疑応答形式で20分間行われ、zoomを用いたリモート形式で実施
されました。

 生徒たちは、研究過程での試行錯誤などについて詳しく説明したり、専門の先生方
から研究内容についての鋭い質問に考えを巡らせて答えをひねり出しました。また、
今後の研究についての具体的なアドバイスをいただき、感銘を受けていました。
質疑応答終了後も、担当教員とともに質問内容に浮いて振り返り、考えたり反省した
りしました。

 最終審査へ進めるのは全国で6校だけという非常に狭き門なので結果は分かりま
せんが、2次審査で十分に力が発揮できたことは生徒も自分たちの成長が実感できた
経験になったと思います。
 新型コロナウィルスの影響で、3月から思うように研究ができなかったり、研究を
発表する場がなくて、生徒たちもつらい思いをしてきましたが、今回このように、
努力を発表できる場をいただけたことに感謝していました。また、徳島大学の先生方
に協力していただき、ここまで研究が深められたことにもあらためて感謝をして
いました。

 今後、研究者として活躍していくうえで、必要になってくる、考え方や評価の
方法を具体的に学べた素晴らしい機会となりました。


13:20
2020/07/23

7月22日SEⅢ?

| by:SSH-M

7月22日(水)7時間目
 宇山先生のC英の時間に「タマゴ・ドロップ」の授業を行いました。(授業ジャックは307HRだけでなく窓際の3年理系にも及んだのではないかと心配しております。関係の皆様ご迷惑をおかけしました。)
 2週間かけて各班工夫をした作品を製作してきました。(いったいいつ作ったんだろうと担任が思うほど当初と形が変わっていました。この人たち先週テスト勉強本当にしたのでしょうか…?)渡り廊下の(それもよりによって最も高い)角から静かに落下させていきました。結局12班中5つの作品が無事卵を生還させました。(写真は映えを意識して割れたものを使用していますが…。)
 最も衝撃に強かったのは割り箸で大きな箱形を作って真ん中にタマゴを設置したものでした。(昔の18型カラーテレビくらいの体積がありました。)最も早く完成した寺内先生の作品は風にあおられてあえなく横向きに転落して割れてしまいました。(この日最も生徒たちから歓声が上がりました。さすがに盛り上げますね寺内先生!)
 最後にマット先生から賞品が配られました。生徒たちは大喜びで掃除も積極的に行いました。天気も良くて空からタマゴが降ってくるのにふさわしい一日だったかもしれません。(ちょっともったいないなあ…と思ったので担任はうちに帰って卵を焼いて食べたのでした。)しかし生徒たちの発想って豊かだなあ…といつも感心してしまいます.この経験も今後の活動に生かしていってほしいです。
    
    

08:03
2020/07/11

7月10日SEⅢ

| by:SSH-M

 本日のSEⅢの授業は「タマゴ・ドロップ」の授業です。簡単に言うと用意された割り箸,ストロー,たこ糸,グルーガンなどを用いて生卵を落としても割れない装置を製作するものです。
 実際に卵を落とすのは期末考査が終わった次の週なので再来週ですが,生徒は目を輝かせて装置の製作に取り組んでいました。昨年のこの授業では多くの班が新聞紙を用いてパラシュート型の装置を製作して卵を割らないことに成功していましたが,今年は使えるものの中に新聞紙が含まれていませんでした。(マット先生もしかして悔しかったのでしょうか…?)そういうこともあって今回の作品はどれも似た形のものがないように感じます。この1時間ではとても製作しきれないので,実際に落とすまでにいろいろなことを試すことになると思います。
 今年は何個の卵が無事生還するでしょう?本番の結果をお楽しみに。
09:07
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