徳島県立城南高等学校
 
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応用数理科

令和2年度
123
2021/02/26

207HR課題研究最終発表会実施

| by:SSH-M
 2月24日(水)の午後、207HRの課題研究最終発表会を開催しました。今年度はコロナ禍の影響を受け、校外の多くの発表会が中止となりましたが、校内においては例年を上回る5回の発表会を実施しました。今回がその最終の発表会となります。2月中はほとんどの研究グループが居残り実験を続け、なんとか1年間の取組の報告をすることができました。スライド作りやプレゼンの技術ではかなりの成長が見られます。しかし、研究期間が例年より短かったこともあり、考察部分に十分でない班が多いように感じます。今回いただいた指導・助言を参考に、3月21日の県合同発表会や来年度の県外での発表会、また論文作りに取り組み、研究がまとめられることを期待します。

14:19
2021/02/26

第2回徳島県SSH高等学校課題研究および科学部研究研修会開催

| by:SSH-M

日時 2021219日(金)16:2019:20
場所 城南高校(ホスト),徳島大学,城北高校,徳島市立高校,富岡西高校

 本校SSHではミッションの一つとして「地域における科学の中核校」を掲げており、その一環として徳島県の課題研究のレベル向上を図るべく、徳島大学理工学部の全面的なご協力と、徳島県立総合教育センターや徳島県教育委員会のご助力を得て「徳島県SSH高等学校課題研究および科学部研究研修会」を実施しております。
 今年度は、城南高校をホストにオンライン形式での開催となりました。県下4校より43グループ158名の参加があったため、6ブースを開設し、各研究グループが2回発表できる形態を取りました、3ブースは徳島大学の先生方から指導・助言をいただける会場、残り3ブースは参加した学校間での質疑や交流の会場を設定しました。また、事前に課題研究計画書を作成して徳島大学に送付したものについて、コメントやアドバイスを記入した用紙をいただくことができました。
 全てのグループが、大学の先生方から専門性の高いアドバイスいただくことができました。また、県教委・県総合教育センター皆様、引率教員・参加生徒も各班発表の質疑に参加し、おかげさまで非常に活発な研修会となりました。今回いただいたアドバイスを今後の課題研究に是非生かしていきます。
 ご協力いただきました徳島大学の先生方・学生さん、県教委・県総合教育センターの皆様、各校でブースのお手伝いをいただきました先生方に心から感謝申し上げます。




10:47
2021/02/15

J-Linkツアー第2回天体観測会

| by:広報
 2月12日(金)の夕方から夜にかけて、令和2年度第2回天体観測会を実施しました。この日は雨天の予報が出ていて開催が危ぶまれましたが、日頃の行いが良いせいか何とか実施できました。阿南市科学センターに到着して全体写真を撮った後、天文館1Fを見学しました。50kg超の隕鉄に磁石をくっつけたり、惑星の解説を読んだりしました。
 準備が整ったので、奥の部屋でスライドショーを見ました。ハレー彗星やアジアの皆既日食の観測、オーストラリア星紀行などです。ストリートビューで場所を選定するなどの苦労話や深夜の移動途中でカンガルーとぶつかりそうになったこと、高さ2mを超える蟻塚やハエの群れに難儀したことなど、1時間にわたってどれも面白い内容ばかりでした。
 3Fの観測所に上がりました。今回はまだドームが閉まっていましたが、スイッチ1つで大きな音とともにスライドして夜空と向き合いました。雲が多かったので比較的空いている部分を狙って望遠鏡を向けました。双子座のカストル、おおいぬ座のシリウス、牡牛座のアルデバラン、ぎょしゃ座のカペラなどの1等星がきれかったです。続いてエスキモー星雲やオリオン大星雲などを見ました。特に、前回も見えたM37散開星団を望遠鏡越しでスマホによる撮影に成功しました。また、M45プレアデス星団(和名すばる)を撮影した人もいました。おそらく一生の思い出になるでしょう。
 コロナの影響で楽しみにしていた修学旅行やアメリカ研修などがすべて中止になりました。また、フェスティバルや理科実験教室なども延期や規模縮小の憂き目に遭いました。応用数理科の生徒たちから「僕たちはイベントに飢えている。」との話を聞き、急遽これらのイベントを企画・実施したところ多くの人が参加しました。次年度もどうなるかわかりませんが、今後もこういった行事を続けていこうと思います。


10:42
2021/02/12

J-Linkツアー第1回天体観測会

| by:広報
 2月10日(水)の夕方から夜にかけて、令和2年度第1回天体観測会を実施しました。この日は良い具合に晴れ渡り、気温も余り下がらずコンディションは良好でした。玄関に集合して体温を測り、指先をアルコール消毒してバスに乗り込みました。
 学校から40分くらいで阿南市科学センターに到着です。ここには四国最大の口径を持つ望遠鏡があり、肉眼で見えない天体も観測できます。1階の各コーナーを見学した後、奥の部屋でセンター職員の方に星に関する講演をして頂きました。毎年のように南半球のオーストラリアに行かれて、南天のすべての星々(サザンオールスターズ)を順に撮影されているそうです。日本では見られない大マゼラン雲という星雲を見たときの感動や、エアーズロックでの一コマなど貴重な体験談を大変興味を持って聴いていました。
 続いて本日のメインイベントの観測会です。天文館3Fにあるドームへ上がりました。日が沈んで空が大分暗くなっていました。ドームはすでに開けられて113cm反射望遠鏡の真っ白な鏡筒が鎮座していました。最初に見たのは天王星でした。大気にメタンを多く含み、赤色光を吸収して他の光を反射するため青から緑色に見えます。また、火星は酸化鉄の土壌が広がるため赤っぽく見えました。他にも、新星爆発するかもしれないと言われているベテルギウスやリゲルなどの1等星、M42オリオン星雲やM37散開星団などしばらく星の世界を旅することができました。
 第2回は2月12日(金)に実施しました。そちらもご覧下さい。

   

10:51
2021/01/28

207HR課題研究英語発表会実施

| by:SSH-M
 応用数理科2年生は、127日(水)の午後にScience EnglishⅡの一環として、英語による課題研究の中間発表会を実施しました。時間的に厳しい中ではありましたが、英語科・理科の先生方やTravis先生にご指導をいただき、放課後の時間を活用しながら12班全てが英語発表にこぎ着けました。どの班もよく頑張ったと思います。当日は2年生「探究」発表会との並行実施であり、校長先生をはじめ、他教科の先生方や四国大学の先生にもご参観いただくことができました。終了後は、各先生から研究や発表についてのアドバイスをいただき、1ヶ月後の最終発表会に向け、実験や発表会の準備に取り組んでいきます。なお、SEⅡの授業は、課題研究の進展と平行して、英語論文の作成にあたります。

08:59
2021/01/21

地学室の標本と野外活動のススメ

| by:広報
 理科の準備室には多くの機械や器具、書籍やDVDなどの資料、薬品や標本などが保管されています。計画的に購入したり片付けたりしていますが、古くなって使用に耐えられない物は適正に処分しています。また、自分たちで個々に収集することもあります。
 地学準備室及び地学実習室には、岩石・鉱物・化石などの標本が数多く展示されています。旧校舎から引き継がれた物が多く、大部分は購入品ですが歴代の地学の教員や生徒たちが集めてきた物もあります。産地を見てみると、北海道の夕張や新潟の間瀬(まぜ)、関東の箱根や三宅島、富士山、九州の霧島や桜島まで行ってきたことがわかります。変成岩や火山岩が多く、石の隙間に沸石(ふっせき)という鉱物が含まれていたり、水晶や柘榴(ざくろ)石も見られます。
 また、地元産の鉱物や化石も多数保存されています。徳島県内には有名な化石産地があります。勝浦町立川のシダ植物や上勝町正木のトリゴニア、鳴門から上板にかけて走る和泉層群のアンモナイトなどです。特に、阿南や木沢の石灰岩層から産出したフズリナやウミユリの化石が多かったです。鉱物については四国内がほとんどで、愛媛県の関川や銅山川、高知県の室戸岬や大川村、香川県の津田や金山、そして徳島県の眉山や高越山などが見られました。柘榴石やかんらん石、アクチノライトやルチル、紅レン石など地元を代表する鉱物が多く、個人で採集した物を興味関心のある生徒に配布することもあります。
 最近の生徒は野外活動の経験が乏しく、フィールドワークのノウハウを知らない人が増えました。生物の生態や地域の地質調査などの学術調査は、学問の進展にとり必要な活動であり、文献やネットだけでは決して理解できません。例えば、命を守る防災活動については、崩れやすい地形や地質、噴火や津波による被害の予測などは現地を直接見てみないとわからないことが多いです。もちろん地学の知識も必要です。
 今回の整理により標本箱がいくつか空きました。今後は県内を中心にまだ所蔵していない石の産地を巡りたいと思います。また、野外活動であれば3密状態をある程度防ぐことができます。自然の事物の観察や採集をしながら、皆さんもフィールドワークの経験を積んでみませんか。

   
   

10:52
2020/12/28

107HR高大連携授業実施

| by:SSH-M
 応用数理科1年生は、1218日(金)午後、香川大学教育学部の笠先生からオンラインで、課題研究に関する高大連携授業を受けました。まだ課題研究に着手していない1年生のため、「変数(variables)」をテーマに、「変数とは何か」(変数を見つけ、複数の変数間の関連性を考えるアクティビティ)、「公正なテストを計画する」(気柱が発する音について、何をどのように調べるか実験計画を立て、実験を行うアクティビティ)など、「アクティブラーニング」のお手本となる授業で、生徒は楽しみながら思考と理解を深め、参加していた教員にも大いに参考となる内容でした。
 応用数理科1年生は、笠先生に教わったことなどを参考に、今年度中には各自で課題研究のテーマや目的などを決定し、3学期~2年次にかけて課題研究に取り組んでいくことになります。


10:01
2020/12/02

第1回SSH高等学校課題研究及び科学部研究研修会(オンライン)開催

| by:SSH-M
日時 20201124日(土)16:3019:30
場所 城南高校をホストに各校に配信

 本校SSHのミッションの一つとして「地域における科学の中核校」を掲げており、その一環として徳島県の課題研究のレベル向上を図るべく、徳島大学理工学部の全面的なご協力と、徳島県立総合教育センターや徳島県教育委員会のご助力を得て、毎年「徳島県SSH高等学校課題研究及び科学部研究研修会」を実施しております。例年は徳島大学で対面での研修会を行っていましたが、今年はコロナ禍の影響もあり、本校をホストに各校に配信する形で実施しました。本校を含め、4校から156名の生徒参加があり、各校とも数名の教員が指導に当たりました。各校で6から8班のグループをつくり、「研究テーマの選び方と研究のすすめ方」について、ブレーンストーミングとKJ法によってアイデアをまとめていくという手法を体験的に学びました。研修は3つのパートに分かれ、当該科目(数学・物理・化学・生物・地学)で興味があること、分かっていない解明されていないと思われること、どのようにしたら調べる(明らかにする)ことができるかいう各テーマについて班ごとに活発な話し合いが行われました。この研修をきっかけとして、12月・1月に各校で課題研究のテーマ決めと班編制および研究の進め方について考えていきます。
 なお2月中旬予定の第2回研修では、各校各研究班で課題研究テーマ・仮説・研究方法・予想される結果などをまとめ、事前提出レポート1枚とオンラインで5分程度のプレゼンにまとめて発表し、大学の先生方からアドバイスをいただくという内容で行う予定です。第1回に参加できなかった学校も参加可能です。この企画が本校だけでなく、県内高校の課題研究の向上に少しでも役立てば幸いです。


10:35
2020/11/30

応用数理科1年生 地学分野現地研修

| by:SSH-M
 11月27日(金)の午後、応用数理科1年生40名と引率教員4名で、淡路島の北淡町震災記念公園へ行きました。生徒たちは先週、徳島大学の村田明広先生の講義を受けており、今回は現地での研修となりました。
 今年度は新型コロナウイルス感染防止策として、ソーシャルディスタンスを確保するためバス2台で向かいました。さらに、マスクの着用、生徒間の距離をとっての見学、保存館への入退出時にアルコールによる手指消毒の徹底を行いました。
 現地に向かう車中から線状地形(リニアメント)を観察しました。徳島ICから高速に乗りしばらく進むと、左右に鳴門市の田畑が広がっています。この辺りに断層が走っていて、北側がほんの少しだけ高くなっています。断層より北側では住宅やサツマイモ畑が多く、南側ではレンコン畑がよく見られるとのことです。
 バスに揺られて50分くらいで記念公園に到着しました。ここには1995年に発生した阪神淡路大震災で動いた野島断層が保存されています。記念館の方と村田先生から断層の説明があり、生徒たちは熱心に聞きながらメモを取っていました。圧巻は断層の断面を見られるようにした場所で、地中に隠されて見えない断層を間近で観察できました。また、断層の真上にあったメモリアルハウスを見学したり、起震装置に乗って大地震の揺れを体験しました。
 そこからバスで15分ほど走って明石海峡大橋の南詰に行きました。村田先生の説明を受けながら、橋を支える主塔やアンカレッジなどを遠くから見学しました。当時建設中の橋の真下でも断層が横滑りし、主塔間の距離が1m伸びたおかげで橋の長さは最終的に1m長くなったそうです。
 徳島県も今後30年以内に70%の確率で南海地震の被害に遭うと予測されています。防災には地学の専門知識が必要不可欠と感じました。今後も知識を増やさなければいけないと痛切に感じました。
 最後に、徳島大学の村田先生には大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。


10:00
2020/11/25

新聞社のインタビュー逆取材

| by:広報
 日本学生科学賞の徳島県大会で知事賞を受賞した仲野君を、読売新聞社の方が取材に来られました。そこで、これ幸いとばかりに記者の方の了解を得て取材風景を撮らせて頂きました。研究のタイトルは「海部刀の原料はどこから来たか」でした。
 鎌倉時代末期の頃に、徳島県南部の海部川周辺では海部刀という刀剣がつくられていました。しかし、その原料となる砂鉄がどこから来たのかはっきりとわかっていません。地元で採れた物なのか、たたら製鉄で有名な奥出雲なのか、波平(なみのひら)という刀剣の流れを汲むので薩摩半島や種子島なのか。それらの産地より砂鉄を採取し、さらに玉鋼や刀剣の一部も入手して、走査型電子顕微鏡で分析しました。その研究が評価されて今回の受賞につながりました。
 放課後に化学室で取材がおこなわれました。研究内容だけでなく動機や苦労したこと、実際に砂鉄を採るやり方も披露して2時間近くかかりました。本人はとくに緊張することもなく、終始いつもの雰囲気ではきはき回答していました。残念ながら今回は中央審査を突破することができませんでしたが、良い経験になったと思います。読売新聞社徳島支社の方々にも大変お世話になりました。


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